過去良品を振り返るシリーズ。今回は実写TFでも屈指の人気を誇るサイドスワイプを2バージョン紹介します。
TRANSFORMERS STUDIO SERIES |
TAKARATOMY / HASBRO |
SIDESWIPE |
2022 / 2019 |
SS-77 サイドスワイプ(SIDESWIPE)(2022)


【ロボットモード】映画2作目「リベンジ」と3作目「DOTM」に登場するオートボット。滑るような移動と両腕のブレードにより、出番はそれほど多くないのに印象的なキャラクターです。
SSではそれぞれの作品に登場した姿で2度商品化されており、こちらはリベンジ版。商品化としては後発になるんですが、映画に登場した順番で紹介しようと思います。

【アップ】全身ギラギラのシルバー塗装で非常に高級感のあるアイテム。実はDOTM版よりも塗装面積が増えて豪華仕様になっています。造形も細かくて劇中をよく再現しており、小さめのデラックスクラスながらSSでも上位に来る傑作アイテムと言えるでしょう。
SS-20 サイドスワイプ(SIDESWIPE)(2019)


【ロボットモード】こちらはDOTM版。ビークルの車種変更の関係で背面が異なりますが、前から見た姿は基本的に上記のリベンジ版と一緒。シュッとしたイケメンなのに下半身は鳥足の異形キャラというのがまた魅力です。

【アップ】リベンジ版と比べ塗装は少なめですが造形はおそらく一緒。こちらの方が先にリリースされたんですが、それにしても今回の2体って間が3年もあったんですね。
詳細レビュー


2体の比較。リベンジ版の追加塗装が非常に効果的なのがわかりますね。なお車種の違いは背中のビークルパーツに出ているんですが、ただパーツが異なるだけではなくて折りたたみ方も微妙に異なります。


【可動】グリングリンとまではいきませんが実写系としてはよく動きます。あとは逆関節の鳥足をどのように動かすかがポイント。

サイドスワイプと言えばタイヤ足。これで滑るように戦場を駆け巡ります。ちなみに立たせる時はかかとパーツが地面に接するように動かすことができ、自立できるようになっています。

【付属品】もうひとつサイドスワイプと言えば両手のブレード。今回は別パーツになっていて、手の甲のジョイントに接続します。


ビークルパーツも兼ねているので、鋭さはそれほどでもありません。


ディセプティコンどもめ!ぶった斬ってやるぜ!!

2丁のブラスターも付属。

銃も似合っちゃうイケメンサイドスワイプ。なおブラスターはエフェクトには対応しておりません。

さあ両手を上げるんだ!

もちろんフル装備だって可能!




【ビークルモード】コルベットスティングレイに変形。GM車なのでライセンス有りです。下のDOTM版はオープンカータイプ。


その名のとおり薄さがウリのステイングレイ。しっかりと再現されていますよ。そしてルーフだけじゃなくてフロント部も一部デザインが異なるんですね。

2台の並び。ビークルモードだとどちらも全面的に塗装されており、どちらかが見劣りはしません。

変形について、ブレードだけは後付け方式でボディ側面になります。TFは完全変形が基本ですから、この辺は賛否あるかもしれません。

ブラスターは車体後方底面に組み込まれており、排気管に見立てられています。

オープンカータイプのDOTM版。もちろん運転席は作り込まれていますよ。

【変形】オーソドックスなカーロボ変形に近く、ストレス無くサクサク遊べます。なお先述しましたが背中部分の変形が思ったよりも変更されていて、2体一緒にいじっていると一瞬あれ…どうだったっけ?となります。

ディセプティコン狩りチーム出動だ!

サイドスワイプだ!道を開けろ!



ぶちのめしてやるのは気分がいいぜ!!

一方こちらDOTMよりドレッズ追撃戦!

「おーっとこりゃ綺麗にそろっちまったな!」


アイアンハイド!

ドドーン!!

後ろだァッ!!
…と、それぞれ主な見せ場は一度ずつなんですが、どちらも非常にカッコよく描かれていて役得なキャラです。


SSサイドスワイプ特集でした。ブレードの組み替え変形がちょっと気になるだけで、あとは可動も変形も程よくまとまった佳作。さらにビジュアル面ではロボもビークルも文句なしです。両者はビークルに大きな違いがありますので、お好みに合わせてお選びください。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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