トランスフォーマーアースライズ ER-09アーシー & ER EX-20ライフライン & WFC-10エリータ-1レビュー

TFジェネレーションズ系
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過去良品を振り返るシリーズ。今回はビースト覚醒つながりということでアースライズ版アーシーを紹介します。同型の限定品ライフラインとWFCのエリータ-1もついでにいっちゃいますよ。早速見ていきましょう。

TRANSFORMERS EARTHRISE – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2020年のサブタイトル。WFCトリロジー2作目。Netflixアニメでは地球にたどり着くまでの物語が描かれたが、トイラインは前作のサイバトロンビークルに対し主にアースビークルで展開された。アイテム同士を接続し巨大な基地を作れる「A.I.R.ロックシステム」が新たに共通ギミックとして登場したほか、それ以外のギミックは概ね前作を踏襲した。

・販売2020年/2021年
・英名TRANSFORMERS EARTHRISE ARCEE / LIFELINE / WFC ELITA-1

【パッケージ】アーシーのみパッケージが残っていたので載せておきます。米国ではアースライズのデラックスクラスWAVE2で発売されたアーシーは、アースライズ限定品のライフライン、WFCのエリータ-1にリデコされました。

【ロボットモード】まずはアーシーから。女性型TFとしてはシリーズ初のレギュラーキャラで、国内展開でいうと『2010』で活躍しました。後方要員としての描写が多いですが、れっきとした戦闘員。スプリンガー(スプラング)の恋人としても有名ですね。
TFを代表する女性キャラということで他シリーズへの転生やリメイクも多め。G1当時品こそ未発売に終わってしまったものの、2014年のジェネレーションズ版(国内ではレジェンズ版)を皮切りに何度も商品化されています。アースライズ版は背負い物の大きさが気になりますが、ロボ部分のスタイルやシルエットはかなりスッキリして美人さんに仕上がっていると思います。

【SS・レジェンズのアーシーはこちら】

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【ロボットモード】続いてライフラインです。完全平和主義のオートボットたちが暮らす惑星パラドロンの衛生兵。アニメ『2010』にアーシーの色変えTFとしてチラッと登場したのが最初です。アーシーのリカラー先として便利な存在のため、時々立体化もされてきました。同型のTFが複数存在し、大きいくくりで「パラドロンメディック」と呼ばれることも多いですが、アースライズ版は「ライフライン」という個体名でリリースされました。
ちなみにリリース形態は米Amazon限定「ギャラクティックオデッセイコレクション」という複数の惑星をテーマにしたシリーズの1商品。惑星パラドロンをテーマにした『パラドロン・メディックス』というセットで、アースライズ版ラチェットとの2パック商品でした。

【ラチェットはこちら】

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【ロボットモード】最後にエリータ-1。G1アニメから登場している古参の女性型TFです。かつてはオライオンパックスの恋人エイリアルというTFでしたが、オライオンと共に負傷し、アルファートライオンの手でエリータ-1として復活。オートボットレジスタンスの女性リーダーとして活躍しました。1話限りのゲストキャラクターでしたが、近年商品化の機会が多くなっており、こちらの商品はNetflixアニメでの姿をアーシーリデコで立体化したものです。
リデコ箇所は頭部と胴体など結構多め。優しい雰囲気のアーシーと異なる凛々しいアイテムに仕上がっています。Netflixアニメではまさに「勇敢に戦う女性」キャラで、もしかしたらクヨクヨしているオプティマスよりも有能なリーダーだったんじゃないでしょうか。

【レガシーエリータ-1はこちら】

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【アップ】TFの女性キャラの顔ってかなり難しいと思います。バタくさい方向に振るのもひとつの正解ですが万人受けしなくなるし、日本的な美少女顔というのもなんか違うし…。その点アースライズ版アーシー型は、かなりシンプルにアクを取り除いたニュートラルな美人顔に仕上がっているのではないでしょうか。アーシーは柔和に、エリータはキリッと造形されております。

【可動】かなり女性のボディラインを意識した細身の体型なので、アクションはなかなか得意です。背負い物が大きくて重いですが、カカトが長く作られているため立たせるのに苦労するようなことはありません。

付属品の前にギミックを紹介しましょう。バックパック側面のレバーを押してやると、重なったバックパックの半分を取り外すことができます。

取り外したバックパックはパーツを広げてやることで…

フィギュア本体が乗れるホバーボードになります。ボードと言っても余ったパーツを見立ててみましたという程度のモノですが…。なおジョイントで足の裏と接続するのですが、写真の位置にしかないので乗り方はこれで固定です。

「あら、あなたのボードも乗り心地良いのね」

【付属品】手持ちのブラスターが付属。クリアの小さなパーツです。綺麗ですがなくさないように注意しましょう。それぞれ色が異なるのが面白いですね。

女戦士たち!!

小さいながらファイヤーエフェクトにも対応。

使わない時はおしりのところにマウント可能です。

【ビークルモード】サイバトロンフューチャーカーに変形。かなりのっぺりしたシンプルデザインです。

ロボだとリデコ箇所多めのエリータも、ビークルだと全く同じ形です。

一応コロ走行も可能ですが、外側からはタイヤが見えない構造になっています。ホバー走行するビークルなんでしょうか。

武器はビークル底面に保持しておくことができます。

ボンネットに付けることもできますが、横倒しの状態なのであまり見栄えは良くないです。

ビークルモードでお互いに乗り合うこともできます。ビークル後部がほぼそのままホバーボードのガワなので当然ですね。

【変形】変形途中じゃなくてビークル底面を見ていただきましょう。ご覧のとおり、ロボの手足を折りたたんでガワの中に押し込んだだけの完全ガワ変形。しかも手足の収納時に特にジョイントもなく、適当にたたむだけなので面白みのかけらもありません。変形だけを見ると、残念ながら近年ぶっちぎりのワーストとも言える構造となっております。

近年のアーシーたち。左からアースライズ(2020)、SS(2022)、レジェンズ(2015)。どれもアニメを意識したアーシーなのですがスタイルもデザインもかなり異なりますね。ロボの見た目だと今回のアースライズ版が一番バランスがいいような気がします。

ビークルでも。やっぱりアースライズ版はのっぺりしている一方、SSやレジェンズはくびれがあったりロボパーツがビークルの一部を形成していたりと工夫されています。

「そこのアナタ、油断してると痛い目に合わせるわよ!」

「ラチェット先生!このままでは危険です!武器をとって戦わないと…」
ライフラインはアースモードラチェットとセットで発売されました。

アーシー「大変!エリータが負傷したわ!」
ライフライン「治療は私に任せて!」
エリータ「クッ…すまないわね…」

トランスフォーマーアースライズアーシー型3種類でした。面白みの無い完全ガワ変形でビークルモードもいまいち…なんですが、その分ロボットモードは悪くないというこれまたTFらしい悩ましいアイテムです。何を優先するかは人それぞれだと思いますので、じっくり見比べてみるのも一興ですよ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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