ビーストウォーズアゲインBWVS-02頑強の対決 レビュー #スコルポス編 feat.スコルポノック&サンドストーム

TFジェネレーションズ系
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さて今回も前回に引き続きビーストウォーズアゲイン『頑強の対決』。後編はスコルポスです。元になったキングダムスコルポノックは記事が古くなったので最レビュー!さらに同型のサンドストームもついでにどうぞ。それでは早速見ていくことにしましょう。

BEAST WARS AGAIN
TRANSFORMERS KINGDOM
TRANSFORMERS LEGACY
TAKARATOMY / HASBRO
SCORPOS
PREDACON SCORPONOK
PREDACON SANDSTORM
2023
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ビーストウォーズアゲインBWVS-02 頑強の対決 スコルポス(SCORPOS)(2023)

【ロボットモード】ビーストウォーズのデストロンチームの中ではメガトロンに忠誠を誓う使いやすい部下という存在。それなりに強いんですが他のアクが強すぎて、相対的に存在感は低めでした。
アゲイン版はキングダム版の成形色・塗装変更でリリース。ぱっと見あまり違いは無さそうですが、よく見るとかなり細かい部分まで丁寧に色分けされていることがわかります。

【アップ】頭部もかなり細かく塗装されております。…ていうかスコルポスってこんなふうに頭だけ色が違うんでしたっけ?

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キングダムKD-17スコルポノック(PREDACON SCORPONOK)(2022)

【パッケージ】パッケージは以前撮った写真で。スコルポノックといえば当時のビンテージトイが破損しやすく、なかなか美品にお目にかかれないことで有名。キングダム版は待望のリメイクとなりました。Netflixアニメ『キングダム』にも登場しましたが、なぜかわらわらとたくさん出てきて雑魚キャラに。その流れなのか、映画『ビースト覚醒』でも雑魚キャラになってましたね。

【ロボットモード】全体的なカラーリングはこの時点でいい線いってます。アゲイン版よりも鮮やかな印象ですね。
ところでこのキングダムスコルポノック、リリース時から話題になったのがその体型。腰部が小さいというか下半身が貧弱で、どうも寸詰まりに見えます。アニメでもこんな体型ではないので再現というわけではなく、なぜこうなったのかは謎。コストの制約だとは思いますが…。

【アップ】頭部の塗装面積はアゲイン版に比べれば少ないですが、十分細かく色分けされており、特に不満はありません。CGアニメならではの「テカリ」もそれなりに再現できていますね。

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レガシー サンドストーム(PREDACON SANDSTORM)(2022)

【ロボットモード】元はスコルポノックリカラーのボットコン限定アイテム。本名スコーピウスで、よくわかりませんが限定品らしい小難しい設定が盛りだくさんです。スコルポノックと打って変わってオレンジやベージュを基調とした明るいカラーリングで、普通のプレダコンとは違いますね。なおG1の同名キャラとは特に関係がない模様。

【アップ】サンドストームは頭部違い。当時品初期アイテムはミュータントヘッドという別頭部があるのが恒例でしたが、これはそのミュータントヘッドを元にしたもの。よりクリーチャー感がアップです。

ひとまずアゲイン版とKD版を比較。確かにアゲインの方が細かい塗り分けがされているようですが、全体的な印象としてはそれほど差異は無し。KDのままでいいといえばいいかもしれません。

【可動】ひとつひとつの可動ポイントはちゃんと動いてくれるんですが、体型が変なせいでいまいちポーズは決まりません。どうしても三下ザコっぽい雰囲気になってしまいます。

腕のハサミ部分はもちろん開閉できるほか、根本で回転するので縦にも横にもできます。

もうひとつの大事なモチーフであるシッポは根本と先端近くで動かすことができますが、それほど可動範囲は広くはありません。なのでシッポを使ったダイナミックなポーズは難しめ。旧玩具では先端が伸びるギミックがありました。

サンドストームに使われているミュータントヘッドは、上向きの動きが異様に得意。このように真上を向けちゃいます。

【付属品】先ほどもチラ見せしましたが、ハサミの中にはミサイルが。5ミリジョイントで付いており、左右どちらにも付けることができます。旧玩具だとスプリング式ミサイルでしたが、今回はさすがに飛ばすことはできません。

それぞれミサイルのカラーリングは異なります。アゲイン版にはデストロン(プレダコン)のマークが。

ガラにもなく華麗に舞うぜオラオラ〜!!

もう片方のハサミの中には蜂をモチーフにしたミニドローン「サイバービー」が。アニメでは偵察等で使っていました。やはり5ミリジョイントで付いています。旧玩具ではハサミの一部がハチに変形するという非常に凝ったギミックでした。こういう自然な形へのアレンジも好きです。

やはりカラーリングはそれぞれ異なります。小さいオマケパーツなのに塗装が凝っていて嬉しいですね。なおサイバービーは1パーツ構成なので特に動かせるところは無し。

偵察だオラー!!

つまりハサミの中には5ミリ穴があるわけで、ファイヤーエフェクトなんかも付けられます。

【ビーストモード】おなじみサソリに変形。キングダム以降のビースト戦士リメイクはリアルなビーストモードがコンセプトのようですが、このスコルボス/スコルポノックに関しては色がどうしてもフィクションになってしまいますね。ちなみにアゲイン版は顔だけ紺色になってカラーだけでも劇中と同じにしようと頑張っていただいてます。

【ビーストモード】サンドストームはガラリと印象が変わって、その名の通り砂漠の砂の中で擬態していそうなサソリに。

頭部にはつぶらな瞳が2つ。アニメだとなぜか眉毛とかがあったんですよね。ぬらっとした質感が独特の気持ち悪さを表現しております。

もちろんハサミは開閉可能。サソリモードで遊ぶときはこれが特に大事ですよね。

前3本の脚(そのうち2本はくっついてます)は、1か所関節が動きます。ワシャワシャさせると気持ち悪さ倍増。なおボールジョイントでの接続なので、ちょっと力加減を誤るとポロリします。これは虫系の宿命ですね。

ロボット時も述べましたが、しっぽは根本付近と先端付近でそれぞれ動きます。動きはちょっとしたもので、思ったようなポーズはとれません。

この型の最大のモヤモヤポイントがこの裏側。ロボの頭部や脚が折りたたまれてはいるのですが、その位置が非常に中途半端でカッチリしない上にパーツで隠そうともしていません。胸パーツなんてただの半開きです。コストの制約だとは思うのですが、それにしても近年のTFらしくない処理ですね。

【変形】上述したとおり変形に中途半端なところがありますが、パーツ移動については大胆で悪くありません。干渉によるストレスも無くて快適。1か所だけ、ロボ時の腰パーツを胴体にはめるところが個体差でうまくはまりずらいかもしれません。僕のものだとKDスコルポノックはスムーズなのですが、サンドストームとアゲインスコルポスは少し押し込む必要があります(ただの金型劣化かな?)。

バズワージー4パックのスコルポノックも合わせて、同型4体勢ぞろい!最近は量産型属性が付きつつあるので、たくさんいても悪くないかも。

ビーストモードでも。多脚恐怖症だったら耐えられない状況ですw

ちなみに4パック版スコルポノックのレビューは下記をどうぞ。

トランスフォーマーレガシー クリーチャーズ・コライド(バズワージーバンブルビー) レビュー
 今回は近年のトランスフォーマー展開の中でも謎が謎を呼ぶゲリラ販売シリーズ「バズワージーバンブルビー」から、「クリーチャーズ・コライド」を紹介します。昨年の「ワールド・コライド」に続く4体パック。既存商品の色変えアイテムがメインのセットなの...
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おまけ

サソリ軍団に囲まれたライノックス!

オラオラ!かかれ~!!

オラオラ!
オラオラ!

いい加減にしなサ~イ!!

久々に燃えてきたんだナ!!

フヌヌヌ…

ソイヤ~!!

僕を怒らせると怖いんだナ!!

ビーストモードだと気持ち悪さ倍増w

「よぉ!サンドストームじゃねぇか!」
「えっ?」×3

KDスコルポノック型特集でした。正直それほど出来が良いとは言えない型で、「ビーストウォーズスコルポス」というよりは「Netflixアニメ版スコルポノック」という方がしっくりくるアイテムです。アゲインに関しては相方のライノックスもほどほどの型なので、他と比べるとどうしても見劣りしてしまうセットですね。とはいえ国内独自の重塗装で今のところ決定版セットであることには変わりありません。他のキャラと並べるためにもここは是非そろえておきましょう。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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