トランスフォーマーレガシー TL EX-01ブラー&スタジオシリーズ SS-63ブラー レビュー

TFジェネレーションズ系
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 さて今回はレガシーのサブラインとして米ウォルマート限定でリリースされたヴェロシトロンスピーディア500コレクションから、ブラーを紹介します(日本ではタカラトミーモール限定)。そしてリデコ元のスタジオシリーズブラーもついでにやっちゃいますよ。ほぼ同じ型なので、ちょっと無理のある2体同時レビューでいきたいと思います。早速見ていきましょう。

TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2018年から展開。映画『バンブルビー』公開に合わせてこれまでのラインを仕切り直しし、歴代のキャラクターをより劇中に近い形・スケール感の新規設計でリリースしていく形となった。主に映画1作目から3作目(『ダークサイドムーン』)、および『バンブルビー』の登場キャラクターからチョイスされている。

・販売2023年 / 2021年
・英名TRANSFORMERS LEGACY VELOCITRON SPEEDIA 500 COLLECTION BLURR / STUDIO SERIES AUTOBOT BLURR

【パッケージ】右のSSの方は実は開封済み品を再度箱にしまっただけなんですが、とりあえず雰囲気ということで。この頃はまだ普通にプラ窓が使われていましたね。
 レガシーの方はノンプラスチックで、商品がむき出しで梱包されているという違いがあります。

【フロント&リア(ロボ)】右のSS版が先にあって左のレガシー版がリデコという関係。頭部はもちろんのこと腕部・バックパックと意外と広い面積がリデコされていて、雰囲気がかなり変わっているのがわかります。また色合いだいぶ異なっており、落ち着いた淡いカラーのレガシー、ビビッドなSSとなっています。それぞれの元ネタであるIDW版とG1版の違いですけどね。

【アップ】先述したとおり最大の違いはやはり頭部。レガシー版はIDW版を模していますが、不敵な表情がお茶目。SS版は販売当時も多少物議をかもしたバタ臭さが特徴です。確かにこういう顔なんだけどなんか脳内イメージと違うなぁというTFにはよくあるやつですね。

【可動】ヒーロー着地!さすがに可動はほぼ同じ。ヒザ・ヒジともに90度くらいまでで、細身で干渉箇所も無くTFとしては標準的な可動ですね。なお可動とは関係ないですが、この型の一番気になるところが腕にくっついている「振袖」パーツ。変形上どうしてもここにこのパーツが来るのですが、大きすぎて悪目立ちします。タイタンズリターン型はもう少しスッキリしてたんですけどね。

【付属品】アクセサリは両者全く同じ。まずは手持ち武器としてブラスターが付属。ヘッドマスター期にはターゲットマスターの相棒ができたり、ユナイテッド版ではスナイパーライフルがメイン武器だったりして、スピード+射撃キャラのイメージがありますね。

 説明もいらないかと思いますが、G1ブラーは「ザ・ムービー」でデビューした新レギュラーメンバー。せっかちな早口言葉とスピーディな動きが印象的なコメディリリーフです。IDW版はちょっと違って傲慢なトップレーサー。どちらも一癖あるキャラですが、基本的にはカッコいい正統派デザインなので人気は高い方じゃないかな。

 ホント、しゃべらないで武器を構えていればカッコいいんですよw。

 アクセサリ2つ目は溶接アーム。「ザ・ムービー」にて宇宙船の修理に使っていました。
IDW「あーそこそこ、そこが悪かったんだよありがとありがと!」

G1「アタシもアタシも悪いところ治して治して治して!」
IDW「了解了解!どうだいどうだい?」

G1「あーそうそうそう、そこが悪かったのよ悪かったのよ…」

「コラー!!」

 SS版のみ後頭部がクリアパーツになっていて集光ギミックがあります。ブルーのボディにブルーの瞳が似合いますね。

【ビークルモード】ホバーのフューチャーカーに変形。ビークル前方のデザインが両者で異なっており、そのまま今回のリデコ箇所になっています。どちらにしても細長くて先端が鋭いボディがスピードキャラを良く表現しているかと。
 なおレガシー版の黒いタイヤに見えるところは水色のところと一体成型になっていて回りません。さらにどちらも隠しタイヤもついておらず、コロ走行は全くできません。

 車体前方に武器をジョイントすることが可能。鋭利な車体がさらにシャープになり、スピード感がアップ。

 代表してレガシー版で見てみますが、溶接アームもちゃんと武器と一緒に取り付けられているのがおわかりでしょうか。SS版も同じです。

【変形】これもレガシー版で見てみます。G1期のアイテムから概ね同じパーツ配置なので完成された感のある変形で、手数もそれほど多くなく丁度良い難易度だと思います。腕部をガバッと横に開くところが気持ち良い。

 変形途中に何かできた…

 帝国の新兵器、BR-BRウォーカーである!

「オーバーケーダーゾー!」
「うわぁ~い、逃げろ逃げろ~!!」

「アタシブラーアタシブラー…」「ボクもブラーボクもブラー…」
「うるさ~い!!」

「いやぁ~~~!!」
ブラーにハズレ無し。いやホントに。ユナイテッド版を手放してしまったのが悔やまれますw。

 ブラーダッシュ!!足があまり上がらないので意外と難しい走りポーズ。

 おおっと、突然各界のスピードスターたちが乱入だー!!

 みんな負けず劣らずのスピード!!

ゴーーーーーーール!!
…あれ?

「ズルいぞズルいぞー!!」

次も4コマ劇場で~す。

「韋駄天たちの戯れ」

 THE END

 トランスフォーマーレガシー・VSコレクションからブラー及びスタジオシリーズブラーでした。「振袖」だけ気になりますがそれ以外は良好な佳作。ブラー好きなら買って損は無いかと思いますので探してみてはいかがでしょうか。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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みんなのアメトイレビュー

  1. ななし より:

    Twitterからきました!キャプションのセンスがすごく好きです。ブラー達のふれあいが司令官でさえも肉眼でとらえられてないのコマですごい笑いました。
    変形途中でも味があるし買いたくなっちゃいますね。
    比較画像もわかりやすくてありがたいです。

    • Aoi-Ame Aoi-Ame より:

      ななしさんありがとうございます!
      ご感想いただけますと励みになります。
      ブラーはキャラが立ってるのでネタがはかどりましたw