今回はトランスフォーマー キングダムよりオートボットパイプスを紹介します。初代トランスフォーマーに登場したマイナーなミニボット。G1のオリジナルトイでは初期ミニボットであるハッファーのリデコ商品として発売されましたが、その後2016年「コンバイナーウォーズ」でもリメイクされたハッファーのリデコで登場し(日本未発売)、今回「キングダム」でもやはりハッファーのリメイクに併せてリリースという形になりました。ハッファーあるところにパイプスあり。さて今回はどのようなリメイクになっているでしょうか。
TRANSFORMERS KINGDOM – HASBRO
ハズブロのトランスフォーマー メインラインシリーズのひとつで、2020年末から展開。3部作からなる「ウォーフォーサイバトロントリロジー」の最終章。Netflixでアニメ化もされた。ビーストウォーズのキャラクター達が本格的にリメイク開始されたことでも注目された。
・販売日 | 2022年 |
パッケージ。17ステップのデラックスクラス。ここ最近のミニボットリメイクのトレンドどおり、「大きさはやや小さいけれどその分パーツ数を贅沢に使ったデラックスクラス」ということになります。
ロボットモードでフロント&リア。ハッファーの時点で出来が良かったのですが、パイプスとしても理想的なスタイル。シンプルな配色とややぬるめの造形で、最新ながらレトロ感を醸し出しています。G1トイでは腕がそのままトラックのエキゾーストパイプだったのですが、それをきちんと踏襲してるのが嬉しい。
バストアップ。胴体の四角形を基調としたディテールもさることながら、モブのような顔の造形もかなりレトロ寄り。G1アニメからそのまま飛び出してきたような感じです。劇中の印象はほとんど無いんですがw
がんばるぞい!見た目は古くても可動は超最新。ほんと最近のトランスフォーマーはそんじょそこらのアクションフィギュアより動くからすごい。ところでこの深い紺色って、撮影がすごく難しいですね…。
見た目が見た目なので、コミカルな動きがとてもよく似合います。
腕に武器を付けて。リデコ元のハッファーと大きく違うのがこの武器です。トラックのエキゾーストパイプを意識したような武器で、設定ではここから腐食性ガスを発することができます。
コミックでは先述の位置に取り付けて正解なのですが、G1トイではパイプスの腕はトラックのパイプそのまんまなのが印象的でした。そこで武器を二の腕につけてやると、なんとなく当時品を彷彿させるようなスタイルになりませんか?
ビークルモード。現代風にアップデートされたロボットモードと違って、G1オリジナルに近い無骨なスタイル。変形はステップ数も少なくストレスフリーで小気味よくできます。よく見ると拳がそのまま見えちゃってるのだけがマイナスポイントですかね。
ハッファーでは武器を分解してトラックの荷台にするギミックがありましたが、武器が変更になっているパイプスには無し。そのままビークル後方に取り付けるのみです。
武器をエグゾーストパイプの横に取り付けてやると…パイプが二重になってしまうのですが、そんなに違和感はありません。
本来はハッファーのアニメ再現のためのギミックですが、司令官のコンテナを牽引することができます。
さんざん語ってきたので同型のハッファーと比較してみましょう。頭部と胴体前面が別パーツになっているためかなり印象の違いが出ていますね。また背中に背負ったトラックのフロントパーツを回転させるかどうかで変形方法にも差をつけて、シルエットを変えています。
ビークルモードでも。色もさることながらやはり荷台の違いが差別化に効果的。
以下ゆる4コマ始まりまーす。
「司令官のいい考え」
THE END
キングダム・パイプスの紹介でした。パイプス(ハッファー)の決定版を作るぞ!という気合を感じる素晴らしい出来で、コレクションのピースを確実に埋めにきてますwマイナーキャラですが本編にもちゃんと出ているヤツなので迷っている方にはおススメしたいアイテムです。国内ではタカラトミーモール限定だったため正規ルート購入は難しいかもしれませんが、各種ショップや直輸入などで探してみてはいかがでしょうか。
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