ビーストウォーズアゲイン BWVS-08幽幻の対決 レビュー #ホーンテッドワスピーター編

さて今回は前回に引き続きビーストウォーズアゲインシリーズ第8弾『幽幻の対決』からホーンテッドワスピーターです。誰それ？になっちゃいますが、要するにゴーストスタースクリームに乗り移られたワスピーターのことらしいです。それでは早速見ていくことにしましょう。

BEAST WARS AGAIN

TAKARATOMY / HASBRO

HAUNTED WASPEETER

2024

はじめに

【パッケージ】初代ビーストウォーズに登場したビースト戦士たちを豪華塗装で収録してきたアゲインも、(たぶん)とうとう最後になりました。メインキャラクターは前回までで出し尽くしたのですが、ここにきてまさかのゴーストスタースクリームと乗っ取られたワスピーターの商品化。スタスクはともかく、ワスピーターは何が違うんでしょ？

国内オリジナル商品ということで、パッケージもなかなか豪華な作り。ボックスを開くと、ビーストウォーズ当時のパッケージを模した台紙が出てきます。スタスクもちゃんとG1トイのイラストを使っていて、もしも当時ゴーストスタースクリームが出ていたら…を感じられる面白いデザインになっています。なお台紙はコンパーチブル仕様で、裏返すとちょっとシブい雰囲気に。

これまた当時品アイテムを意識したバイオカードが付属。やはり表裏でデザインが異なります。

ホーンテッドワスピーター(HAUNTED WASPEETER)

【ロボットモード】KDワスピネーターのリカラー。アゲインでは「瞬速の対決」に続き2度目の型となります。スタースクリームに乗っ取られた姿とは言っても、劇中で特に違いがあったわけではないのでどうなるんだろうと思ったら、瞬速版に比べ落ち着いたカラーリングに変更。違いがあるのはもちろん歓迎なのですが、正直2度も収録するほど良い型かというと…w

【アップ】各部の造形はもともと良くて、頭部も劇中そっくり。細かい塗り分けとキャンディ塗装がとても映えます。

後頭部にはプレダコンエンブレムのかわりにディセプティコンのエンブレムが。一番の違いがココ。

瞬速版(右)と比較。カラーリング自体は明らかに異なり、今回は全体的に暗い配色になっているほか、クリアパーツも青から紫に変更されています。それはいいんです。問題は、ワスピーター2つもいらない…w

集光はまあまあ。今回のキャラ的にはこういう雰囲気が似合いますね。

【可動】アクションもなかなか。虫脚が邪魔になることもあります。ちなみにこの型の最大の欠点は、このちょっと太めな虫脚なんですよね。

【付属品】ワスピーターといえば、おしりの先端がはずれてブラスターになります。この型のブラスターは1ピース構成で、ホントにただはずしただけ。エフェクトにも未対応です。

はーっはっはっは！俺様がデストロンを乗っ取ってやるのだ！！

【ビーストモード】リアルハチに変形。ビーストモードの造形もなかなかのもので、脚が太すぎるのとロボパーツが見えちゃってるの以外は良い感じ。思わず背筋がぞわっとなるくらいにはリアルです。

頭部は軽く上下に動かせるほか、口も開閉できます。それにしてもクリアパーツの複眼が効果的ですね。

瞬速版(左)と。カラーリングが異なります。

羽も根本から自由に動かせます。ぶーんと飛んでるイメージで。

【変形】もともと無理のあるデザインなためか、変形のカッチリ度はいまいち。それでもかなり工夫されていて、よくここまで劇中のスタイルを再現できたなという感心しかありません。

まとめ&オマケ

これはゴーストスタースクリームに乗っ取られたイメージで。しかしリアルタイムで見てた人はきっと度肝を抜かれたでしょうね。

ガハハ！！ナルレイキャノン！！

ビークルでも比較。ボイジャークラスのスタスクはデカいです。

もう取り憑かれるのはゴメンだぶーん！

待ちやがれー！！

ヘッヘッヘ…どうだ。2人で力を合わせれば、デストロンなんてチョロいもんだぜ！？

ぼくちんの身体を勝手に使うな〜！！

幽幻の対決はまだまだ続くのであった…。

…ほら、あそこです！！

ホーンテッドワスピーターでした。アゲインでは2度目の型で、カラーリングの異なる特別仕様。ただ、正直２体欲しいかと言うと…w。このセットは完全にゴーストスタースクリームがメインということになるでしょうね。ご購入はお好みで。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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