『バンブルビー』アイテムおさらいシリーズ第3回目。ここらで主人公のバンブルビーを紹介です。シャッター・ドロップキックと同じようにビークル違いで2回目の商品化機会がありました(この後さらにサイバトロンモードも出てるんですが)ので、まとめて紹介しようと思います。早速見てみましょう。
TRANSFORMERS STUDIO SERIES – HASBRO
ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2018年から展開。映画『バンブルビー』公開に合わせてこれまでのラインを仕切り直しし、歴代のキャラクターをより劇中に近い形・スケール感の新規設計でリリースしていく形となった。主に映画1作目から3作目(『ダークサイドムーン』)、および『バンブルビー』の登場キャラクターからチョイスされている。
・販売 | 2018年/2020年 |
・英名 | TRANSFORMERS STUDIO SERIES Bumblebee / Offroad Bumblebee |
SS-16 バンブルビー
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【フロント&リア】スタジオシリーズの「バンブルビー」(以下TF6)初期アイテムは映画公開に合わせて発売されたため、他のスタジオシリーズ商品と比べると資料が少ないというディスアドバンテージがありました。このバンブルビーも結構いい感じなのですが、劇中は背中の「羽」が無い(TFwikiより)という大きな違いがあります。
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【アップ】頭部は色が少ないですが、丸っこくアレンジされたTF6版バンブルビーをよく再現できていると思います。バンブルビーの顔って下手すると気持ち悪くなっちゃうと思うんですが、ちゃんと可愛らしいですね。
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【可動】ヒーロー着地。可動部はしっかり設けられておりますが、手首とかポロリしやすいかな。
この角度から見るとムービー商品特有のパーツが複雑に折り重なっている様子が見えると思いますが、その分繊細なところがあるのです。
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【付属品】アクセサリは3つ付属。ひとつ目はガトリングガン。腕が変形したような形状ですが、なんと前腕部を丸ごと取り替えるという仕様です。再現重視だとこうなるんでしょうが、TFではかなり珍しいタイプ。腕がポロリしやすいという弊害も…。
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ふたつ目はブレード。こちらは腕に取り付けるタイプで、ガッチリ固定できます。
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3つ目はこれまたTFらしからぬパーツ取り替えで再現するバトルマスク。劇中でもかなり印象的なマスクなので両方楽しめるのは嬉しいところです。TF6の主人公だけあって商品も気合が入っていますね。
この他主に車のガワパーツに使われているクリアパーツなんかも高級感が出ております。
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ちなみにノーマルマスクはこんな感じ。目が抜かれているということは…
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本体はこんなんです。目がジョイントの役割を果たしているんですね。これはこれでドロイドみたいな感じ?
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【ビークル】全世界待望の(?)フォルクスワーゲン・ビートルに変形。もちろんG1ネタです。先述したとおりクリアパーツがふんだんに使われ、その分塗装も多くて見た目が豪華。ただ、中身がかなりみっちり詰まっていてボディラインがガタつきがちなのが欠点です。
そもそもこのアイテムはバンブルビーというキャラ合わせで小さめなので、ビークルのガワ合わせにしわ寄せがきている感じです。
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ライセンス付きなだけあってガタつきさえしっかり整えれば見た目は完璧じゃないでしょうか。窓からロボパーツが見えないようになっているというこだわりがさすが。
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3種のアクセサリがちゃんとビークル底面に収まっています。付け替え系は余剰になってしまいがちですが、そこはTF開発スタッフ。そんなことはさせません。
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【変形】TFに慣れている人ならそんなに難しくない変形だと思いますが、全体的な構造がオーバーサイズで繊細な作りなので取り回しに気を使う感じ。特にクリアパーツは変に力を入れて割ってしまわないように気をつけましょう。ビークル時に全体のガタつきを整えるのも慣れるまで大変かもしれません。
見どころはビークルのヘッドライトがちゃんとロボの胸に配置されるところでしょうか。
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2020年のWFCバンブルビーと。こちらもライセンス品です。スタジオ版の方がリアル感がありますね。
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TF6ではバンブルビーのコミカルさが表情豊かに描かれ、人間たちとの交流を彩っていました。ちょっとイタズラが過ぎるところもありましたが…w
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バンブルビーでした。当時の最新作品のメインアイテムというだけあっていろいろとチャレンジングな商品になっていました。その分繊細な部分も目立つ商品ですが、全体としての完成度は今見てもなかなかの佳作だと思います。そして何といってもビートルに変形するのが唯一無二。是非手に取ってみてくださいませ。
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SS-48 オフロードバンブルビー
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【フロント&リア】シャッターやドロップキックがトリプルチェンジを活かした「2」商法で再登場する流れで、なんとバンブルビーも劇中序盤で見せたジープ形態で登場。人間たちからの逃走、ブリッツウィングとの対決、声を失う場面と印象的なシーンの連続だったのでこれは嬉しかったです。
スタイルは背面の板状のビークルパーツが目立つものの、全体的にスッキリしてSS-16からの着実な進歩を感じさせてくれます。
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【アップ】頭部は前作も良好でしたが、今回もいい感じ。同じパーツにも見えますがマスクギミック等は無いので当然違うものでしょうね。ちなみに胸のビークルフロント部はダミーパーツ。
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【可動】ヒーロー着地。背中の羽も無くなりスッキリしたので可動もパワーアップ。変形の都合もあるのですが頭部を上向きにすることができます。
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【付属品】今回はおとなしめでガトリングガンがひとつだけ付属。手にかぶせるようにして持たせる最近メジャーな仕様です。
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いつもはドアが変形した羽がある背中ですが、ちゃんとジープのタイヤでそれっぽくなっているのが芸コマ。
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頭部が上を向けられることは先述しましたが、なんと真上まで上げられます。
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「かかってこいやー」
「うわ…」
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【ビークルモード】ウィリス・ジープに変形。ライセンスありなのでめちゃくちゃカッコいいし、黄色が似合うこと。映画予告の時から「バンブルビーがジープをスキャンしてる!」と話題になっていたのを思い出しますね。
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顔が素敵。クリアパーツのヘッドライトがいい仕事してます。
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武器はビークル底面に収納できます。
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【変形】スタジオシリーズ初期はサイズと設計がうまくかみ合っていない感がありましたが(小さいボディに細かい変形をつめこんでいたりとか)、このくらいになるとだんだんこなれてきており、面白い動きをしつつも無理のない変形になっています。ビークル後部がパタンパタンと動いて足を形成するところと、ビークルフロントがダミーと入れ替わるところが見どころでしょうか。
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人間たちから逃げるビー。
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さらに翌年2021年の商品「B-127」はオフロードバンブルビーのリデコ。頭部が入れ替え可能になっていて(おそらく意図的)、バトルマスク状態にすることができます。これでブリッツウィング戦が再現できるというファン感涙の仕様。
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オフロードバンブルビーでした。これはビートルじゃないというだけで、それ以外は文句無しのバンブルビー。ブリッツウィングのお供に是非どうぞ。
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まとめ
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ビーの並び。少年ぽい体型と黄色いカラーリングが相まって、旧作よりもさらにカワイさアップ。
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ビークルモードでの並び。これは良いですね。どちらも甲乙つけ難いですが、やっぱり歴史と伝統でビートルに軍配かなぁ。
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「バ、バンブルビーが2体!?聞いてないぞ!」
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今まで散々もてあそんでくれたお礼をお見舞いだ!
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見よ!これが夢のダブルバンブルビーの実力だ!
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スタジオシリーズTF6版バンブルビーの2体でした。シリーズ注目のアイテムだけに、それぞれ違ったアプローチで良いものを目指して設計されております。オフロードの方は若干高騰しているようですが、出来はお墨付きですので、気長に探してみるのも良いかと思います。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしております。したっけねー。
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