マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。今回は2023年デラックスフィギュアからサンダーパンチヒーマンです。どんどん増えるヒーマンのバリエーション。これはかつて主人公が常に棚に飾られているように定期的に新バージョンを出すという戦略もあったようです。早速見ていくことにしましょう。
MASTERS OF THE UNIVERSE / ORIGINS |
MATTEL |
THUNDER PUNCH HE-MAN |
2023 |
【パッケージ】ビンテージでは中盤の1985年にリリースされたヒーマンのバリエーション。スケルター・ホルダック・キングヒスと増えていく敵に対抗するため、グレイスカルの力で新たな技を習得したヒーマンです。
パッケージ裏のコメントを意訳すると「ヒーマンはグレイスカルの力で超絶パワーのサンダーパンチを呼び起こすぞ!」みたいな感じ?
【フロント&リア】これまた一味違う赤いアーマーを身につけたヒーマン。背中は何やらメカメカしいデザインになっており、ギミックが仕込まれていそうですが…それは後述します。
【アップ】素体は普通のヒーマンで、頭部は以前紹介したフライングフィストヒーマンと同じかな?良いマッチョ顔です。
【可動】腰は後述のギミックがあるため自由に回転させることはできません。それ以外は標準的。
【付属品】まずはこちらソード。ゴールドっぽい成形色でボリュームもあります。
アイハブザパワー!!
シールドも付属。平べったい独特な形状で、ギンギラのメッキ処理が施されております。
シールドにはソードをセット可能。
最後はエフェクト。MOTUでは珍しい類のアクセサリですが、必殺サンダーパンチをこれで再現しようということでしょうか。
サンダァァァァ…
パァァァァァァァンチ!!
バチバチーン!!
波動拳みたいにサンダーエフェクトを飛ばして遊ぶのも楽しいですね。
【ギミック】さてこの謎の四角いバックパックですが、実は当時品のビンテージトイではここがぱかっと開いて、中にキャップ火薬(モデルガンとかに使う小さな火薬が円状に連なったやつ)をセットできました。そして腰をひねると火薬がバチン!と爆発してサンダーパンチを再現できたというわけです。オモチャ用の火薬とはいえ、それをアクションフィギュアに使うという発想がブッ飛んでますよねw。
なお今回のオリジンズ版ではそのギミックはオミットされ、バックパックはそのデザインだけが引き継がれたカタチです。
そのかわり、このオリジンズ版TPヒーマンには腰をひねるとバネで元に戻るパンチアクションギミックが搭載。さらに腰の中におそらく鉄板のようなものが仕込まれており、腰が回転する時に「パチン」という金属音がするようになっています。火薬まではいかなくとも何とか当時のギミックを再現しようという心意気が嬉しい!
ちなみにアーマーをはずしてみると、背中には穴が開いていて、中に何やら金属のようなものが見えます。詳しい仕組みはわかりませんが、これが音を出していると思われます。
ノーマルヒーマンと。頭部デザインは今回の方が垢抜けてるかな?
サンダーパーンチ!!
サンダーパーンチ!!
サンダーパーンチ!!
サンダーパンチ!
MOTUオリジンズからサンダーパンチヒーマンでした。当時とは形を変えつつギミックを擬似再現してくれた楽しいフィギュア。他のフィギュアだとほぼオミットされている腰ひねりのパンチギミックを何気に楽しめるのもポイントですよ。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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みんなのアメトイレビュー
火薬を仕込んで火花を出すなんてギミックがあったんですね、その昔トランスフォーマーにも火打石を使った仕掛けがあったと聞きますがやはり今だとそういうのは危険と見なされるんでしょうか、それとも単にコストの問題?
コメントありがとうございます。TFでも火花が出るやつ昔あったみたいですね。ちょっとググってみたら五年くらい前にカーズの火花が出るミニカーとかが発売されてるみたいなので、安全性は特に問題ないのかな?
いずれにしても火薬を使うフィギュアは滅多に無いでしょうけどw