前回のボーンクラッシャーに引き続き、2007年実写ムービー関連アイテムの紹介です。僕の手元にある2体の「当時品かつ劇中キャラ」のもう1体とは、このフレンジーでしたー。こちらの商品は「ファストアクションバトラーズ」というギミック重視の簡易変形サブラインで発売されたもの(日本では「ベーシック」)。どちらかというと低年齢層向けのアイテムで、造形はユルめですが大きさはデラックスサイズ相当でなかなか存在感があります。他の一般商品と並べるとサイズ感は滅茶苦茶なものの、まともに変形するフレンジーとしては唯一無二のアイテムのため我が家にとどまっておりました。それでは「実写TF15周年祭」 の後夜祭、いってみましょう。
TRANSFORMERS (2007MOVIE) – HASBRO
ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2007年公開の映画「トランスフォーマー」に合わせてリリースされた。劇中の非常に複雑なロボットのデザインを(当時としては)忠実に再現しつつ、リアルなビークルに変形するという商品性が驚きをもって迎えられ、新規ユーザーの獲得に成功してコンテンツ全体が再び活気づく契機となった。「ファストアクションバトラーズ」「リアルギア」「オールスパークパワー」などサブライン多数。
・販売 | 2007年 |
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今回は紹介の流れの都合上、オルトモードであるCDラジカセ状態から始めましょう。劇中でも形は違えどラジカセに変形していました。細かい分割線が入っていますが、なかなかのリアルさ。というかその分割線の入り方が独特すぎて、一体全体どんな変形をするんだ?とワクワクさせられます。
ところでラジカセ裏の上部に飛び出たボタン状の突起にお気づきでしょうか?
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前述のボタンを押し込むと、CD挿入口からディスク(状の武器)が勢いよく飛び出します。これがフレンジーのアクションギミックであるディスクブラストです。動画で紹介できれば良いのですが、これがなかなかの威力なんですわ。
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さて当サイトでは珍しく、変形の工程が面白いのでそれを見ていきましょう。ラジカセを立てたら、下部をパカっと開きます。お、ゴチャゴチャ出てきましたよ…。
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開いた筐体をそのまま180度回転し、反対側でくっつけちゃいます。4次元パズルみたいになってきましたね。
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縦に細長く入っている分割線を割っていきます。これがそれぞれ手足になるのですね。この変形、今でも通用する変態っぷりですよw。
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手足が完成。スターウォーズのドロイドっぽくなりましたが、最後に後頭部を手前に押し込んでやると…
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「パカ」と顔が出てきて完成です。最後に顔というのがなんともケレン味があって良いですね。
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劇中では針のような細さのキャラクターですが、CDラジカセから変形させたにしてはなかなかの細さのロボットができあがりました。変形の都合上全体的に左右非対称のパーツが使われているのですが、しわ寄せを全部背面にまわすことで前面はそれなりの再現度にできあがっています。
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可動はさすがに苦手分野で、ポージングは限られています。
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一応首を左右に振ることはできますが、ジョイントをはずして回すようになる上にちょっと軸がずれるので、多分この動きはあまり想定されていません。
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「ばあ!」御覧のとおり頑張って4本腕も再現されていますが、それほど効果的に動かすことはできません。
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頑張ってアクションさせるぞ!ハイキーック!!
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すたこらさっさー!
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ロボットモードでもディスク発射アクションは健在。背中のパーツを押し込むことで発動します。発射口がロボットモードではちゃんと体の真ん中に来るのがすごいですよね。
次は4コマ劇場でーす。
「人生は上々だ」
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THE END
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以上ファストアクションバトラーズのフレンジーの紹介でした。実写TFシリーズでは、いろいろな電子機器に変形する「リアルギア」シリーズがあったり、2作目のリベンジでも家電に変形するヤツがいたりして親和性の高い仲間がたくさんいます。今回は一緒に写真を撮ったりはしませんでしたが、そんな身近なアイテム軍団をわらわら部屋に置いておくのも楽しそうですね。お値段も安く取引されていることが多いので、探してみてはいかがでしょうか。というわけで「実写TF15周年祭」これにて閉幕とさせていただきます。
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