トランスフォーマースタジオシリーズ SS-116 ノア・ディアス エクセルスーツ レビュー

さて今回は1月発売組からSSノア・ディアスエクセルスーツの紹介です。いつもとはひと味違う人間キャラの商品化。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES

TAKARATOMY / HASBRO

NOAH DIAZ EXO-SUIT

2024

【パッケージ】「ビースト覚醒」の人間主人公。病気の弟の治療費のため仕事を探していましたが、なかなかうまくいかず車泥棒をすることになり、ミラージュを盗もうとしてしまいます。そのことがきっかけでオートボットたちと出会い、やがて地球をユニクロンから救う戦いに参加することになりました。
物語終盤でノアの身を守り力尽きたミラージュが最後の力でトランスフォームしたのがこのエクセルスーツ。つまりこのアイテムはミラージュのパーツをまとった最終バトルでのノアの姿というわけです。

【ロボットモード】フライトユニット無しの状態から始めましょう。ご覧のとおり、スーツをまとった人間の姿での商品化で、トランスフォーマーというよりは完全にアクションフィギュアといった趣です。ただ、体型は少しディフォルメがかかっていますね。

【アップ】カーロボットっぽく胸にウィンドウがあるのは劇中デザイン通り。ただヘルメットのバイザーのラインは何でしょうね。寂しいから付けたのかな？

【可動】各関節はボールジョイントになっており、なかなかよく動きます。まさにアクションフィギュア感覚！

頭部は真上を向くことが可能。

さらに腰はこんなにのけぞることができます。

ちなみにサイズは3.75インチと比べるとこのくらいです。

付属品の前に、右手はブレード状になっています。劇中でも使っていました。

ズシャーッ！！

【付属品】武器としてブラスターが付属。いつもの手が変形した感じの武器で、左手に被せるように持たせます。

もちろんファイヤーエフェクト対応。

そしてこちらがフライトユニットです。え？フライトユニット？映画では影も形も無かった装備品がなぜか付属です。ノアだけでは寂しくて付けたのか、それともコンセプトとかには存在したのか…。
ちょっとモヤっとするアイテムだったのですが、このたび国内版のパッケージに誰も知らなかった新たな設定が加えられ話題となりました。それは…

物語の後日談で、ノアの再就職先からもらったものなんだとか。へぇ！なんだかそれだけですごく魅力的に見えてくるから不思議w。というか、言われてみればノアのエクセルスーツってG.I.ジョー1作目のバトルスーツを彷彿とさせますよね。関係ないでしょうけど。

【ロボットモード】というわけであらためてフライトユニット装備状態で。これはネット上でよく言われているのですが、バイザーのY字ラインのせいでG2サイバージェットっぽくなります。

【可動】フライトユニットはバックパックとして装着するだけなので、特に可動を妨げたりはしません。

ウィングはたたむこともできます。

フライトユニットの機首部分にブラスターを付けることも可能。

当然飛行ポーズが映えます。劇中ではユニットは無かったかわりに、ジェット噴射でダッシュしてましたね。

【ビークルモード】ジェット機に変形。やっぱりTF商品だから変形するためのフライトユニットなんでしょうか。

機首にはブラスターを取り付けます。

テラーコンを一掃だー！

【変形】裏面を見ていただければ一目瞭然。直立してフライトユニットを伸ばせば完成です。

レディ…

ゴー！！

ザコどもを蹴散らして…

「勝負だスカージ！！」

「おのれチョコマカと…！！」

「どこを見ているッ！？」
「ぐはっ！！」

「トドメだぁーッ！！」

「人間をナメるなよ…！！」

ちなみにフライトユニットにはノアの時には使わない5ミリピンがあり、こうやってTFの武器にしたり…

バックパックとしても活躍してくれます。

こんなシーンもあったような…スケールを合わせて遊ぶには、ノアは少し大きすぎですね。

そしてこちらはバディとの共闘！矛盾があるのは許してくださいませw

「あのさぁ…そろそろパーツ返してくんない？」

TF世界にちゃんと質量保存の法則があればこうなったハズだ！

SSノア・ディアスエクセルスーツでした。人間のノアが商品化…？と最初は戸惑いましたが、小さなボディに抜群のプレイバリューを秘めています。遊んでみて評価が180度変わるタイプですね。ノアとしてもいいし違う人間キャラとしてもいいし、工夫次第で世界が広がりますよ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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