さて今回は唐突に国内オリジナルシリーズとして発表され話題となったドラマチックキャプチャーシリーズ「ネメシスブリッジ」から。まずはメガトロンを同型の商品たちと一緒に紹介したいと思います。早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS DRAMATIC CAPTURE SERIES TRANSFORMERS EARTHRISE |
TAKARATOMY / HASBRO |
MEGATRON |
2020 / 2021 / 2024 |
Dramatic Capture Series メガトロン/ネメシスブリッジ(MEGATRON/NEMESIS BRIDGE)(2024)
【パッケージ】記事のタイトルはアースライズメガトロンですが、実際はコレのメガトロンをメインに紹介していきます。
Dramatic Capture Series(以下DC)は、TF40周年記念としてスタートした新シリーズ。劇中での活躍を連想させる組み合わせと仕様でリリースするプレミアムフィニッシュの流れを組むアイテムです。
第一弾となるネメシスブリッジは、ディセプティコン旗艦ネメシスの司令室をイメージしたアイテムのようですね。なおセットの詳細についてはまた後日。
【ロボットモード】いろいろとネガティブなことを言われることの多いERメガトロンの仕様変更品。全体的にシルバーのキャンディ塗装が施され、見栄えはめちゃくちゃ豪華!
顔がちょっとイメージと違うとか、スタイルがずんぐりしてるとかも、正直ここまで気にならなくなるかというくらいに見事に吹き飛んでます。間違いなくERメガトロン型の決定版と言えるでしょう。
【アップ】面長のオッサン顔が気になるERメガトロンが、カラーリング変更で少し緩和されました。アニメっぽくのっぺり気味なボディデザインにもシルバーが似合います。この型も実は悪くなかったんですねぇ。
アースライズER-13 メガトロン(MEGATRON)(2021)
【ロボットモード】前年のシージに引き続き、今度はアースビークルとしてリリースされたメガトロン。シージ版からガワを中心にリデコされての商品化となりました。ER版はよりアニメに近い見た目になり、全体的にのっぺりとしたデザインとなっています。
なおアースライズアイテムにしては、脚部を中心に汚し塗装が多め。
【アップ】シージ版はメガトロンとしてかなりのクールさでしたが、ER版は何だか面長で垢抜けないオッサン感が強め。確かにメガトロンと言われればメガトロンなんですけど、どうせならカッコいいのが良いですよねw
アースライズWFC-GS14 メガトロン(MEGATRON)(2020)
【ロボットモード】ERメガトロンのリカラーで、1992年のG2メガトロン(緑タンク)(TFwikiより)を再現したアイテム。ジェネレーションセレクトのアイテムとしてハズブロパルスなどで限定販売されました。
近年メガトロンのモチーフといえば戦車が多いので(北米では銃玩具のリリースにも規制があるため)、G2リカラーもそれなりにありますが、どうしても胸の形状が異なってしまうのが最大の弱点。
そのうち本格的なG2メガトロンリメイクも欲しいですね。
【アップ】頭部もリカラー。G2メガトロンというとアメコミでの活躍が思い浮かびますが、そのアメコミだと人間くさいオッサン顔なことが多いので意外とこの型が似合ってるかもしれません。
詳細レビュー
DC版とER版比較。DC版はキャンディ塗装の美しさもさることながら、顔が白くなったことで立体感(つまりオッサン感)が薄れたのも良い効果だったのかもしれませんね。
ついでにシージ型(写真はWFC版)と。かなり多くの部分がリデコされているのがわかるかと思います。色のせいもあるかもしれませんが、スタイルもシージ型の方が引き締まってますね。
【可動】どちらかというとズッシリしたズングリ体型ですが、まあまあ動きます。
【付属品】付属品というかデフォで付いているおなじみの武器がフュージョンキャノン。デザインもボリュームもイメージどおりのナイスフュージョンです。
もちろん別売りのエフェクト対応。
G2版は元ネタに合わせてキャノンも紫。
もうひとつは戦車の砲身を兼ねたスピア。ER型のオリジナル武器です。要するに余剰パーツというわけ。見た目も凝っているしよく考えられた武器なんですが、個人的にはいまいちかな。
どりゃァァァッ!!
一撃必殺!!
ディセプティコンに栄光をォォォッ!!
スピアは逆さまに付ければ砲身になるので、ダブルキャノンもできます。
武器類は5ミリジョイント接続のため、左右入れ替えも可能。
スピアを使わない時は背中にでもマウントしておきましょう。
スピアにくっついている謎のパネル。実はビークルの隙間を埋める余剰パーツで、これこそがERメガトロン型の最大の物議ポイント。これまでも変形時に一部余剰・付け替えになるパターンはありましたが、シールドになったりロボ時は綺麗にどこかに収まることがほとんどで、こんなに無意味に余ることは滅多にありませんでした。おそらくコストの問題だとは思いますが、ここまでやっつけ感のあるパーツはTFらしくないことこの上無しです。
5ミリジョイントはあるので、一応シールドっぽく付けることはできますが…やっぱりいまいちw
【ビークルモード】戦車に変形。SF味のあったシージ版から、アースモード戦車に変更となっています。戦車には詳しくないんですが、砲塔が前に出過ぎているような気がするのと、ロボ足がほぼ丸出しなのがパネルより気になります。
前から見るとちゃんと戦車なんですけどね。そしてDC版のキャンディ塗装はビークルでも映えます。
3体比較。DCとERもかなり異なっていて、別キャラ感まであります。
シージ型と。SF戦車のシージと比べるとガワの面積が格段に増えていて、ここら辺がコストがキツくなった要因でしょうか。
砲塔はちゃんと回転可能。
エフェクトも似合います。
G2版はちゃんとG2エンブレムになっていて嬉しい!
これはオレ変形で、砲身パーツを使わずに戦車っぽくしてみたもの。バランスはこっちの方が良くないですか?
これだと砲塔が上下にも動くんですよね。メガトロンはSS86シリーズでも出るという噂があるので、そちらに期待です。
【変形】シージ型をほぼ踏襲。ステップ数も少なくてガラリと見た目が変わるよく練られた変形ですが、大味なところがあって個人的にはそんなに楽しく感じません。
そして問題のパネル。ビークル後方のここの隙間を埋めるために取り付けます(写真は取り付けの途中の様子です)。その取り付け方もプラの弾性に頼った無理矢理感があるし、別に無くても良かったんじゃないかなぁ。
まとめ&オマケ
これは公式ではありませんが、フュージョンキャノンと砲身をくっつけて巨大なロングライフルが作れます。要するにビークルモードではこのようにつながっているんですよね。
キャノン砲てんこ盛りじゃー!!
共同戦線でおじゃる!!
正確には同年のライバルではないのですが、G2ということでレーザーオプと対決!!
グワッシャーン!!
MEGATRON RULES!!
一方こちらはアースライズオプと。DC版だとなかなか様になりますね。
センチュリオンドローンセットに付属のボーナスパーツを付けてみました。初代1話の対決!!
ガッキーン!!
国内ではOP映像に使われたこともあって、アドリブ武器なのにやたら認知度の高いアックス&ハンマーです。
4コマ劇場
「I’ll protect you from nightmares, baby 」
THE END
ERメガトロン型特集でした。顔・体型・変形・謎パネルなど、いろんなところでちょっとずつ引っかかりポイントのあるもう一息な型。ただ、豪華仕様のDC版が出たことでその感想が変わる方も多いのではないでしょうか。これは一見の価値があると思いますよ。余裕があれば是非手にとってみてくださいませ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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