さて今回はビーストウォーズアゲインシリーズ第4弾『執念の対決』からブラックウィドーを紹介しようと思います。この型は初レビューなので、同型3体同時にいっちゃいます。それでは早速見ていくことにしましょう。
BEAST WARS AGAIN TRANSFORMERS KINGDOM TRANSFORMERS WFC TRILOGY |
TAKARATOMY / HASBRO |
BLACKWIDOW/ BLACKARACHNIA |
2023 / 2020 /2021 |
ビーストウォーズアゲインBWVS-04 執念の対決(2023)
【ロボットモード】デストロン(プレダコン)の追加戦士。もともとサイバトロン(マクシマル)のプロトフォームでしたが、タランスの策略によりデストロン戦士として再生しました。ずる賢い悪女で両陣営を行ったりきたりしていましたが、最終的にはサイバトロン側に。メタルス、リターンズと姿を変えながら皆勤賞となったほか、アニメイテッドやプライムでも同モチーフキャラが登場するほどのTF名物キャラになりました。
アゲイン版はもともと造形が良かったKD版の塗装を強化し、ほぼ完璧な見た目に。遠目にはマスターピースと見紛うばかりの仕上がりです。
【アップ】もともと素晴らしい造形だった頭部も、2色のゴールド塗装によってCGからそのまま飛び出てきたような見た目に。首元のデストロン(プレダコン)マークも細かい仕事してます。
キングダム KD-05ブラックアラクニア(BLACKARACHNIA)(2020)
【ロボットモード】カラーリングはゴールド部分が黄色になっているのと虫脚が黒いくらいでほとんど違和感ありません。造形とスタイルがとても良くて、キングダム以降のリメイクビースト戦士の中でもトップクラスの出来ではないでしょうか。これも前年にリリースされたMPからのフィードバックの賜物でしょうね。
【アップ】アゲイン版を見ていなければこれで十分満足なくらいの出来で、塗装の細かさも負けておりません。
WFCトリロジー ワールドコライド・ブラックアラクニア(WORLDS COLLIDE/BLACKARACHNIA)(2021)
【ロボットモード】米ターゲット限定バズワージーバンブルビーシリーズのボックスセット「ワールドコライド」に入っていたアイテム。KDブラックアラクニアのカラーを当時品カラー(TFwikiより)に変更し、頭部もミュータントヘッドにリデコしたものです。当時はアニメとの連動も今ほど噛み合っていなかったので、このようなどうしてそうなったのか不思議な商品も多かったんですよね。
【アップ】当時のミュータントヘッドはいわゆるタランチュラスの頭部でした。今回はそれを意識しつつもいかにもブラックアラクニア風にアレンジされた造形です。なお胸部のトラ柄だけは当時品とは異なる謎要素。
詳細レビュー
【可動】手足も細くて可動は良好。ただパンツが干渉して脚部をまっすぐ前方向に上げられないのが欠点。キックが得意なキャラなのでその可動は欲しかったです。
クモ女のキック!!ヒザは180度完全に曲げることが可能。
すらっとしたいかにも女性らしいスタイル。これが変形してクモになるのが信じられません。
腕に付いた虫脚にはそれぞれ1箇所ボールジョイントの関節があるため、グリグリ動かして表情付けに便利です。
【付属品】手持ち武器としてポイズンアンカーが付属。当時品の時にも付いていたおなじみの武器です。本当はアンカー部分と銃部分がヒモでつながっていて敵を捕まえたりぶら下がったりして遊べるアイテムだったんですが、今回はワンパーツ構成。造形はシャープで良くできています。
2色なので一見発射できそうなんですけどね。
ファイヤーエフェクトは付けられましたが、もしかしたらたまたまかもしれません。
【ビーストモード】クロゴケグモ(国内ではジョロウグモという設定)に変形。上からアゲイン、KD、バズワージーです。タランチュラスのリカラーだった当時品から考えるととんでもないゴケグモ感!しかもこんなに小さなボディにどうやってロボットのパーツが収まっているのか信じられないくらいです。まさにTF開発チームの真骨頂といったところでしよう。クモの腹の気持ち悪さもさることながら、脚の長さもなかなかのリアリティです。
顔のアップ。それぞれ単眼のカラーが異なっているのが面白いですね。
アゲイン版(左)とKD版。リアルクモとしてはKDの黒い脚の方が正解ですが、やっぱりアゲインの茶色い脚が見慣れていますね。
先述のとおり脚にはそれぞれボールジョイント関節がありますので、ワシャワシャさせることができます。
この死骸モードが最高に気持ち悪しw
蜘蛛の巣モード。
派手なロボカラーに目がいきがちなバズワージー版ですが、クモの腹に施されたテカリ塗装がこれまた最高に気持ち悪いんですよ。
クモジャーンプ!!
ポイズンアンカーは腹の下にマウント可能。ついでにパーツ同士をガッチリ固定する役割もあります。
【変形】ロボのボディが効率よく折りたたまれてクモの底面に収まります。多少カッチリしなさはありますが、複雑でもないしステップ数もたいしたことありません。この変形にはマスターピースのフィードバックが効果的に使われているようです。
ただ並べるだけで鳥肌モノw
うぎゃ〜助けて〜!!
やばい…撮って後悔したこの写真w
執念の対決はじまるよー!
「フフフ…ワナにかかったシャね…」
「分身の術〜!!」
「さあゆっくりいたぶってあげるわ…」
「ヌヌヌ…」
「ぬわァァァァ!!」
「静かな男は怒らせると怖いのでござる!」
今日からアタシがリーダーっシャよ!
ブラックウィドー特集でした。タイガトロンに続きほぼ文句無しの完璧な型。アゲイン版が出ることでさらに完璧な状態に近づきました。KD版も決して悪くありませんので、ご予算に応じてお選びください。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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