10月のTF大攻勢！今回はスタジオシリーズのスピンオフ・ゲーマーエディション(GE)から、バリケードを紹介します。GEはTVゲーム『War For Cybertron』(WFC)に取材した新シリーズ。商品番号も01から仕切り直しとなりました。早速見ていくことにしましょう。
| TRANSFORMERS STUDIO SERIES GAMER EDITION |
| TAKARATOMY / HASBRO |
| BARRICADE |
| 2023 |
【パッケージ】WFCのディセプティコンパートのプレイヤーキャラクターの1人。車型に変形するオーソドックスなタイプです。WFCのキャラは2010年のジェネレーション(国内ではユナイテッド)で何体か立体化されましたが、バリケードは今回が初めて。その意味では期待度は高めの商品となりました。
【ロボットモード】GE全体に言えるのですが、太ましくてゴツめの独特な体型で、各アーマーが大きくてケレン味たっぷりです。ただ、その大きなパーツにはあまり細かいモールドは無くて間延びした印象。カラーリングもベターっとした単色で、ゲーム内のリアルな質感があまり感じられません。
【アップ】顔は不思議なスリットの入った両目が特徴。やはりあっさり目のモールドがゲーム画面から伝わる雰囲気とはちょっと違ってて寂しいかな。これがWFCキャラじゃなければ全然OKなんですけどね。
【可動】はっきり言って難あり。そもそもヒジヒザは少ししかまがらず、あちこちのパーツが激しく干渉して可動範囲は非常に狭いです。これは近年でもワーストかもしれません。デザイン優先だったのかなぁ。
【付属品】付属品の前に、右腕のギミックを。右腕前腕パーツがこのようにスポッととれるようになっていまして…
武器(ニュートロンアサルトライフル)を取り付けることができます。腕そのものを換装するという仕組みで、ゲーム内のシステムを再現したもの。どうやらシリーズ共通ギミックになっており、他商品と武器の入れ替えができるようです。
ギミックは右腕だけで、左腕は換装できません。
バリケード急行せよ！
エフェクトにはもちろん対応。
ライフルは背中にマウントしておけます。
【ビークルモード】サイバトロンSFカーに変形。やっぱりゲーム画面の印象からするとのっぺりしすぎて雰囲気が出ておりません。悪い意味でオモチャっぽいんですよね。ただ、妙に大きくてボリュームがあり、手に取った感触は嫌いではありません。
ライフルをルーフに取り付け可能。なんか四角くて弁当箱みたいですw
【変形】非常にわかりやすくてシンプルな変形です。ちょっとだけタイトなところがありますが、ステップ数が少ないのでそれほどストレスには感じないと思います。
同じサイバトロンビークルということでシージ版バリケードと比較。GEの方がひとまわりデカいというか、「広い」です。
同じWFCが題材のユナイテッドサウンドウェーブと。やっぱり今回のシリーズはデカいですね。サウンドウェーブはメタリック塗装もあって質感が段違いです。
ロボットモードでも。背の高さはいい感じですかね。ビークル状態から察しがつくようにボリューム感はもちろんGEの方が上です。
特技:フェードアウト
スタジオGEバリケードでした。決して良い出来とはいえないアイテムなのですが、ゴツい雰囲気は悪くないのとキャラクターチョイスが稀有なので、キャラ愛があればなんとかなるでしょうか…？あとはシリーズがそろってくれば楽しみ方も変わってくると思いますよ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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