唐突に国内オリジナルシリーズとして発表され話題となったドラマチックキャプチャーシリーズ「ネメシスブリッジ」。前回はプレビュー的にメガトロンを紹介しましたが、今回は残りのメンバーを一気にどうぞ。早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS DRAMATIC CAPTURE SERIES |
TAKARATOMY / HASBRO |
NEMESIS BRIDGE |
2024 |
はじめに
【パッケージ】Dramatic Capture Series(以下DC)は、TF40周年記念としてスタートした新シリーズ。劇中での活躍を連想させる組み合わせと仕様でリリースするプレミアムフィニッシュの流れを組むアイテムです。
第一弾となるネメシスブリッジは、ディセプティコン旗艦ネメシスの司令室をイメージしたアイテムのようですね。なおメガトロンたちがネメシスに乗っていたとすれば、地球に墜落する前。サイバトロン星を脱出したアークとの追撃戦の最中が当てはまりますが、劇中ではショックウェーブはサイバトロン星にお留守番だったため、このパッケージはありえないんですよね。
となると、アニメでは描かれなかった僕たちの知らない場面ということになります(例えばサイバトロン大戦中とか)。そこら辺が「劇中を連想させる」というシリーズコンセプトにつながってるんでしょう。
上記のイラスト付きパッケージはスリーブになっていて、それをはずすと中からボックスが出てきます。戦艦ネメシスがデカデカと描かれております。
さらに開封すると、中はこんな感じ。メガトロン、ショックウェーブ、サウンドウェーブ、レーザービークなどが詰まっています。ディセプティコン幹部というとあとスタースクリームがいるんですが、彼がいない代わりに椅子がセットになっているというw
メガトロン(MEGATRON)
アースライズ版メガトロンのリカラー。いろいろとネガティブなポイントの多いERメガトロン型ですが、DC版で驚くほど良くなりました。ギラギラのキャンディ塗装もさることながら、全体の色のバランスで見た目の悪さがほぼ払拭。これだからTFはやめられないんですよねw
なお詳細は前回やっておりますのでそちらをご覧ください。
サウンドウェーブ(SOUNDWAVE)
【ロボットモード】WFCトリロジー版サウンドウェーブのリカラー。WFC版はシージ版をもとにアースモードにリデコされた本命な仕様のアイテムだったのですが、北米では販路限定だったため現在ではやや入手困難。WFC版バンブルビー(ビートルに変形)と共に2大「後追い泣かせ」なアイテムとなっており、今回は待望の実質再販ということになりました。
【アップ】ジェネ型サウンドウェーブとしては今のところデザイン・造形共に決定版と言えるWFC型。腕だけが中途半端にシージ型を引き継いでいてモールドの細かさに違和感がありますが、このイケメンぷりは特筆ものです。
【可動】箱ロボとして申し分なしの可動域。ただ可動に関しては今回何故か一部改修が入っており、両脚を完全に閉じることができないようになっています。
気になるWFC版(左)との比較。塗装箇所は確実に増えているほか、太ももが白っぽいのはアニメイメージでしょうか。
ひとつ劣化してしまったのが目の集光。クリアパーツがやや濃い色に変更されたため、WFC版に比べて集光が効かなくなっています。前のはギラギラに光ってカッコよかったのでちょっと残念。
【付属品】武器は肩ガトリングの他に2つ付属。エフェクトにも対応しております。
3つの武器は合体させて「メガブラスター」に。シージから続くギミックです。
武器は背中にマウント可能。
シージリデコの関係で腕に謎のパーツが。一応ブラスターに見立てられます。
【オルトモード】カセットレコーダーに変形。サウンドウェーブといえばやっぱりコレ。一部リデコのわりにはとてもよくまとまっています。
武器は背面にまとめられるほか、折りたたみのブラスターは上部に付けてアンテナっぽくするのもアリ。
【変形】サウンドウェーブとして素直なわかりやすい変形。なおレコーダーのスイッチの部分はロボ時にダミーを使っています。
ここでレーザービークを紹介。ミニカセットのリメイクとしてはこれまた今のところ決定版なフォーマットですね。WFC版との違いはほとんどありません。
なおWFC版にはラヴィッジも付属しておりましたが今回は残念ながらオミットです。
レーザービークの脚はサウンドウェーブの腕の溝にピッタリはまります(いまいち固定はされませんが)。また、5ミリペグも付いているのでシールド的に装備することも可能。
サウンドウェーブの胸にセット!
レーザービーク、イジェークト!!
ギゴガゴ…キー!!
いつも言ってると思うんですが、この遊び方思いついた人ホント天才ですよね。
もちろんオルトモードでもカセット遊びができますよ。
なんとなくコアクラスサウンドウェーブと、センチュリオンドローンに附属の小さいサウンドウェーブを並べてみました、
りかーり一千万年…
ショックウェーブ(SHOCKWAVE)
【ロボットモード】シージショックウェーブのリカラー。シージの時はボイジャーサイズの本体に、アクセサリのアーマー類が付属してリーダークラス商品として発売されました。今回はアクセサリオミットで純粋なショックウェーブとしての商品化です。
【アップ】シージのアイテムなので細かいモールドが多め。ただショックウェーブはサイバトロン星に常駐していたので違和感はそれほどありません。
【可動】細い手足で可動は良好。ケーブルは5ミリジョイントによる接続なので、邪魔になる時ははずすこともできます。
シージ版(左)と比較。シージ版は青っぽい紫、DC版は赤っぽい紫。太ももなどが白いのはアニメイメージでしょうね。
集光ギミックは抜群に光ります。
付属品は特に無し。左手のビームガンはエフェクト対応です。
メガトロン様に敬礼!!初代アニメのショックウェーブは冷徹な忠臣イメージですが、コミックでは陰謀キャラでしたし、近年はマッドサイエンティストキャラが板についてきました。
センチュリオンドローンに付属のショックウェーブ型ブラスターを装備。自分と同じデザインのブラスターを使ってるんですよね。
【ビークルモード】スペースシップに変形。艦橋にモノアイが付いているのが面白いんですよね。
先端からはすっごいビームが出そうですが、それには理由がありまして…
ひっくり返すとG1時代のモチーフであるレーザーガンになるのです。北米では銃玩具に厳しい規制があるため、こちらは隠れモードということになるでしょうか。それにしてもこういうSFガンもだめなんでしょうかね。
足裏の5ミリ穴でバックファイヤー。
【変形】バックパックをアームで引き伸ばすという目からウロコのパーツ異動が楽しめます。総じて難易度も低く、なかなかの良作。
シージ版のアーマーを装着してみました。微妙にカラーが違うのがかえってパワーアップ感があります。
お約束の「Are All Dead」。
まとめ&おまけ
最後に玉座を紹介。スタジオシリーズのスタースクリーム新破壊大帝に付属していたもので、戦艦ネメシス艦橋のシートをイメージしたものと思われます。
ちなみにスタジオシリーズ版と比較。たぶんカラーも含めて全く同じです。
メガトロンはさすがに似合います。
いろいろ座らせてみました。ボイジャークラスにはだいたい合うサイズとなっています。
4コマ劇場「俺様は?」
THE END
ハーイ撮りますよー
…。
DCネメシスブリッジでした。ERメガトロン重塗装、WFCサウンドウェーブ待望の再販など話題性抜群のアイテム。実際手にとった満足感も相当なもので、新規ファンはもちろんコレクターの方も楽しめると思います。あとはシリーズが続くのかどうかが謎ですが…wというわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
【国内ショップで探す(スポンサーリンク)】
みんなのアメトイレビュー
シージでこのお三方は揃えていたのでスルーしたけど
やっぱり良いセットだったんだなあ
カラーの調整とか凄く良い!
にしても唐突なZZエンディングは草
レジェンズ版リーダークラスの音波さんも居ればさらに再現度が高かったがw
コメントありがとうございます。僕もそんなに期待してなかった分、満足度かなり高かったです。
ネタのご感想もありがとうございますw
うちではこれが限界でしたけどMPとかもありますよねー