ビーストウォーズアゲイン BWVS-07忠臣の対決 レビュー #インフェルノ編 feat.アンタゴニー

TFジェネレーションズ系
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さて今回は前回に引き続きビーストウォーズアゲインシリーズ第7弾『忠臣の対決』からインフェルノ編です。国内では奇しくも同時発売となったアンタゴニーも一緒にどうぞ。それでは早速見ていくことにしましょう。

BEAST WARS AGAIN
TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION
TAKARATOMY / HASBRO
PREDACON INFERNO
ANTAGONY
2024
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ビーストウォーズアゲインBWVS-07 忠臣の対決(2024)

【ロボットモード】プレダコン(デストロン)の追加メンバーで、巨体に見合った戦闘力を発揮しマクシマル(サイバトロン)を苦しめた強敵。アリらしくメガトロンに忠実だったのが印象的です。
なお今回のアイテムに関しては、元になったレガシー版もかなりの完成度で、アゲインでは若干の仕様変更ということになりました。

【アップ】もうアニメのインフェルノそのままの完璧な頭部。インフェルノは初代ビーストウォーズのレギュラーキャラリメイクの大トリだったわけですが、見事に有終の美を飾ってくれました。

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レガシーエヴォリューション アンタゴニー(ANTAGONY)(2024)

【パッケージ】元はボットコン98の限定品。未来の支配者ショカラクトの眷属で、その力の源であるダークエッセンスを守るために過去に派遣されました。数あるTF限定品の中でも生産数が少なく、入手困難なことでも有名です。
レガシー版はハズブロパルス等の限定品であるジェネレーションセレクトでのリリース。国内でもタカラトミーモール限定で無事導入されました。パッケージも国内独自のスリーブが追加されております。

セット内容はこんな感じ。

【ロボットモード】いわゆるインフェルノの黒リカラー。モチーフはアリなので、当然ながらよく似合います。

【アップ】冷酷無比なアンタゴニー。実はコミックのデザイン(TFwikiより)とはかなり異なるんですよね。この辺は脳内補完するしかありません。頭部の紫や、アリの目玉のパープルクリアが綺麗です。

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詳細レビュー

ひとまずアゲイン版(左)とレガシー版(右)の比較。はっきり言って写真ではほとんど違いがわかりません。肉眼だとアゲイン版の方がより鮮やかでテカリのある成形色なのがすぐわかるんですけどね。それだけレガシーの時点で完成度が高かったということでしょう。

【可動】体型も独特だし装飾も多いのですが、基本的な可動は優秀です。昆虫モチーフあるあるで、アクションさせたときの虫の脚の位置に悩むこともありますけどね。

口は開閉が可能。ただでさえアニメそっくりの頭部なのに、口を開けるとさらにセリフが聞こえてきそうです。

集光ギミックを試してみました。不気味な目がまあまあ光ります。

【付属品】手持ち武器としてブラスターが付属。クリアパーツ成形の豪華な武器で、インフェルノは赤、アンタゴニーは紫となっております。

4つの銃口はもちろんエフェクト対応。

アゲイン版にはさらに青クリアのブラスターも追加で付属。アゲイン化するにあたって商品仕様そのものが異なるのはこれが初めてじゃないでしょうか。

ブラスターはおしりに接続することでスラスターにすることができます。むしろ形状としてはこちらが本来の使い方ですね。

エフェクトを使ってジェット噴射。アニメではおしりのプロペラ?をくるくるさせながら飛んでいました。

そのおしりのプロペラは手動で回転させることができます。当時品トイではこれをトリガーでグルグル回せるギミックが付いていました。

ちなみにプロペラを閉じた状態。アリロボットっぽさがアップ!

ちなみにアゲイン版は2つあるブラスターのうちひとつをスラスターに、もうひとつをそのままブラスターとして同時に使えます。かゆいところに手が届く仕様です。

なおブラスターには拡張のための5ミリジョイントもついており、組み合わせて遊べます。

アンタゴニーにはさらに替ヘッドが付属。メタルスインフェルノ(海外名:スカベンジャー)の頭部です。胴体はそのままなのにメタルスの頭部なんて…と思ったら、意外と(というかかなり)アンタゴニーに似合うじゃないですか!

集光ギミックもなかなかの光り具合。独特の悪魔っぽいデザインがうまく再現されていて、良い造形です。

インフェルノに付けると…アンタゴニーほどは似合わない?

邪魔者は全て抹殺する…!!

【ビーストモード】アリに変形。当時品は平べったいアレンジが加えられていましたが、今回はよりリアルなアリの形状に。さらにアンタゴニーは黒メインになることでアリ度アップです。

顔のアップ。造形もさることながら、テカリのある表面処理によりさらに気持ち悪さ倍増。虫嫌いだと触れなかったりするかも。

アゴは大きく開くことが可能。

6本の脚はある程度ワシャワシャさせることができます。

アゲイン版(左)とレガシー版(右)を比較。アゲイン版は腹の模様が追加されているのがわかります。また、実物で見るとアゲイン版の方が赤が鮮やかです。

アンタゴニーとアゲイン。黒い方が当然アリの色なのに、TFとして見ると黒が不自然に見えてしまう不思議w

武器はボディ上部に接続。残念ながらお腹の中はパーツが詰まっていて収納できません。リメイクにあたって変形方法が変わったことによるものです。

ファイヤー!!

【変形】ビンテージトイから大胆に変形方法を変更。ロボ脚部をボディ内に収めることでより自然なアリの形状を実現しています。難易度はそれほど高くありません。

ゴッツンコー!!一筋縄ではいかないプレダコンメンバーの中でも一番マトモで強かった印象です。ちなみにレガシー版のレビューは下記をどうぞ。

トランスフォーマーレガシー TL-20 プレダコンインフェルノ レビュー
 ごっつんこォ!!今回紹介するのは無印ビーストウォーズレギュラーメンバーリメイク最後の一人、ごっつんこアリさんことインフェルノです。プレダコン(デストロン)の追加メンバーで、巨体に見合った戦闘力を発揮しマクシマル(サイバトロン)を苦しめた強...

スターシップトルーパーズっぽく…。

アリといえばこのお方。

「女王様に敬礼でアリんす!」

忠臣の対決!!

女王様をお守りするでアリんす!!

よっと!!

フゲッ!?

ハイヤーッ!!

「ハイ、チェックメイト!動くと撃つよ!」
「ウゥ…ご、ゴッツンコぉ…」

新女王の誕生である!!

アゲインインフェルノ&レガシーアンタゴニーでした。造形も可動も高レベルにまとまった逸品。レガシー版との違いはあまり無いのは元から完成度が高かったという証明ですね。アンタゴニーも当時品は高嶺の花ですので、今回のリメイクで入手しやすいのは良いことです。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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