さて今回はDCマルチバースのソロモングランディWAVEの2回目ということで、キャットウーマンとラーズ・アル・グールを紹介いたします。どちらもゲーム「アーカムシティ」に登場したキャラですが、キャトウー(って略すの僕だけ?)はプレイヤーキャラ、ラーズはボスキャラのでした。1人でした。では早速見ていきましょう。
DC Multiverse 7″- McFarlane toys
元々はマテル社が2015年に立ち上げた6インチフィギュアライン。コミック・映画・ゲームなどあらゆる媒体のDC世界に題材を求め、統一スケールで展開。2020年からはライセンスがマクファーレントイズに移り、スケールを7インチにアップして再スタートした。パーツを集めて作るコレクトフィギュア、大きなサイズのメガフィギュアなどの派生がある。
・販売 | 2022年 |
・英名 | McFarlane Toys DC Multiverse Batman(Arkham City) |
キャットウーマン(CATWOMAN)
【パッケージ】シンプルで渋いボックス仕様。文字情報などはほとんど無く、裏面にはコレクトフィギュアであるソロモングランディの説明が写真とイラストで表現されております。キャットウーマンは細身でプラ質量も少な目なためか、付属するパーツは大きなボディ。
【フロント&リア】本名セリーナ・カイル。1940年代からの最古株キャラ。ブルースと惹かれ合ったり敵対したり物語に深みを与えてくれるヴィランです。「アーカムシティ」では敵ではなくチョイ役で登場しますが、サブストーリーにてプレイヤーキャラとして操作できます。実は僕はそこまでやりこまなかったのですが…。
フィギュアについては細身のシルエットとモデルのような長い手足でセリーナの妖艶なスタイルを見事に表現しております。全身ラバースーツがフェティッシュ。
過去の「キャットウーマン」関連商品のレビューはこちら
【アップ】実在の女優さんのようなきれいな造形。ゲーム本編にも似ていてすごい技術ですね。なお頭部は全て一体成型なので、ゴーグルを下げるとかのギミックは特にありません。
【可動】ヒーロー着地。可動はほぼ申し分ないのですが、太ももの横ロールが無いのでハズブロ商品とは勝手が異なります。また、おそらく腕が細いので仕込めなかったんだと思いますが、手首を上下するようなスイングが無し。その代わりヒザもヒジも2重関節になっていて深く曲げることができます。
ハイキック!!マクファーレンのフィギュアはずっしり重いので、安いフィギュアスタンドで固定するのがひと苦労なのですが、キャットウーマンは軽くていじりやすいです。
「ニャ~ゴ…」
「フニャァ゛!!」
【付属品】キャットウーマンの付属品は彼女らしいウィップ。軟質一体成型なので変形させることはできませんが、もともと表情がついているのでポーズをキメるのには困りません。ゲーム中ではバットマンのグラップルガンのように高いところに登るために使用するようです。
ピシャアッ!!
ゲーム本編で対決するトゥーフェイス。これはマテル4インチ版で小さいので、遠近法を使って撮影してみました。遠いなw
レイヴンスポーンのウィップ…というか鎖鎌。ゴツすぎるか。
「あら、もうくたばったのぉ?」
ブルースと。体格差もバッチリですね。
ありそうなシーン。とりあえず一回バトルしてから共闘するのがお約束ですよね。
というわけでキャットウーマンでした。造形も素晴らしくスタイルも良好。そもそもアーカムシティ版キャットウーマンのデザインが最大公約数的で秀逸ですから、我が家のキャットウーマンとして良いアイテムですね。ホットトイズで国内正規導入しておりますので、購入はトイサピエンスさんやあみあみさんでどうぞ。
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ラーズ・アル・グール (RA’S AL GHUL)
【パッケージ】別名デーモン・ヘッド。生命の泉「ラザラス・ピット」の力で不死に近い肉体を持ち、暗殺者集団リーグ・オブ・アサシンを率いて世界を粛正することが目的。1970年代からのスーパーヴィランです。実写では何といっても渡辺謙(影武者でしたが)がコミックと全然違うけど雰囲気出てました。ドラマ「ゴッサム」ではシーズン4のメインヴィランの1人でしたし、ドラマ「アロー」でもシリーズを通してリーグ・オブ・アサシンが物語を引っ張っていました。今やDC世界には(リーグも含めて)なくてはならない存在ですね。
さてパッケージはおなじみクール・シンプルなボックスタイプ。コレクトフィギュアのパーツは両腕が付属しております。
【フロント&リア】媒体によっていろんなデザインがあるラーズですが、アーカムシティ版はコミックっぽい顔+エキゾチックな格闘服というスタイル。格闘がメインのゲームなので動かしやすい服装にしたんでしょうか。深~い緑が渋いです。
【アップ】白髪交じりのボサ髪はコミックデザインから。顔は若々しくダンディなおじさまといった雰囲気です。表情がどこかしら物憂げなのが長い年月を生きてきた内面を表しているようないないような。
腕には龍のタトゥーが綺麗なプリントで再現されております。その他ボディアーマーにも龍のモチーフがあり、全体的に中華的なテイストにまとめられていますね。もともとのラーズがフー・マンチュー(英小説に登場する架空の中国人。世界征服をたくらむ)をモチーフのひとつにしており、アラビア語の名前も含め「東方世界の魔人」というイメージなんでしょうね。
【可動】ヒーロー着地はこんな感じ。毎回述べますが太ももの横ロールが無いためポーズには少し工夫が必要です。ラーズに関してはヒザ・ヒジどちらも2重関節なのは良いところ。ただボディは素体の上に軟質アーマーを着ているので他のフィギュアより上半身の動きは限られます。
構え!魔法使い的なスタイルのことも多いラーズですが、このバージョンは特別格闘も強そう。
ファイティングポーズ。おじさんの強キャラって、マジで強そうに見えますよね。ところでマクファーレンのフィギュアは替え手首とかがあまり付かないのですが、手がどうしても半開きのままになってしまうのでパンチが表現しずらかったりします。
【付属品】剣が付属。ラーズといえば剣の達人。ゲーム中ではこれを振り回して大暴れします。ドラマ「ゴッサム」でも重要な役割を果たすアイテムでした。
剣ポーズいろいろ。ゲームではこの剣を振って衝撃派を出してきました。
ラッシュラッシュ!!ゲーム中での超絶スピードの連続斬り。バットマンがこれをガードするところが滅茶苦茶カッコいいんですよ。
「グわぁッ!!」打ち負けてしまったバットマン!!
ガキーン!かろうじて追い打ちを防ぐバットマン!
ちなみにラーズはバットマンをある程度認めており、自分の後継者にしようという気持ちも持っています。
バキィィィィッ!!なんやかんやで最後はバットマンの一撃がさく裂したぞ!!
ラザラス・ピットで回復中…。
「ぷはー!整いましたー。」
というわけでDCマルチバースからラーズ・アル・グールでした。国籍不詳なダンディおじ様。バットマンの強敵として是非棚に並べてあげて下さいませ。DCマルチバースはホットトイズで正規導入してくれていますので、購入はトイサピエンスさんやあみあみさんでどうぞ。
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まとめ
今回はDCマルチバース・ソロモングランディWAVEの2回目として、キャットウーマンとラーズ・アル・グールの紹介でした。本WAVEは全部で4体。残りのペンギンと、コレクトフィギュアのソロモングランディを次回紹介したいと思います。それではお楽しみに。
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