マスターズオブユニバース・オリジンズ スネークフェイス レビュー

マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。スネークマンの大攻勢はまだまだ続きますよ！今回は2023年デラックスフィギュアからスネークフェイスを紹介します。早速見ていくことにしましょう。

MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
　米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。

【パッケージ】スネークフェイスはビンテージMOTU展開の最後にあたる1987年にリリースされたキャラクター。なので旧アニメには一切登場せず、2002年のリブートアニメが初登場でした。

【フロント＆リア】全員がヘビモチーフのスネークマンの中でもまたまた異色なスネークフェイス。ベースはヒューマノイド寄りですが、なにやら体のあちこちにヘビのモチーフが入っています。また、今まで派手な色のキャラが多かった中でグレーと黒基調というのもひと味違いますね。

【アップ】頭部の皮膚はヘビのウロコのようにブツブツしており、なかなか気持ち悪いです。ダメな人はダメなんじゃないでしょうか。

ヘルメットに髪の毛のようにくっついているは、実はヘビ。これも気持ち悪いです。

腕もよく見るとヘビが巻きついていますね。パーツ流用が多いMOTUシリーズですが、この腕は独自のパーツです。

【可動】可動箇所はシリーズ標準でいつも通り。

【ギミック】スネークフェイスにはヘッドパーツが2つついており、通常ヘッドを取り外して取り替えることで、目玉飛び出し状態を再現することができます。スネークフェイスには相手を石化する能力があり、この目玉飛び出し状態で力を放つという表現が多いようです。
頭部のヘビの群れや石化能力からわかるとおり、スネークフェイスはメデューサをイメージソースにしているようですね。

さらに胸部左右のパーツを手前に倒すことで、ボディからもヘビが飛び出たような感じに。

飛び出し状態のアップ。赤い目が飛び出すと実はヘビになっているという、怖いんだけどちょっとおもしろい状況。
ちなみにこのギミック、ビンテージトイでは背中にレバーがあって、そのレバーを動かすことで目や舌が飛び出す！という最高におバカなギミックだったんですよね。例によって可動確保のためにただの差し替えギミックになっちゃってるんですが、これまた残念な改変だなぁ。オリジンズのスネークフェイスが発表されたときはとても楽しみだったんですが、ちょっとガッカリ。

【付属品】いつものスネークマンの杖が付属。カラーは深緑です。

もうひとつはヘビモチーフのシールド。メデューサといえば鏡の盾ですが、そこからの連想でしょうか。
それにしても相手を石化する力ってかなりチートですよね。子供の頃メデューサの話を聞いて怖かったもんなぁ。

「これが蛇悪の力だ！！」

「くらえぇッ！！」
なおスネークフェイスはスネークマンの中でもかなりの強キャラで、かつて「エルダーズ」という長老たちの手により封印されたというバックグラウンドを持っています。

「えへへ…石にしちゃうぞ〜」
「キャー！ヘビ嫌い！助けてー！」

「ほげっ！？」

「てェェェェィッ！！」

ドゴーン！！
「キュウ…」

MOTUオリジンズからスネークフェイスでした。これまた楽しいギミックがオミットされてしまったちょっと残念なアイテムですが、その分可動を活かして遊びましょう！というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

【国内ショップで「マスターズオブユニバース」を検索する】

【ebayで探す（スポンサーリンク）】