マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。今回はWAVE13からスネークトルーパーです。その名の通りスネークマン軍団の雑兵で、意外と面白い歴史があります。早速見ていくことにしましょう。
MASTERS OF THE UNIVERSE / ORIGINS |
MATTEL |
SNAKE TROOPER |
2023 |
【パッケージ】スネークトルーパーはスネークマン軍団の雑兵という位置づけですが、元ネタは初代MOTU展開の最終年である1988年に企画され未発売に終わった幻の商品。2019年に『クラシックス』というアレンジシリーズで拾われ初商品化になったのですが、今回のオリジンでは幻の当時品を彷彿とさせる姿でリリースされました。まさにファン待望のアイテムです。
【フロント&リア】漆黒の鎧をまとったヘビ男というなかなかクールなデザインですが、実はエビルホード軍のホールドトルーパーのボディにラットラーの頭部を組み合わせた商品です(実は足も異なりますが)。当時品も既存商品の寄せ集めリデコということで企画されたんでしょうか。
ところでこの組み合わせで商品を作ると、頭部はスネークマン軍団なのにボディはエビルホード軍ということになってしまいます(両軍は別組織で仲が悪い)。そのためかどうかはわかりませんが、キャラ設定では両軍が歩み寄って、エビルホードの科学技術でスネークマン兵をサイボーグ化したということになっています。
【アップ】赤かったラットラーの頭部を、より一般的な緑色にリペイント。頭部が上向きになっちゃっているのが面白いです。胸部にはデカデカとエビルホードのマークが。
【可動】実は普通のフィギュアと比べて手足が長いトルーパー型。なのでアクションがそれなりにキマります。このスネークトルーパーはデフォルトで頭部が上を向いているため、こういうポーズがさらに似合いますね。
【付属品】手持ち武器として杖が付属。ホールドトルーパーにも付いていたエビルホード軍の武器です。ただの杖のようでいて、細かいモンスター風の模様が入っています。
さらに、キングヒスに付いていたスネークシールドの赤リぺが付属。まさにスネークマンとエビルホードのハイブリッドです。
アクションいろいろ。ホールドトルーパーの時もそうでしたが、デザインがカッコ良すぎてザコキャラにしておくのは惜しいくらいです。
ギミックの紹介です。スネークトルーパーの胸にあるエビルホードのマーク。これがボタンになっていまして、丸い部分を押し込んでやると…
パカっという感じで胴体が前後に割れます。やっぱりホールドトルーパーについていたギミックで、ダメージ表現というわけですね。ボディにこのギミックが仕込まれているおかげで手足の長い独自のスタイルになっているんでしょうね。
ホールドトルーパーと比較。シルバーとブラックの対比がとても素晴らしい。足に違うパーツが使われているのがわかるかと思います。
武器を構えて。
「ものども!かかれぇ~いッ!!」
囲まれるヒーマン!!
だが…
「弱点はわかっているんだ!てやぁッ!!」
「せいやーッ!!」
ぱかっ
「イヤン」
(ホールドトルーパーの時もやったネタですw)
MOTUオリジンズからスネークトルーパーでした。ギミックも健在でスタイルもカッコ良く、ザコ敵ながら高級感のある良フィギュアです。できれば複数体そろえたいところですが…まあそこは予算とご相談でどうぞ。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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