トランスフォーマーウォーフォーサイバトロントリロジー WFC-14 サウンドウェーブ レビュー

TFジェネレーションズ系
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 カセット強化月間。一応今回がラストということになりまして、サウンドウェーブの大本命、WFCトリロジー版を紹介したいと思います。ロボモードが完璧だったシージ版でまあまあ満足していたところに飛び込んできたWFC版。大幅リデコ(というか一部パーツ流用)でカセットプレイヤーに変形するというまさかの仕様にそれはそれは歓喜したものです。というわけで早速見ていきましょう。

TRANSFORMERS WAR FOR CYBERTRON TRILOGY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマー メインラインシリーズのひとつで、2020年から展開。Netflixアニメ「ウォーフォーサイバトロントリロジー」のトイラインという位置づけ。トイ独自ラインの「シージ」「アースライズ」「キングダム」と並行して展開されている。

・販売2021年
・英名TRANSFORMERS WAR FOR CYBERTRON TRILOGY SOUNDWAVE
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サウンドウェーブ(SOUNDWAVE)

【ロボットモード】メガトロンの腹心の部下の1人。冷静沈着で黙々と諜報や偵察活動をこなすプロフェッショナルで、行動派で短絡的なスタースクリームとの対比が面白いキャラです。WFC版の彼は、見た目はほぼ完璧。細かいディテールが追加されていたシージ版から一部パーツを引き継いだのみで、全体的にアニメ寄りのノッペリしたデザインになりました。その分、シージ流用の前腕部だけ妙にモールドが細かくて悪目立ちしちゃってるんですけどね。ここまでやったんならそこも変えたら良かったのに…と思ってしまいますが、きっとコスト関係のギリギリの駆け引きがあったんでしょうね。

【アップ】頭部もわざわざシージ版から変更するという凝りよう。前のままでも別に良かったのに、さらにアニメに近づけるため、ややあっさりした頭部に新造されました。もちろんカッコ良さは健在で、この造形力半端じゃない。タカラトミー神がかってますね~。なおバイザーの色はアニメに合わせた赤に変更されました。

せっかくなのでシージ版の写真と並べてみました。パーツの違いがよくわかると思います。

【可動】シージ以降のだいたい標準的なアクション範囲。いわゆる箱ロボですが、各関節が違和感なく動くように工夫されています。

【付属品】アクセサリはシージ版と同じ。まずはこちら肩に乗せるソニックキャノン。これがあると一気にサウンドウェーブになります。

次はこちら手持ちのコンカッションブラスター。銃身を伸ばして仕様する電池型の武器です。シージ版と似ているのですが、持ち手のところなどが微妙に異なります。

最後はアンテナを模したと思われるチャージブラスター。折りたたみ式の銃です。

3つの武器は組み合わせてメガブラスターに。後方支援員らしい狙撃型の武器ということでしょうか。

武器類は各所の5ミリ穴にジョイントしたり、ファイヤーエフェクトを付けたりして遊ぶことができます。

集光ギミック。シージの時もそうでしたが、めちゃくちゃ光ります。そして何よりもカッコいい!!

【オルトモード】カセットプレーヤーに変形。どうですかこの姿。要するに四角くまとまるだけなのに、感動的に嬉しいのはなんででしょうw。ストレートなプレーヤーになるサウンドウェーブはMP版、タイタンズリターン版がありましたが、今回はサイズも手ごろで見た目もG1クラシックトイに近いかなり理想的なオルトモードです。とにかく手によくなじみ、本物のプレーヤーみたいです。

電池武器はこんな感じで後方にセット。チャージブラスターは上方に付けてやるとアンテナっぽくなります。

このまま移動することだって…あるはず。

【変形】簡単で直感的に変形できる良デザイン。ガイド類もあるのでカッチリ決まります。スイッチ類がオルトモード用・ロボ時ダミー用の2種類用意されており、下半身を回転させて使い分けます。

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ミニカセット(MINI CASSETTES)

WFCトリロジーのボイジャークラスは「バトルパック」と称し、小サイズのTFが2体(または1体)セットになっています。サウンドウェーブの場合は相棒のレーザービークとラヴェッジがセットに。どちらもサイバトロンモードだったシージ版を元にアースモードにリデコされております。こちらレーザービークも、カセット状態の模様がまずシージ版と異なっています。

カセットモードだといまいちわかりずらいですが、変形すれば違いは一目瞭然。キャノピー状だった顔がちゃんと鳥の顔に変更され、よりアニメのイメージに近づきました。

引き続きラヴェッジ。テープの長さを示す「60」の文字や「JAPAN」の文字など、レトロなカセットの雰囲気が再現されています。

ラヴェッジの場合はあまり違いがわからないのですが、比べてみると目の色がシルバーになっているのと、口が開いた造形になっているのに気が付きます。

おそらくG1アニメ初期で一番活躍したディセプティコン、レーザービークとラヴェッジ。アースモードでそろって良かったです。

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まとめ&おまけ

サウンドウェーブとミニカセットのからみを見ていきましょう。最初はメインの遊び方。サウンドウェーブの胸のデッキ部にカセット状態のレーザービークを入れてみました。ガラリと雰囲気が変わるのがわかると思います。

「レーザービーク、イジェークト!」ギゴガゴ…。
シージの時もそうでしたが、サウンドウェーブの左手はちゃんと人差し指が立っていてイジェクト遊びができるようになっています。

「キーッ!!」

ラヴェッジはカセットプレーヤーモードから射出してみましょう。このモードでカセットを入れるとまた雰囲気が抜群なんだわ。

「ラヴィッジ、イジェークト!!」ギゴガゴ…。

「ガオー!!」

レーザービークは上腕部にぴったりはめることができます。ラヴィッジは…とくにありません。

そしてこれは謎のギミック。各カセットには5ミリペグがついているので、いろんなところに付けることができるんですが…とりあえずシールドっぽく。

次はブンドド劇場始まりま~す。

(『ブロードキャストVSサウンドウェーブ』より)
「サウンドシステムの面汚しが!!」
「口ダケノ、イカレサウンドガ!!」

(『ブロードキャストVSサウンドウェーブ』より)
謎のワキ音波攻撃!!「ワーッハッハッハ!!」

(ザ☆ヘッドマスターズ『マスター星の謎』より)
両者の激しい殴り合い!!

バキッ!!

ボガッ!!

「ドウダ、マイッタカ!!」
今回はサウンドウェーブに勝っていただきました。

こちらは実写再現シリーズ。DOTMのバンブルビー絶体絶命からの…

逆転のまわし蹴り!!

ドーン!!トドメのブラスターだ!!G1で再現すると結構エグいですねw。

二大「変わった指が許される」キャラw

トランスフォーマーWFCトリロジーからサウンドウェーブでした。気になるのはパーツ流用によりちょっと雰囲気の違う前腕部くらいで、あとはほぼ完璧なサウンドウェーブ。逆にここまでやっちゃったら今後はもう商売にならないんじゃないの?と余計な心配まで抱いてしまうほどです。ただ、そのあまりの完璧ぶりからかなり入手困難になってしまっているのが残念なところ。今のところ再販という話もありませんので、とにかく良い出会いがあるのを気長に待ちましょう。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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