トランスフォーマースタジオシリーズ SS-74ジョルト レビュー

スタジオシリーズ
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ハズブロのトランスフォーマースタジオシリーズ・ジョルトの日本流通版(タカラトミー)が届きました。ジョルトといえば、実写映画トランスフォーマーリベンジに登場し、物語終盤でオプティマスとジェットファイヤーの合体を手助けしたキャラ。・・・とはいうものの、劇中ではこれといったセリフも無く、画面にもチラッと映る程度で、知らずに見てると絶対に気づかれないという存在感の無さで有名なヤツです。しかもそんな扱いなのに立体化の機会が妙に多い(リぺ含めて今回が4回目)という面白ネタの尽きないジョルト君。果たして今回はどんなもんでしょうか?

TRANSFORMERS STUDIO SERIES – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2018年から展開。映画『バンブルビー』公開に合わせてこれまでのラインを仕切り直しし、歴代のキャラクターをより劇中に近い形・スケール感の新規設計でリリースしていく形となった。主に映画1作目から3作目(『ダークサイドムーン』)、および『バンブルビー』の登場キャラクターからチョイスされている。

・商品名TRANSFORMERS Studio Series Jolt
・メーカーHasbro
・販売日2021年8月

 パッケージ。サイズは標準のデラックスクラスで付属品はエレクトロウィップ2本です。ビークルモードはGM社のライセンス付きですね。

まずはビークル。GMのシボレー・ボルトにトランスフォームします。どちらが先かはわかりませんが、EV車と電気ビリビリキャラの組み合わせは敢えてでしょうね。なお、スタジオシリーズのデラックスクラスあるあるなのですが、変形はクリアランスがギリギリで若干タイト。特にビークルにするときは最後ににぎにぎして調整してやる必要があります。

ライセンス有り。美しいフォルムを堪能できます。

付属武器のエレクトロウィップ。ビークル時はサイドに取り付けできます。

お次にロボットモード。このいかにも「車から変形しました!」というパーツの配置具合とずんぐり体形がたまりません。いかにも実写カーロボという感じ。3本指アームも素晴らしい。「ジョルトはもういいや」と最初思ってたのですが、宣材写真を見たら一発で気に入ってしまいました。

バストアップ。ジョルト君といえばこのつぶらな・・・って、誰だオマエ!?これも彼の鉄板ネタのひとつで、あまりにも映像に出てこないため、実はあまり似ていない旧玩具フェイスがみんなの中で定着してしまっているのです。そして、本当はこんな顔なんだ~と、改めて映像を見てみても、映ってなさすぎて答え合わせもできないまでがセットですw

少しずんぐりした体形にビークルパーツが所狭しとくっついているため、可動の干渉は多め。鳥足で下半身もやや扱いずらいです。

2本のエレクトロウィップを装備。びよーん。長い!

エレクトロウィップは3本指の1本を取り外して、そこにできた5ミリ穴に差し込みます。そうか、あれはツメが1本伸びている状態なのか。当然、小さいツメパーツが余りますので紛失に注意してください。こういう劇中再現を優先してパーツを余剰にするのは、トランスフォーマーでは珍しい部類ですね。

何ヶ所か曲がるようになってるとさらに楽しめたかもしれません。

おやおや、こってますね〜。

ロストエイジの時のAD(ムービーアドバンスド)版と。型自体はダークサイドムーンのときの商品です。フロントライトがクリアだったり全体的にシャープな造形だったりと、カーモデルとしてのパッと見はADの方が優っているでしょうか。

ロボットモードでも。…誰だオマエ!?なんかここまで違うともはや別キャラですね。大きさも違いますが、密度感は今回のSS版の方があります。それにしてもやっぱり実写ジョルトといえば右しか思い浮かばない…(笑)

 以下4コマ劇場始まりま~す。

THE END

以上SSジョルトのレビューでした。実写カーロボとしては平均以上の出来で、かわいらしさもあってオススメです。変形がタイトなところがありますが、 TFを触り慣れている人ならまあこんなもんでしょう。あとはこの姿のジョルトを受け入れられるかどうか…ですw

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