ビーストウォーズアゲインBWVS-01恒久の対決 レビュー #メガトロン編 feat.マクシマルティーレックスほか

TFジェネレーションズ系
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前回に引き続きビーストウォーズアゲインシリーズ第1弾『恒久の対決』からメガトロンの紹介です。同型商品であるキングダム版、マクシマルティーレックス、コラボのティラノコンレックスもついでにいきます。早速見ていくことにしましょう。

BEAST WARS AGAIN – TAKARATOMY
 映画『ビースト覚醒』に先駆けてテレビ放映された『ビーストウォーズアゲイン』(旧アニメの再編集版)のフィギュアという位置付けのシリーズ。実際はキングダム以降のジェネレーション系アイテムの重塗装・豪華仕様版で、キャラクター名等に和名が使用されているのが特徴。

・販売2023年
・英名BEAST WARS AGAIN ETERNAL BEAST SHOWDOWN

ビーストウォーズアゲインBWVS-01 恒久の対決(2023)

【ロボットモード】メガトロンはユナイテッド版がまあまあのリメイクでしたが、超絶完成度のMPを経て、キングダム版はジェネレーション系でも決定版と言えるアイテムとなりました。そして今回のアゲイン版。ご覧のとおり塗装の情報量が半端じゃありません。これはもうCGに似ているとか似ていないとか以前に、とにかく「すごい」んです。

【アップ】頭部はついに実現したくいしばり顔。キングダム版ではエラー品でこの頭部が混ざっているなんて噂がありましたが、オリジナルトイなどで馴染みがあった顔なのでこの仕様変更は素直に嬉しいですね。そしてその他の塗装も細かくて綺麗!

キングダムKD-04メガトロン(KINGDOM : MEGATRON)(2021)

【ロボットモード】アゲイン版を見た後だと物足りないですが、このキングダム版の完成度はリメイクビースト戦士の中でも頭ひとつ抜けている印象です。リーダークラスの豊富なコストを惜しみなく投入した感じで、「硬質プラのボディに軟質の皮をかぶせる」という驚きの仕様で登場しました。後年の劣化が怖いというネガティブな意見も散見されましたが、恐竜のリアルな質感と手に持った時のズッシリ感は何にも代え難く、ひとつの方向性としては大成功していると言えるでしょう。

【アップ】アゲイン版よりも全体的に赤っぽいですね。頭部は口を閉じた状態で造形されております。

キングダム KD EX-12マクシマルティーレックス(KINGDOM : MAXIMAL T-WRECKS)(2022)

【パッケージ】開封済みですが雰囲気だけでも。ティーレックスはミルトリアン星座セクター17で戦死した攻撃隊長。オラクルの力により新たなダイノボット部隊のリーダーとして再生しました。
元は『ビーストマシーンズ』期に海外展開された玩具のみのミニシリーズ『ダイノボッツ』のアイテム。その名のとおり当時の恐竜型アイテムを集めてリカラーで構成されたシリーズでした。

【ロボットモード】要するに赤リカラーのメガトロンです。メガトロンのキャラが濃すぎて別キャラであることを脳が拒否しがちなんですがw、とにかくこれでも正義のマクシマルなのです。

【アップ】顔はキングダム版と同じもの。一応歯が塗られてますね。なおボディ部の塗装は簡略化されています。

コラボレーティブ ティラノコンレックス(COLLABORATIVE : TYRANNOCON REX)(2022)

【パッケージ】TF×ジュラシックパークのコラボレーティブとしてリリースされたアイテム。オートボットのJP93とディセプティコンのティラノコンレックスのセットです。レックスはパーク内に捕獲されており、混乱を起こそうとしているという設定。今回はレックスだけ紹介します。

【ロボットモード】これまたガラリと雰囲気が変わってベージュとブラウンがメインのリカラー。一番恐竜っぽいと言えば恐竜っぽい色です。

【アップ】レックスは今回が初登場となるオリジナルキャラ。頭部は新規のものが使われております。アクの少ないゴーグル顔が嬉しい。

ちなみにレックスの性別は女だそうです。これはジュラシックパークの恐竜は全てメスという映画の設定からと思われます。


気になるキングダム版とアゲイン版の違い。ご覧のとおり塗装量が圧倒的に増えており、もはや別人レベルです。

【可動】リーダークラスの巨体ですがちゃんと動かしたい所が動きます。ひとつひとつのパーツが大きいので少し干渉しやすいのと、軟質パーツ多めで重たいのがアクションにはマイナスかな。

メガトロンには特に付属品はありませんが、身体の構造そのものが武器になっています。右手はティラノサウルスの頭部そのまま。強さと凶悪さがよく表された名デザインですね。

G1メガトロンというと腕に付いた巨大なキャノン砲が最大の特徴でした。それをビースト的に解釈したともとれます。

ティラノの口の中には5ミリ穴があり、エフェクトパーツを付けることができます。オリジナルトイでは水鉄砲ギミックが仕込まれていました。

「燃えろ燃えろー!!」

左腕にはティラノのシッポが変形したクローが。腕がクローなんじゃなくて、クローが腕に付いている状態です。外すことはできません。

オリジナルトイではクローをレバーで開閉できました。今回の型では自由に動かせます。

なんとなくティーレックスvsティラノコンレックス。

【ビーストモード】ティラノサウルスに変形。上からアゲイン、キングダム、ティーレックス、ティラノコンレックス。オリジナルトイはティラノの頭部が大きめでしたが、今回のリメイクでは自然なバランスに調整されています。変形の分割線があるとはいえ、そこらの恐竜フィギュアにも負けず劣らずの造形。それにしてもカラーリングが異なると雰囲気もだいぶ変わりますね。

頭部の造形がこれまたすごい。特にティラノコンレックスのカラーだとホントに映画に出てくる恐竜みたいです。

メガトロン比較。ビーストモードだとさらに違いが引き立ちます。軟質の質感と模様が相まってとんでもない満足感!

口は開閉が可能。口内の造形もなかなかで迫力があります。

頭部は上下させたり回転させたりできます。

首の付け根には3枚のパネルが。場所によっては見栄えが悪くなることもありますが、頭部を動かしてもスキマを隠し続ける構造になっています。

手や足・シッポある程度自由に動かせます。

ギャオー!

コラボらしい写真も1枚くらい。

「ん…?何か分が悪いぞ…」

分身して対抗だー!!

コンボイとのバトル!

ガブリンチョ!

「フッフッフ…これで終わりだコンボイ!」

「させるか!ゴリラアッパー!」

「ぐぐぐ…ぐるじい…」

「ゴリラゴリゴリパーンチ!!」

「争いはStop It!!」

ふとももパーツを広げれば、なんとなくメタルスのビークルモードっぽく…。

【変形】ぱっと見ものすごく複雑な変形をしそうですが、基本的にはオリジナルトイを踏襲した形でステップ数は意外と少なめ。上半身をグルンと回すところが伝統的かつ驚きのある見どころですね。

セットのコンボイとの並び。ちょうど良い対比だと思います。敵が大きいのはいいことだ。

さあロボットモードでも戦いだ!
エネルゴン争奪戦!

「決着だメガトローン!!」

がきーん!!

「ぶわっはっはっは!甘いぞコンボイ!!」

「さあ息の根を止めてあげようかコンボイくん…」
「くっ…!!」

ドカーン!!
「ほえぇぇッ!?」

「油断大敵だぞメガトロン!!」
「ぐわぁッ!!」

「良い子のみんな!正義は勝つ!」
「あ~ハイハイ…」

これはウザいまとわりつき攻撃!

「だからマクシマルだってば!!」

ビーストウォーズアゲイン恒久の対決からメガトロンでした。コンボイはなかなか良いねくらいでしたが、メガトロンについてはもう完全なる決定版。このメガトロンのためにボックスセットを買ってもいいくらいです。迷っている方は早めの購入をオススメします!というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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