さて今回はSSバズワージーからアイアンハイド&プロールの紹介です。死にかけ状態を商品化するというアメリカらしい？セットですよ。
| TRANSFORMERS STUDIO SERIES |
| TAKARATOMY / HASBRO |
| IRONHIDE & PROWL |
| 2023 |
【パッケージ】1986年のアニメ映画「ザ・ムービー」に取材したいわゆる86シリーズの限定品。映画序盤、ディセプティコンの攻撃で全滅したオートボット軍団を再現するというなんとも悪趣味な2パックで、翌年も同じフォーマットでラチェット&ブローンが発売されました。米ターゲット限定バズワージーバンブルビーでのリリースです。
86-24BBアイアンハイド(IRONHIDE)(2023)
【ロボットモード】紆余曲折を経てやようやくたどり着いたアイアンハイドのひとつの決定版、SSアイアンハイドのリデコ。ディセプティコンの襲撃で受けた胸部の致命傷が再現されています。
【アップ】通常版と造形的に異なるのは胸部と頭部。胸部は割れたガラスとむき出しになった内部メカがリアルに再現。顔もまさに断末魔の表情になっており、なんとも悪趣味なアイテムとなっております。
【可動】ヒジヒザは90度くらいまで。パンツの前垂れは全体が上に上がる構造になっており、よく見てはいけない状態になりますが太ももの干渉を避けられるようになっています。
【付属品】レーザーピストルが2丁付属。
いつもの6ピースファイヤーエフェクトが付属。変なクセがついちゃってますね。ドス黒い紫色が不吉な感じ。
ピストルはもちろんエフェクト対応です。
そしてこれがエフェクトの正しい？使い方。
ピストルは背中や脚部にマウントしておけます。
【ビークルモード】ワンボックスカー(ダメージド)に変形。リアルなチェリーバネットというよりはアニメ風の造形。通常版と比べて窓がクリアから塗装に変更されています。
そして特筆すべきはサイドの黄色いラインが追加されたこと。このラインってデザイン上必須レベルだと思うのですが、なぜか(まあだいたいコストなんでしょうが)通常版では省略されていたんですよね。今回のダメージバージョンで追加というのもなんとも痛し痒しです。
フロント部はロボ胸部がそのまま来るので当然クラッシュ状態に。なんか不吉なオモチャになっちゃいました。
武器はルーフにマウント。
そしてエフェクトを使えば事故車に…
【変形】シージやアースライズの変形を改良したパタパタパネル変形。複雑な構造のわりにわかりやすく、動かしていて楽しい快作です。ただパネルが薄くジョイントが硬いので若干強度に不安があります。
86-20BBプロール(PROWL)
【ロボットモード】アースライズプロールのリデコ。やはりクリアパーツを通常プラに置き換えて塗装窓にしたアニメ再現仕様。デラックスクラスにしては全体的に小さめで空洞も多く(変形の都合もあります)、素人にはわかりませんが何か別な部分にコストがかかっているのかもしれません。
【アップ】ハイドと同じく胸部がダメージ仕様にリデコされ、頭部は断末魔の表情。劇中プロールはこの顔がアップで映るので、印象的な表情だったりします。
【可動】この型はシージからのリデコな型なんですが、脚部が空いている分、可動域が広くて優秀です。
【付属品】手持ち武器としてブラスターが付属。
エフェクトにも対応しています。
背中のパトライトは取り外し可能で、5ミリジョイント接続です。腕などに付けて遊べます。
そしてこれがエフェクトの正しい使い方…。
ブラスターは背中にマウント可能。パトライトにも付けられます。
【ビークルモード】パトカーに変形。ガラスが塗装なのでカートゥーン感がおります。
フロント部はダメージ仕様で、内部メカがむき出しになっています。
「警視庁」ロゴのかわりにオートボットマークをあしらったポリスエンブレムが。
そしてこちらも事故車モードに…
【変形】ザ・カーロボな王道変形。直感的で無駄のない工程で変形できます。
まとめ&おまけ
表情さえ我慢できればどちらもG1アニメ風味が強めの良作。このコンビはアースライズの限定品でも2パックになりましたね。
オートボットどもめ！蹴散らしてやるぜー！！
ディセプティコンに栄光をー！！
「司令官が落ちてくる…」だとか…
「う◯◯踏んじゃった…」
なんかにも使えますw
SSアイアンハイド&プロールでした。型は良いしリデコにも気合いが入っているのですが、シチュエーションが微妙な何とも言えない2パック。皆さんも手に取って背徳感を味わってみてはいかがでしょうか！？というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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