マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。ホルダック率いる悪のホード軍には控えめに言ってクレイジーな奴らが揃っているのですが、その中でも最狂クラスと言ってもいいマンテナを紹介いたします。まあいろいろ語るよりは現物を見ていただければ一目瞭然ですので、早速見ていくことにしましょう。
【ホールドトルーパーのボス・ホルダックのレビューはこちら】
MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。
・販売 | 2022年 |
・英名 | MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS MANTENNA |
【パッケージ】オリジナルトイに沿ったレトロ仕様。裏面はイメージイラストによるキャラ紹介・遊び方・ラインナップが載っています。今回届いたのは多言語のインターナショナル版だったので、キャラ紹介の説明文はありませんでした。BBTSは何が来るかわからないんですよねぇ。
【フロント&リア】こ、これは何なんだ…?臓物のような頭部にギョロッと飛び出た血走った目、ボディは比較的マトモかと思ったら、4本足!?もうアブないものをキメながらデザインしたとしか思えません。一応、虫系のインセクトイドらしいですが、多脚くらいしか要素ないよな…?
4本足がわかりやすいように、横からも載せておきます。上半身が意外と薄っぺらい。
【アップ】すごい顔だなぁ。まずベースが臓物みたいでウネウネヒダヒダが気持ち悪いです。しかもテカテカしてるし。そして目玉が大きいキャラはいろいろいますがここまで血走っているヤツも珍しいのではないでしょうか。口も○○の穴みたいで気色悪いし…とにかくこれ以上ないくらいにネガティブな頭部です。これが普通にリリースされていたというのが当時のMOTUの勢いを物語っていますね。
【可動】ヒーロー着地!4本足ですが意外といけました。それぞれの足はちゃんと標準フィギュアと同じ間接構造をしており、ある程度自由がききます。
さすが4脚なだけあって、立たせたときの安定感は抜群です。前キックも後キックも思うがまま。
前両足でダブルキ~ック!!しても自立しちゃいますよ。
しかし顔以外のひとつひとつのパーツは普通のデザインというのが逆にクレイジーさを際立たせているよなぁ。
【付属品】ホルダックにも付属していたバネ式アーチェリーが武器として付属。真ん中のツメをひっかけてテンションをかけ、接続部を押し込むとプラの弾性でビョンと伸びます。なお成形色はグレー。
【ギミック】さあヒーマンフィギュアといえばイロモノギミック。今回も相当キテるので大いに期待してください。頭の裏にレバーが飛び出ておりますが、これを下に下げると…
目玉が…
ビョ~ン!!
なんてド直球でアホなギミックなんだw!!そしてキモい!!当時の子どもたちにどれほどウケたのかはわかりませんが、マンテナって女の子向けの「シーラ:プリンセスオブパワー」のヴィランなんですよね。女の子は絶対買わないよねこれ…。
ちなみに今回のアクションについてもわかりやすいように動画にしてみました。
ちなみにアニメではこの目玉からいろいろな種類のビームを出します。
そしてこの飛び出た目玉はいろいろ遊べますよ。まずはこれは王道で。
「あら、こんなところに虫刺され…」
「スプラやり過ぎて眠れねー…」
マンテナの活躍をYouTubeでどうぞ。「シーラ:プリンセスオブパワー」の第1話です(ヒーマン公式・英語です)。第1話なだけあってヒーマンがメインだったり、新キャラクターがひと通りお披露目されたり、主人公のシーラがまだヴィランだったりと英語がわからなくても普通に面白い。
そしてマンテナはちゃんと目からビーム出してます。フィギュアとはデザインがかなり変更されていて、ギリギリかわいいくらいになってるのが面白いです。
最後は4コマ劇場始まりまーす。
「いたずら」
THE END
というわけでオリジンズ・マンテナの紹介でした。普通にキモいトンデモフィギュア。でもこれがあるからヒーマンはやめられないんですよねぇ。入手経路は限られてきますので、見つけたら悩まずに行っちゃいましょう。
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