トランスフォーマーレガシーエヴォリューション ハンブルオリジン2パックレビュー

TFジェネレーションズ系
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さて今回はレガシーエヴォリューションから、2023年の米Amazon限定品「ハンブルオリジン2パック」の紹介です。データクラーク・オライオンパックスとセネターショックウェーブのセットで、ライズオブタイラニーの対になる商品です。早速見ていきましょう。

TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。

・販売2023年
・英名TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION HUMBLE ORIGINS 2PACK

【パッケージ】毎年恒例の米Amazon限定シリーズ。2023年はオートボットとディセプティコンの戦いが始まる前の歴史に焦点を当てた『プレサイバトロンウォー』というテーマで展開する模様です。本セット「ハンブルオリジン」は、出自の身分が低いことを意味するようですね。後にオプティマスプライムとなるオライオンのことでしょうか。

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データクラーク・オライオンパックス (DATA CLERK ORION PAX)

【ロボットモード】IDWコミック版のサイバトロン星の歴史に取材した本シリーズ。オライオンパックスは言うまでもありませんがかのオプティマスプライムの若かりしころの姿です。G1だと肉体労働者だったんですが、他の媒体だとデータクラークだったり警官だったりするみたいですね。僕はコミックには詳しくはないんですが、データクラークは「情報管理員」みたいな感じでしょうか。
オライオンパックスというキャラ自体は、これまで何度か商品化されてきました。カップ(チャー)のリデコというのが定番なんですが(実際昨年にはSSカップリデコのオライオンがリリース済み)、今回はなんとシージハウンド型で登場。今までに無い雰囲気のオライオンとなっています。

【アップ】若々しいオライオンの頭部がバッチリ再現。バタ臭いG1版とは違った魅力があります。

【可動】シージのデラックスクラスということで、軽くて動かしやすい上によく動きます。ただこの型は脚部のブロックが大きすぎて、まっすぐ直立させようとすると、足が開いてしまうという欠点があります。

市民よ大志を抱け!

【付属品】エナジーアックスが付属。既視感あるなと思ったら、スリリング30期に商品化されたオライオンパックスにも同じモチーフの武器が付いていました。

てぇーいッ!!

不正は許せない!

付属品その2はブラスター。シージハウンドに付いていた武器で、エネルギータンク部は別パーツになっています。

ファイヤーエフェクト対応。やや泥臭い形状の武器で、この頃のオライオンの身分も感じさせる良い武器だと思います。

武器類は適当に、体中の5ミリ穴につけておきましょう。

【ビークルモード】シージハウンドと同じジープ風のSFオフロードカーに変形。フロント部分がリデコされています。

武器はパーツ分割して適当にマウントしておきましょう。

アックスは側面につけた方が収まりがいいかな。このコンパクトなオライオンの姿は、なんとなくゲームWFC版オプティマスを彷仏とさせますね。

【変形】シージハウンド型は、驚きの大胆パーツ移動が見どころ。面白いんですが、あらためて触ってみると意外と干渉が多いなぁ。

ハウンドと比較。リデコ箇所がわかるかと。シージのアイテムの中でも佳作のひとつだと思います。

アースライズオプティマスと。あの頃はちっちゃかったなぁ…。

このオライオンの1番いいところは、このサイズ差。圧倒的実力差感がアツい。

「ほぅ…このオレの邪魔をしようというのか?ただの情報処理屋の分際で!」

「メ、メガトロン!お前は大きな間違いを犯そうとしている!」

「それは止めなければならないんだ!」ガキーン!!

「ぬるいわァ!!」「ぐぉッ!?」

「たとえこの身が滅びようとも!!」

「なぜだ…!?あの腐り切った上院議員どもを、なぜ守る必要がある!?」

「ゼェゼェ…オライオンパックス…俺の元へ…来い…」「…考えておこう…」

やがてサイバトロンウォーが始まり、2人は再び相見えることになるのだった…なーんてね。

データクラーク・オライオンパックスでした。ほとんど欠点のない良好な型なので、安心して遊べます。上記のとおり、メガトロンと絡めてナンボですので、セットでどうぞ!

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セネターショックウェーブ(SENATOR SHOCKWAVE)

【ロボットモード】続いて上院議員ショックウェーブ。あのショックウェーブですよ!カラーリングもスタイルも何もかも僕が知っているショックウェーブとは異なるのですが、IDWコミック設定だとかつてはこの姿だったんですって。この正統派カッコいい姿のとおり、正義の議員だったショックウェーブ。しかしその存在を他の議員から疎まれ、奸計にはめられて肉体改造を施され、現在の姿になったんだとか。アメコミエグいですね。
さてそんなショックウェーブ議員は、なんとシージシーカー型のリデコで登場。そう来たかー!オライオンもそうでしたが、このセットは目からウロコのリデコぶりが面白いですね。

【アップ】頭部と胸部がリデコされており、元の型からは大きく印象が変わっています。これまたいかにもIDWキャラという感じのイケメンですね。

【可動】シージシーカー型はなかなか優秀な可動域を誇っており、すらっと長い手足も相まって動かすとめちゃくちゃかっこいいです。

付属武器はありませんが、上腕に付いている短いウィングが新規パーツで、5ミリジョイントによる接続になっています。

他に何も無いので、そのウィングパーツを適当に持たせてみました。カッターとかブーメランとかに見えます?

オライオンパックスから銃を借りて種ポーズ。ロボット自体のバランスがスラッとしている上に、大きめのバックパックがハッタリが効いていてとにかく正統派カッコいいロボットになってるんですよね。これがアレになっちゃうんですね…。

大きなバックパックを使って空を飛んだりはできるのかな?

ARE ALL DEAD.

【ビークルモード】SFジェット?に変形。実はビークルもかなりリデコされており、両翼がごっそり無くなってジェットエンジンのようなパーツに変更されています。実は議員時代のショックウェーブはビークルモードを披露したことが無いそうで、今回新たに設定されたビークルモードなんだとか。少しレトロなSF感がTFらしくてとても良いと思います。

ジェット機でもいいし、空を飛ばないホバービークルみたいな解釈でもいいですね。

このビークルはごちゃっとした後ろ姿が素敵。シューティングゲームのボスキャラみたいじゃないですか?いろいろファイヤーエフェクトを付けてみました。

【変形】いわゆるシーカー型の変形から大きく外れた独特の変形方法で話題になったシージシーカー型。大きな動きで「変形させてる」手応えがありつつもそれほど難しくない、よく練られたものだと思います。半分ガワ変形なんですが、そのガワがストレスなく気持ちよくハマるのも好ポイント。

シージスタースクリームと比較。両翼パーツをごそっと変更することで、特徴的な三角ジェットから大きく印象を変えているのがわかると思います。

一応ガウォークも…。なんか色のせいで象さんに見えますw。

「周辺の状況はどうだね?」
「はっ!異常無しであります!」

「おやおやこれは…せいぜい今は信じる道を進むんだね…」
「な、何者だお前は…!?」

一方こちらでは何やら不穏な動きが。
「忌々しいショックめ…今日こそ亡き者にしてくれるわ…」

ズキューン!!「うぉッ!」
ラットバット「へ…?なに…?」

「大丈夫ですか議員!?」
「くっ…」

「!?ラットバットぉ!!貴様かぁッ!!」
「へっ…!?ち、ちち、違う!ワシじゃない!!」

「問答無用ッ!!」

「お前はついに…本性を…!!」
「議員!おやめください!!」

「ええーいッ!!違うと言っておるじゃろォッ!!」「グフッ!!」

「…フフフ…愚か者どもめが…」

この後議会は混乱に陥り、大戦に発展していったのであった…なーんてね。

セネターショックウェーブでした。個人的には文句無しのカッコ良さ。今頃シージシーカー型?と思わず是非手に取ってみてほしいです。キャラをよく知らなくてもアリですね!

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まとめ

今回の2体。この体格差がそのままこの頃の身分差を表しているようでいいですね。

ライズオブタイラニーとも並べてみました。ついに公式がこんなものまで出すか…というシリーズ。それだけにワクワク感も高めです。いつものメンバーなのに、自分の知ってるいつものメンバーじゃ無い!っていうところが面白いですよね。

ハンブルオリジン2パックでした。まさかのサイバトロン戦争前史が次々商品化されるという今年の米Amazon限定シリーズ。ちょっとニッチですが単純に見た目がかっこいいので、IDW好きな方もそうで無い方も是非手に取ってみてください。というわけで皆様からのご感想やメールなんかもお待ちしておりまーす。

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