マスターズオブユニバース・オリジンズ ゾダック レビュー

MOTUオリジンズ
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 マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。今回はWAVE3からゾダックの紹介です。MOTU元年である1982年にリリースされた最初の8体のうちの1体。実は正義でも悪でもないという変わったキャラクターです。早速見ていくことにしましょう。

MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
 米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。

・販売2020年
・英名MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS ZODAC

【パッケージ】善悪に属せず、両者のバランスを保つ存在。見た目によらず強大なパワーを持っています。ところが1982年のオリジナルトイの説明では「彼は邪悪な力で正義のヒーローを攻撃する」と書いてあったそうで、キャラの立ち位置の混乱が見られました。キャッチコピーである「コズミックエンフォーサー」の訳が悩むところですが、エンフォーサーには「執行者」や「用心棒」といった意味があるようです。

【フロント&リア】これまたキン肉マンに出てきそうな妙に既視感のあるデザイン。宇宙のバランスを保つほどの強大な力を持っているような強キャラ感は、正直無いような気が…w。それもそのはず、本来は宇宙のバウンティハンターとしてデザインされたんだそうです。背中に生えている毛や腕のヒレ、モンスターチックな足など、やっぱりどちらかというとヴィラン想定で作られたんじゃないかなぁ。

【アップ】メカニカルで独特なマスク顔。チェストアーマーも含めて全体的にSF寄りのデザインです。「剣と魔法とSF」のMOTUの世界観を最初期から体現していたキャラなんですね。

【可動】オーソドックスな素体のため、アクション範囲はシリーズ標準。オリジナルトイより動くとはいえ、全体的に動きは固めです。

【付属品】銃がひとつ付属。ちょっと愛嬌のあるレトロチックな銃ですが、宇宙の均衡を保つゾダックの強力な武器です。初期のバウンティハンター設定の名残でしょうね。なおこのフィギュアはオーソドックスなアクションフィギュアで、特別なギミックはありません。

 ゾダックのスペルは「ZODAC」と「ZODAK」でブレがあります。2002年リメイクで黒人のキャラクターであると再定義され、BLACKの意味も込めて「ZODAK」に統一されましたが、今回はクラシックトイに倣って「ZODAC」表記になったようです。なお実は後年の『MOTUクラシックス』というフィギュアシリーズでは「ZODAC」と「ZODAK」が両方リリースされ、両者が別人であることが示唆されました。ややこしいなぁw。

 よくマシーンの椅子に座って描かれるゾダック。なんかちょうどいい椅子がありましたよ…。

4コマ劇場『バランスを保つ者』

THE END

 You Tube公式チャンネルより、”Golden Disks of Knowledge”。中立というよりはやっぱりヒーマンたちに近しいゾダックの立ち位置が見られます。

 ゾダックでした。特にギミックも無く、見た目も地味。キャラクターを楽しむフィギュアですね。皆さんもこのゾダックで宇宙のバランスと平和を守りましょう!というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

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