ビーストウォーズアゲイン BWVS-05大絶叫の対決 レビュー #ラットル編 feat.KDラットトラップほか

TFジェネレーションズ系
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さて今回はビーストウォーズアゲインシリーズ第5弾『大絶叫の対決』からラットルを紹介しようと思います。12月発売予定だったのが約1ヶ月延期になりようやく手元に届きました。同型のKD及びWFCラットトラップ等もついでにどうぞ。それでは早速見ていくことにしましょう。

BEAST WARS AGAIN
TRANSFORMERS KINGDOM
TRANSFORMERS WAR FOR
CYBERTRON TRILOGY
TAKARATOMY / HASBRO
RATTRAP
2024 / 2021
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ビーストウォーズアゲインBWVS-05 大絶叫の対決(2024)

【パッケージ】タカラトミーの気合いがビシビシ伝わる豪華パッケージ。ダンボールボックスの上のスリーブにはシブイ感じのラットルvsテラザウラーのイラストが。

ダンボールのフタを開けるとまるで当時品のオモチャのような雰囲気のカバー台紙が。リバーシブル仕様になっていて、裏返すとちょっと大人な感じにできます。

紙の付属品としてカードも入っています。これもやはり裏表で懐かしい雰囲気の面と大人な雰囲気の面に。

【ロボットモード】コンボイ率いるサイバトロンチームの一員。お調子者のコミカルキャラですが、これは日本語版の脚色が多少入っており、本当は皮肉屋の歴戦の戦士だったりします。ネズミというモチーフを反映してか、潜入や破壊工作が得意。

【アップ】小さめのコアクラスなので限界はありますが、それなりによくできた造形。アゲイン版はネズミのガワに少し暗めのグレー、ロボの茶色にはややメタリックなライトブラウンが使われています。

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キングダム KD-02ラットトラップ(RATTRAP)(2021)

【ロボットモード】この型で一番最初にリリースされたのがこのキングダム(KD)版。小さめキャラということでコアクラスが選ばれました。リメイクとしては2014年のジェネレーションズ(国内ではレジェンズ)版に続いて2回目となります。なおカラーは後から比べてみると明るめの成形色が使われていますね。

【アップ】ラットトラップといえば脳みそデザインの頭部がインパクト大ですよね。シルバー塗装がさらに気持ち悪いです。また口の中をよく見るとちゃんと前歯が造形されていて、塗装までされているのが芸コマ!

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WFCトリロジー WFC-19ラットトラップ(オプティマスプライマルwithラットトラップ)(RATTRAP)(2021)

【ロボットモード】Netflixアニメに合わせて展開されたWFCトリロジーでは、オプティマスプライマルとの2パックでリリース。WFCのボイジャークラスはバトルパックと題して基本3パックで展開されましたが、オプティマスプライマルだけ例外となりました。

【アップ】成形色はかなり濃いめのカラーが選ばれ、シブい雰囲気。それ以外にKD版との違いはほぼありません。

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詳細レビュー

左からKD、アゲイン、WFC。成形色はKDが1番明るくてWFCが1番暗いです。その他基本的な塗装は3体とも同じですが、やはりアゲイン版が肩や手首、つま先などに追加塗装があって豪華。どれかひとつと言われればアゲイン版となるでしょうね。

【可動】小さめコアクラスのため各関節はボールジョイントが多用されており、基本的に可動は良好です。ただ、肩がボディではなく背面のパネルから伸びているという独特の構造のため、ポーズによっては不自然に見えてしまうことも。

【付属品】手持ちの武器としてブラスターが付属。コアクラスなので3ミリピンで持たせるようになっています。また3体とも成形色が違うだけで全く同じ仕様です。

「撃つべし!」
ファイヤーエフェクトにも対応。

造形は結構シャープで細かいです。

「撃つべし撃つべし!!」
ブラスターをお借りして2丁拳銃。

使わない時は背中にマウントしておくことができます。

【ビーストモード】ネズミに変形。上からアゲイン、KD、WFC。かなりリアルなネズミになっていますね。おなかやおしりのところにロボパーツがはみ出ております。

上のアゲイン版は、ヒゲが追加でペイントされているのが最大の特徴。また、目の中のハイライト(白いドット)もありません。

3匹の並び。微妙なカラーリングの違いです。ちなみに肉眼だともう少しわかりやすいです。

可動は後ろ脚が動かせるくらいで、あとは固定。その後ろ脚もジョイントを外して無理やり動かしてるんですけどね。

ブラスターは後ろ脚の付け根に取り付けします。旧玩具ではボディに内蔵できるのが良いところだったんですが、このサイズだと仕方ないかもしれません。

ブラスターを2つ使えば…ネズミが空を飛んだー!!

【変形】旧玩具(フリップチェンジャー)を彷彿とさせる動きで基本的には簡単。ただ、昔のビーストウォーズ玩具によくあったあちこちのボールジョイントをぐるぐるしてパーツの向きを合わせる系の変形で、個人的にはなんか面倒くさいです。

獣人モード。

ちなみにWFC版はこんな感じのセットです。

チュウチュウ…

チュー!!!

「あのー…それで、ネズミの出番は…」

イェーイ!!

KDラットトラップ型でした。コアクラスなので密度が若干劣るのは仕方ないとして、それなりによくできたアイテムです。なお3種類のうちどれがいいかというとやっぱりアゲイン版なんですが、劇的に変化しているというほどでもありませんので、KDや WFC版でも十分だと思いますよ。

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おまけ:レジェンズ LG-EX ラットル(2016)

【ロボットモード】KD版以前にデラックスクラスでリメイクされたラットル。海外ではジェネレーションズのスリリング30期に、国内ではレジェンズでリリースされました。なお僕が持っているのは「トランスフォーマーFES2016」限定のEX版となります。

【アップ】KD版より大きいデラックスクラスなので、造形はかなりシャープで凝っています。またネズミのガワがボリュームたっぷりに作られているのがおわかりでしょうか。顔が埋もれてしまうほどです。

【可動】見た目はバッチリのLG版ですが、可動はさすがに最近のものより劣ります。ラットルは脚部については十分ですが、ヒジは写真くらいの曲げが限界。

【付属品】大小2種類のブラスターが付属。なぜかクリア成形。当たり前ですがシージより前のアイテムなのでファイヤーエフェクトには未対応です。

2種類のブラスターは合体させることが可能。これは旧玩具へのオマージュでしょうね。

左腕のフタをパカっと開けると、中から何やら物体が。劇中でも使っていたバクダンだそうです。

頭部はクリアパーツでできており、脳みそだけ未塗装。なので後ろから光を当ててやると、頭だけがピカー!

【ビーストモード】ネズミに変形。KD版とはまた違ったリアリティがあります。特に大きさがちょうどリアルなネズミなんですよね…。

口は開閉が可能。ところで歯がネズミっぽくないキバになっているのがこの型の特徴。これ何でだろ?

ネズミモードで直立できるのがLG版の良いところ。劇中でもよくこんなふうに立ってたので嬉しい仕様です。ちなみに武器類はおなかの中に収納してあります。

この型のシッポには針金が入っており、多少形を変えることができます。

【変形】旧玩具のパーツ配置を踏襲しつつ新しいことを試みている意欲的な変形。ネズミの後ろ脚を変形させてロボ脚にするところなんかはお見事。必見です。

アゲイン版と。この2種類に関してはどちらも一長一短で甲乙つけ難いんですよね。ラットルに何を求めるか…によってくると思います。

プライマルと並べるとこんな感じ。ちゃんと小さいので、個人的は許容範囲ですね。

苦手な人には苦痛な並び…。

はーいわかったわかった、ひとつしかないんだから落ち着いてー!

最後にわらわらさせてラットル特集でした。繰り返しになりますが、KD型もLG型もそれぞれ方向性が違っていて悩ましいんですよね。もし迷ったら両方行っちゃってくださいませ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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