トランスフォーマーレガシー TL-12 エリータ-1 レビュー

TFジェネレーションズ系
スポンサーリンク

 さて今回紹介するのはエリータワン(本文はこの表記でいきます)。女性型TFとしては実は歴史が古く、G1アニメにもレジスタンスの女性リーダーとして登場していたキャラクター。オプティマスの恋人としても有名です。とはいえ一話限りのゲストキャラで、しかも女性型とあって当時は商品化されず、まともに立体化されるのは2018年のPOTPまで待たなければなりませんでした。そんな彼女もなんやかんやでもう3度目の一般商品化。今回はどのようなアプローチでしょうか。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。

・販売2022年
・英名TRANSFORMERS LEGACY ELITA-1

【パッケージ】サイケなイラストに複雑な断面のレガシーパッケージ。ぽっかり空いた穴から直接商品がコンニチワしております。

【フロント&リア(ロボ)】ウーマン型TFというよりは少女型TFといった佇まい。全体的にディフォルメ感のあるシルエットです。リデコではない最初から女性としてデザインされたTFも珍しくはなくなってきましたが、アーシーや蜘蛛姐さんと違って知名度はそれほどでもないキャラも出せるようになったんですね(ミネルバリデコ前提のようですが…)。

【アップ】顔は歴代女性型の中でもトップクラスに美人ではないでしょうか。しかもそれでいてTFらしいバタくささも併せ持っていて、その辺の匙加減がうまいですね。

【可動】ヒーロー着地!触り心地はかなりオーソドックスなカーロボ。背負いものが干渉することもありますが、各関節の渋みも丁度良いです。

【付属品】銃が2つ付属。形状が異なるのですが似たようなものなのでまとめて紹介します。ご覧のとおりどちらもエナジョンウェポンですね。付属しないヤツがいたり全部エナジョンだったり、なんなんですかこのブレ感はw。

 とは言え、クリア成形の武器はやっぱりうれしい。エリータワンの場合、シンプルな銃で使いやすいのもなおさらです。エナジョンウェポンは奇をてらったものが多いですからね。

 彼女はレジスタンスの女性リーダーだけあって、一般的な媒体だと勇ましい「戦う女」というイメージが強め。このレガシー版はずいぶんとカワイイ方に寄せてきたのが新しいです。

 後ろから光を当てると綺麗に光ります。持ち手のところまで透き通って綺麗ですね。

 エナジョンウェポンといえば5ミリジョイントが設けられていて、ある程度組み換えができるのが売り。エリータワンの武器も2つ組み合わせてツインバレルの銃にすることができます。

 エリータワンは久しぶりに全身に5ミリ穴がちりばめられたプロダクトデザインになっています。これは腕の5ミリ穴と手にそれぞれ武器を接続した状態。上記の組み合わせ武器とはまた違ったケレン味があると思いませんか?

 バックパックの5ミリ穴に取り付けて、ジェットパックのようなイメージで。

【ビークルモード】これまた一風変わったビークルモード。基本的にはサイバトロンビークルであることが多い彼女ですが、今回は…地球型のようなSFのような…あえて言うならカートゥーン系ビークル?コロンとしていて本当にマンガみたいです。

 正面から見ると縦につぶれた顔をしていてさらにマンガチック。ビークル側面には計6か所もの5ミリ穴があり、お好きなところに武器をマウントできます。

 ビークル天面に飛び出ているロボモード時のヘルメットのようなパーツは、実は5ミリで差し込んであるだけなので取りはずすことができます。てっきり変形して頭部がここに来るもんだと思ってましたよ。というわけではずしたら5ミリ穴がでてくるので、武器を接続することが可能。

 ビークル背面はジェットノズルのような意匠があって、ここだけとてもSFっぽい雰囲気。これ、ロボ時の足先パーツを最後にパタンと倒して完成するのですが「おお、なるほど」と唸ってしまいました。

【変形】パーツ配置はオーソドックスですが、変形は若干トリッキーで、初めて触ったときはそう動くか!という新鮮な驚きがあります。ただ、パーツの移動やガワ合わせはジェネ系にしてはネットリしているというか、気持ちよく収まっていくという感じではありません。

 バックパックはヒンジが集中しているので、パーツ移動時、変な方向に力が入らないように気を遣うかもしれません。そんなにもろそうな感じはしないんですけどね。

 先述のビークル時のヘルメットパーツ。5ミリジョイントがあるので手に持たせることもできます。
「これを使えば、あなたもエリータワンよ♪」

 武器にとりつけることもできるよ!特に意味は無いよ!

「エリータ、わんっ♪」スノーがちゃんと認識するんですよ…w

OP「カワイイ…。」

 面白いので「エモい」でいろいろ撮ってみました。ハハハ…何やってんだろ俺w

 WFCのエリータワンと。製品としてはアーシーのリデコでした。頭部の意匠はほとんど同じですが、かなりデザインの方向が異なります。これまた別方向で美人さんで、Netflixアニメ劇中ではまさに有能な「戦う女」でした。
 ちなみに一般商品化されたエリータワンにはこの他にPOTP版(TFWikiリンク)があります。

WFC「この子、足手まといにならないといいんだけど…」
レガシー「わんっ♪(実は強キャラ)」

 エリータワンといえば有名なこんなイラストがあったはず…。
 以下、4コマ劇場始まりまーす。

「君ならどちらのココロと…」

THE END

 以上エリータワンの紹介でした。造形がとても良い上に比較的オーソドックスなカーロボということで、複雑なTFを触った後とかにホッとできる佳作です。女性型だからといって細身で繊細ということもなく、ガシガシ遊べるのがいいですね。女性TFは流通量が少ない傾向があるので、早めに入手しておくと安心かもしれません。というわけで皆様のレビューやご感想もお待ちしております。

【国内ショップで探す(スポンサーリンク)】

みんなのアメトイレビュー