トランスフォーマービースト覚醒 覚醒オプティマスプライマル レビュー

ビースト覚醒
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まだ見てないからネタバレありませんw。さあ映画『ビースト覚醒』公開まで約半月となり、関連アイテムも続々登場です。今回はタカラトミーが国内向けにリリースしたオリジナル商品、その名も「覚醒オプティマスプライマル」を紹介。サイズもギミックもまさにフラグシップアイテムです。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS RISE OF THE BEASTS – HASBRO
 トランスフォーマー実写映画『ビースト覚醒』のトイライン。映画公開に合わせて2023年から展開。本格的なフィギュアはスタジオシリーズがあるため、全体的に低年齢層を意識した設計となっている。スタンダードなコアフィギュア、ビーストが武器やアーマーに変形し連動遊びができるビーストアライアンスなどサブライン多数。

・販売2023年
・英名TRANSFORMERS RISE OF THE BEASTS KAKUSEI OPTIMUS PRIMAL

【パッケージ】オプティマスプライマルは和名コンボイ。アニメ『ビーストウォーズ』では正義のマクシマル(和名:サイバトロン)の部隊リーダーで、プレダコン(和名:デストロン)を追ってタイムワープし、太古の地球に降り立って戦いを繰り広げました。当然、正義感にあふれた真面目な性格です。コミカルに脚色された翻訳版でもふざけた演出は少なめでした。
ところでこちらの「覚醒オプティマスプライマル」は、映画公開に合わせタカラトミーが国内独自にリリースしたフラグシップアイテム。映画やアニメなどメディア展開があるときにはしばしばこのような商品を出すことがあります。他のアイテムとの比率は考慮しない大型サイズで、キッズやTFビギナーなど幅広いユーザーに訴求するようなギミックを多数装備。映画を見てとりあえずひとつオモチャを買うならコレ!という出来になっています。

コストカットやエコの面から近年は削減傾向のプラパッケージ。タカラトミーの主力商品である本商品には、そのプラパッケージが贅沢に採用されています。

【ロボットモード】プライマルらしいゴリラ体型がベースのスタイル。劇中に近い姿としてはメインラインのボイジャークラスオプティマスプライマルがありましたが、概ね同じデザインですね。カラーリングは黒基調で差別化されています。

【アップ】予告を見ているだけなのであまり劇中イメージは湧かないのですが、平べったくてちょっとヘンな顔ですね。実写化にあたって、あえて王道から崩したデザインにしているのでしょうか。このあたりは映画を見た後だとまた印象が変わるかもしれません。

【可動】国内独自アイテムですが、概ね近年のTF可動に準じています。標準よりは上ですが、驚くほど動くということはありません。変形アイテムで幅広い年齢層を狙った商品のため、動きすぎるとかえっていじりづらくなるという理由ももしかしたらあるでしょう。なお重いボディを支えるため脚部はクリック関節が使われています。

手は人差し指とそれ以外が独立して動き、それぞれ関節が2つあるという豪華仕様。これだけで結構な表情付けができると思います。

【ギミック】先にフェイスチェンジギミックを紹介しちゃいます。今までもTF商品に採用されたことがある仕組みで、顔パーツをガバッと上にあげてクルッと回転させて…

元に戻せばできあがり!

マスクオープン状態がこちら。アニメでもおなじみ割れたマスクから口が見えている独特のスタイルです。ここまで元のスタイルに寄せてきたということは、昔アニメを見ていたファンを取り込む気満々ということでしょうねw。

こちらは内蔵武器のプラズマキャノン。前腕内側のボタンを押すことでパシャっと気持ち良く飛び出ます。これもヴィンテージトイを彷彿とさせるギミックです。

こちらは嬉しいファイヤーエフェクト対応。

もう一つの内蔵武器メガブラスター。背中のパーツを開いて取り出します。やはりヴィンテージトイから継承のギミック。

このメガブラスターは最近ではすっかり珍しくなったミサイル対応になっています。

ミサイルはスプリング式ではなく押し出し式の簡易構造。このタイプはミサイルの形が不格好になってしまいますが、暴発がないので個人的には好き。

【付属品】最後の武器は手持ちのサイバーブレード。ちゃんと2本ついています。プライマルの代名詞と言える曲刀です。

ブレードは厚みもありますし、オレンジの塗装がきれいです。なお持ち手は5ミリではありません。

正義のヒーローなのに蛮族感があるのはプライマルの魅力ですよね。

どぅえぇぇぇいッ!!

剣は背中にマウント可能。体内に収納はできません。

これは背中からの「エックス居合抜き!!」みたいなイメージで…。

ブレード同士を合体させて双頭状態で持たせることもできます。これまたプライマルお馴染みのスタイルです。

フルアーマー状態!!

こんなプレイバリュー久々に体感しましたよ。フィギュアではなくオモチャを求める層にも十分訴求ができるギミックてんこ盛りアイテムになっていますね。

さらに体中に5ミリ穴が標準装備。それ自体は別に珍しいことではないのですが、宣伝では「覚醒ウェポンをつけて遊ぼう」というアピールポイントになっています。自分が子供だったらワクワクですよ。

【ビーストモード】もちろんメカゴリラに変形。4足歩行状態がデフォルト。かなり自然なスタイルのゴリラだと思います。

頭部の造形がめちゃくちゃいい!見栄え重視でかなり大きめに作られています。その分干渉が多くて可動範囲は狭め。

腕部はグリングリン好きなように動かせますが、脚部は構造上逆関節になるためアクションには工夫が必要です。

実はドラミングって手のひらでやるんですよね。ちなみに頭部を下に向ける事はできません。

ゴリラスマ〜ッシュ!!

ビーストモードでも剣を背中にマウント可能(肩の変形間違ってました。他にもありますがご了承下さい)。

フル装備ゴリラ!!

手を開くことができるので色々とお茶目なポーズが取れますね。

笑いをこらえるプライマル。

【変形】大まかにはボイジャークラスと同じような流れで、若干簡素。プライマルの変形は完成されすぎていて、それほど変更の余地は無いのかもしれませんね。

ここ数ヶ月で出たゴリラたちを比較。これでもパパパがありません。

「現在のプライムとプライマルの人気差について報告いたします!!」

ゴリラ密談。

「ちょわー!!」ゴン!!

「知りませ〜ん!」
(意外と頑丈だったな…)

「悪いねプライム君。主役変わってくれる?」

メインラインのボイジャークラスと比較。圧倒的なサイズ差はもちろんのこと、カラーや造形など細かく異なっていますね。

ビースト覚醒より覚醒オプティマスプライマルでした。国内オリジナルアイテムならではのギミックてんこ盛り!しかもかつてのヴィンテージトイを思い起こさせつつ誰でも楽しめるおもしろギミックたちです。是非とも手にとってビースト祭りに参加しましょう!というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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