トランスフォーマースタジオシリーズ SS-61 カップ レガシー オライオンパックス ほか レビュー

レガシーエヴォリューション
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過去良品を振り返るシリーズ。今回は「トランスフォーマーONE」情報解禁を記念してSS86シリーズからカップです。なぜカップかというと、リデコにオライオンパックスがいるからですね。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES
TRANSFORMERS LEGACY
TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION
TAKARATOMY / HASBRO
KUP/ORION PAX/DION
2021/2022/2023
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スタジオシリーズSS-61 カップ(KUP)(2021)

【パッケージ】和名チャー。「ザ・ムービー」で初登場した「2010」レギュラーメンバーの1人。幾多の冒険をくぐり抜けてきた歴戦の老戦士で、昔話をするのが好き。戦いの中でロディマスを信頼するようになり、彼を支えて戦いました。SSのカップはいわゆる86シリーズのアイテムで、映画「ザ・ムービー」に出てきた姿ということになります。

【ロボットモード】2010レギュラーメンバーということで、これまで何度かリメイクされてきたカップ。SS版はシンプルなデザインをそのままシンプルに再現したという感じです。

【アップ】全体としては悪くないSSカップなんですが、賛否があるのがこの顔。カップといえばカップなのに、なんだろう。とにかくどの場面から拾ってきたんだろうというくらいイメージが異なるんですよね。面長すぎるのかアゴが長いのかよくわかりませんが、違和感を持つ方は多いのではないでしょうか。

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レガシー オライオンパックス/ヒーローイズボーン(ORION PAX/A HERO IS BORN)(2022)

【パッケージ】オライオンパックスはサイバトロン星のエネルギー倉庫で輸送員として働いていた若者。オートボット司令官オプティマスプライムのかつての姿です。メガトロンの襲撃で命を落としてしまいましたが、アルファトライオンの手によりオプティマスプライムとして復活しました。その場面を再現できるのがこの「ヒーローイズボーン2パック」です。

【ロボットモード】SSカップから頭部・胸部・脚部をリデコ。同じ型のはずですが雰囲気はガラリと変わり、オライオンパックスそのものになっています。そもそもこの2体は相性が良くて、これまでもカップのリデコ先としてのオライオンはわりと定番でした。

【アップ】頭部はほぼ完璧なオライオン。はっきり言ってバタ臭くてダサいデザインなんですけど、造形が良いとカッコよく見えてくる不思議。なお胸の窓は水色ベタ塗りで表現されており、アニメ寄りになっております。

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レガシーエヴォリューション ダイオン/ウォードーン2パック(DION/WAR DAWN 2PACK)(2023)

【パッケージ】ダイオンはオライオンパックスの友人。エリアルも一緒にエネルギー倉庫で働いていましたがメガトロンの襲撃で3人とも絶命。ダイオン以外の2人はアルファトライオンの手で復活しましたが、なぜかダイオンはスルーされてしまいました。その場面はG1アニメのエピソード「WAR DAWN」(国内では「引きおこされた戦争」)で描かれたのですが、まさにそのエピソードを再現できるのがこの「ウォードーン2パック」というわけです。

【ロボットモード】全身にわたってSSカップの大幅リデコで商品化されたダイオン。カップがこうして過去エピソードの複数キャラにリデコされるというのは面白くて、カップが老戦士であることと矛盾が無いんですよね。もしかしたらこの時代はこの型で作られたロボットが多かったのかなぁ。

【アップ】1話限りのゲストキャラで極力線を省いたシンプルデザインのダイオン。それをアニメほぼそのままに立体化です。とても好感が持てる頭部ですね。

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詳細レビュー

【可動】細い手足でアクションは得意そうに見えますが、まあ標準的かなという程度。それよりもカップは後述のギミックの影響で、動かしていると手足がよくすっぽ抜けます(オライオンとダイオンは渋めに調整されてある模様)。

瞳は小さいですが一応集光ギミックあり。ただしオライオンの目は塗りつぶされてしまっています。

3体の比較。こうして見るとそれぞれのリデコ箇所が結構多いことがわかると思います。

【付属品】まずはブラスター。小さくてシンプルな手持ち銃です。

別売りエフェクトにも対応。

もうひとつはエネルゴンディスペンサー。エネルゴンが食べやすいように(?)小さいピースになって飛び出る容器です。「ザ・ムービー」劇中でカップがアリコンたちを手なづけるために使っていました。要するにカップ用のニッチな付属品というわけです。

「疲れた時はやっぱりコレじゃよ!」

ダイオンはさらにバックパックをはずしてブラスターにできます。

2つつなげてツインバレルに。

キャノン砲やジェットパックに見立てたりもでき、遊びの幅はなかなか。

【ビークルモード】サイバトロンピックアップトラックに変形。3台ともフロントのデザインが異なります。2010組はレトロフューチャーな雰囲気がたまりません。

顔はやはりクリアパーツを使用したカップの質感が抜きん出ております。

3台の並び。かつてのサイバトロン星はこの形のビークルが結構走ってたのかなぁ。

付属品は車体の側面に取り付け。

ダイオンは追加のバックパックパーツで遊べます。

ピックアップトラックなので荷物を乗せてもOK。ちなみにカップの名前の由来はPIC”KUP” TRUCKかららしいですね。

今日もご苦労さん!

仕事に就く前はよくヤンチャしてたよな…

【変形】脚の角度を変えるところや肩の付け根をぐるっと回すところなどチマチマしたのはあまり性に合わないのですが、全体としてはよくできた変形だと思います。もともとやや無理のあるビークル↔︎ロボのデザインですからね。ただ、変形途中に腕がすっぽ抜けやすいのは難点。

なぜすっぽ抜けやすいのかというと、このギミックがあるからです。四肢が5ミリジョイントで取り外しができるようになっておりまして、「ザ・ムービー」劇中で巨大イカロボットに襲われてバラバラになった状態を再現できるというわけですね。ギミックとしてはあっても無くてもいい程度のものですが、そのせいで扱いづらくなってしまうのはマイナスですね。なおオライオンやダイオンは簡単に抜けないよう渋めに調整されているみたいです。

当然今回の3体は互換性があるので、四肢を付け替えることもできます。

また、実はウェポナイザー系とも相性抜群!その他5ミリジョイントなので武器でもエフェクトでもいろいろ付けて遊べますよ。

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まとめ&オマケ

バーウィップグラーナウィーピニボン!

うぎゃー!!

バーウィップグラーナウィーピニボン!

うぎゃー!!

レジェンズ版チャーから、相棒のターゲットマスターを拝借。

POTP版オライオンと。POTP版はオライオンパックスがオプティマスプライムに進化するという非常に意欲的なアイテムでした。ところでこの2体の頭部、大きさは違うんですが、形とかモールドの入り方とかがとてもよく似てるんですよね。もしかしたら設計(CADって言うんですか?)を流用しているのかもしれません。

SSカップ型特集でした。カップとしてはやはり顔の造形の是非と腕の抜けやすさが気になるところ。これまでもリメイクされてきたキャラなので、じっくり選んでみてください。オライオンとダイオンは雰囲気がとてもよく出ていておすすめ!というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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