トランスフォーマースタジオシリーズ SS-45 ショックウェーブ レビュー

スタジオシリーズ
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過去良品を振り返るシリーズ。なんとなくショックウェーブ祭りということでSSのDOTMショックウェーブを紹介します。劇中再現が目的のひとつであるスタジオシリーズの中でも、画面から飛び出てきた感トップクラスの傑作。早速見ていきましょう。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2018年から展開。映画『バンブルビー』公開に合わせてこれまでのラインを仕切り直しし、歴代のキャラクターをより劇中に近い形・スケール感の新規設計でリリースしていく形となった。主に映画1作目から3作目(『ダークサイドムーン』)、および『バンブルビー』の登場キャラクターからチョイスされている。

・販売2020年
・英名TRANSFORMERS STUDIO SERIES SHOCKWAVE

【ロボットモード】実写映画3作目『ダークサイドムーン(DOTM)』に満を持して登場したショックウェーブ。ドリラーという巨大なメカイモムシ?を使役してオプティマスたちの前に立ちはだかりました。ただ強キャラ感は十分でしたが出番は少なめで、米軍の連携プレーであっけなく最期を遂げてしまいました。
DOTM当時のアイテムもなかなかの出来でしたが、SS版はもうため息が出るほど素晴らしい見た目。ボイジャークラスメガトロンを一部流用しながらもリーダークラスでのラインナップとなり、豊富なコストを全体のボリュームアップや塗装などに割り振ったようです。

【アップ】実写ならではのゴチャゴチャしたディテールの上に、メタリックな紫色は塗装で表現。しかも質感を出すためにムラのある非常に凝った塗り方ですね。これによってまるでCGそのままのような仕上がりになっており、手にした時の満足感が半端じゃありません。

【可動】これほどまでの見た目な上に、可動もなかなかのもの。気になるのはヒザの曲がりが浅いことくらいかな。

変形の恩恵で頭部が真上を向くことが可能。これがあるとポーズが楽しくなるんですよね。

さらに頭部の基部ごと前に引っ張り出すことも可能。角度限定ですが、下を見下ろすという動きにも使えます。

ショックウェーブと言えば腕のレーザーガン。DOTM版は巨大なキャノン砲といった趣きで、右手になっています。腕そのものが武器というデザインなので、取り外しはできません。

【付属品】別パーツの武器で巨大なブレードが付属。左腕に取り付けまして、これ込みでDOTMショックウェーブのデザインですね。なお素材はびっくりするほどプルップルの軟質。これ以外にも黒く見えるところは同じ軟質素材です。

キャノン砲構え!

残念ながらエフェクトパーツには未対応。銃口の穴は大きめなので、無理矢理突っ込めるサイズならいけるかも。

左手の大きなクローも軟質。特に可動箇所はありません。

クローアターック!どごーん!!

絶対やらなそうなポーズ。

背面には3つのスラスターがあり、それぞれ角度を付けることができます。

そしてこのスラスターの穴はファイヤーエフェクトに対応。

このスラスターにより、実はショックウェーブはド◯のように高機動を誇るのである!…という妄想。

「逃がさんよーッ!!」

【ビークルモード】サイバトロンSFタンクに変形。リデコ元のメガトロンに若干引っ張られてますが、近年のショックウェーブらしい変形モチーフです。なお劇中ではビークルは披露しておりません。

「やあ」とばかりに顔が思いっきり露出したデザイン。なんだか生々しいです。

後部には先述のスラスターも。

というわけで空くらいは飛ぶんじゃないかなこのタンク。

【変形】ゴチャゴチャしててなんだか難しそう…に見えるのですが、ステップは少なめで簡単です。パーツを大きく移動させる大胆変形で、パーツ同士の位置を決めるジョイントも要所要所にあって迷い無し。総じて気持ち良い変形となっています。

【付属品】さてこのショックウェーブには細かいボーナスキャラが3つ付属します。本体がボイジャークラスの背丈なのをリーダークラスのコストで作っているので、少しコストが余ったのかな?

まずはウィーリー(右)とブレインズ(左)。ウィーリーはリベンジから、ブレインズはDOTMから登場した小型TFで、意気投合して何気に大活躍してました。それぞれラジコンカー、ノートパソコンに変形しますが、今回はもちろん1パーツ構成なので変形無しです。豆粒かというくらい小さいので紛失に注意。スケールを合わせるのが目的かと思いますが、それにしてももう少し大きくても良かったんじゃ…w。この大きさでちゃんと塗装されてるのもすごいですが。

ビークルモードに乗せるとこんな感じ。

「おいやべーぞショックウェーブだ!」

どどーん!!

『チビどもめ…!!』
「ヒエー!!」

「よーし作戦通りやれよブレインズ!」
「任せとけー!」

『何を…(ドカーン!!)…ウゴツ…』

「うまくいったな!」「な!」

もうひとつの付属品はNEST空挺兵。パラシュート付きで劇中の対ショックウェーブ戦を再現できます。アメトイには時々こんな妙なアクセサリが付くんですよね。まあ面白い試みなんですが、おそらく多くの方は持て余すでしょうw。フィギュアのサイズはショックウェーブ合わせで作られており、可動箇所は特にありません。

「パラシュート部隊降下!ショックウェーブを狙え!」

「いいぞ!もっと近づくんだ!」

『な、何事だ…!?』

「よしうまくいったぞ!今がチャンスだ!!」

「一斉射撃だ!!」
バババババババ…!!
『ぬわァァァァァァ!?』

作戦成功!ショックウェーブは2度死ぬ!!

シージショックウェーブと。レーザーガンが左右逆になっているのと、カラーが同じ紫でもだいぶ違いますね。

最後におなじみ
“ARE ALL DEAD”

スタジオシリーズショックウェーブでした。潤沢なコストを見た目のディテールアップに全振りするというフィギュア棚飾り派にはとても嬉しい仕様。とにかくどの角度から見ても禍々しい完璧なショックウェーブで、一度は手に取っていただきたい傑作アイテムです。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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