ヒーマンとマスターズオブユニバース・エターニアミニ レビュー

MOTUその他
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マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。以前2021年のNetflixCGアニメシリーズ『ヒーマンとマスターズオブユニバース』からメインのコアフィギュアシリーズを紹介しましたが、今回はエターニアミニというミニフィギュアシリーズを紹介します。本国では50アイテム以上がリリースされている同シリーズ。その中からマテルが突然2種類を国内導入しました。早速見ていきましょう。

HE-MAN AND THE MASTERS OF THE UNIVERSE – MATTEL
米マテル社が2021年から展開している同名Netflixアニメのトイライン。低年齢層をターゲットにした可動部少な目・低価格路線。通常サイズのコアフィギュア、大き目キャラ用のラージフィギュア、ビークルセットなどがある。

・販売2021年
・英名HE-MAN AND THE MASTERS OF THE UNIVERSE ETERNIA MINIS

エターニアミニは約2インチのコレクタブルなミニフィギュアシリーズで、ディフォルメされたヒーマンたちを楽しむことができます。2014年ころ2パック商品として第1期の展開があり一度休止。2020年から再開しブラインドパック→単品ブリスターと販売形態を変えながら2022年まで展開されました(現在は再び休止の模様?)。
今回国内導入されたのはNetflixアニメ『ヒーマンとマスターズオブユニバース』版のヒーマンとスケルターのビークルセットです。

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ヒーマン&バトルキャット(HE-MAN AND BATTLE CAT)

【パッケージ】まずはこちらヒーマン&バトルキャット。初代MOTUからのお馴染みコンビですね。ビークルセットは全部で6種類リリースされていますが、そのうちネトフリ版2種類が導入されました。

【フロント&リア】ネトフリCGヒーマンは、元のヒーマンから大胆にデザインしなおされた作風が特徴。オリジナルが持っているバタ臭さが消えたほか、まるで変身ヒーローのように主人公たちがパワーアップするなど新しい要素満載のキッズ向けアニメになっています。なおこの黄色いヒーマンは、グレイスカルの力をまとったブースト状態。

【可動】エターニアミニってどんなもんかずっと気になってたんですが、可動は頭部・両腕の付け根・腰の4箇所のみ。カプセルトイや食玩程度の大きさなので、これだけ動けば良い方でしょうね。上半身を大きく・下半身を小さく大胆にディフォルメされた姿が、MOTUらしさをさらに強調していてうまい。

【付属品】マスターソードが付属。両手に穴が空いており、どちらにも持たせられます。

ちなみに大きさはこんな感じ。ランブル(ブルー)はTFコアクラスの中でも小さい方。日本の住宅事情だとこのくらいが集めやすくていいですね。

こちらは相棒のバトルキャット。タイガー族のクリンジャーがグレイスカルの力でパワーアップした姿です。これは初代MOTUから引き継いだ設定。ただし、初代クリンジャーは普段は臆病でブルブル震えているキャラでしたが、CG版は変身前もそれなりに勇敢です。

ネトフリヒーマンのリデザインはどれもこれもカッコよくて、バトルキャットも思いっきりツボなんですが…あれ?正面から見るとなんか顔歪んでる?デフォなのかエラー品なのかわかりませんが、ちょっともったいない。

もちろんヒーマンが搭乗可能。カッコいいですねー。ただ、乗せるための足のジョイントがいまいち緩くてすぐにヒーマンが転げ落ちてしまうのが残念。というかむしろ載せて固定するのが至難の業くらいのレベルです。小サイズなせいかいろいろと精度が低いですね。

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スケルター&ペインサーサイクル(SKELETOR & PAINTHOR CYCLE)

【パッケージ】ヒーマン&バトルキャットの対になるのは、スケルター&ペインサーサイクルです。ネトフリ版スケルターは以前コアフィギュアの記事でも触れたとおりとっても素敵なデザインなので、こちらも楽しみ。

【フロント&リア】アダム王子のおじであるケルドアがハボック(破滅)の力で変化したスケルター。イエロークリアのヒーマンに対し、ライトグリーンで表現されたボディはまさにハボックの力をまとった様子を表したものです。とても発色が良くてクールですね。

【可動】ヒーマンと同じく4か所可動。フードをかぶった頭部も少しだけ動かすことができます。ところでいきなり杖を持った状態でレビューを始めてますが、もちろん持たないこともできますよ。

一応スケルターもコアフィギュアと並べてみました。このスケルターやっぱりたまりません。

ペインサーサイクル。モンスター型のバイクといったところでしょうか。オリジナルシリーズにはパンサー(Panthor)というバトルキャットの紫リカラーキャラ(もちろんヴィラン側)がいるのですが、今回の「Painthor」という名前はおそらくそれをもじったものと思われます。スケルターに合わせたクリアグリーンの車輪がカッコいい!

顔にパンサーの名残があり、そこから大きな角が伸びてフロントホークの代わりをしているというなかなかイカしたデザイン。またこの写真だと見えませんが、ちゃんとパンサーの前脚のモールドもビークル下部に残っています。

このビークルの場合は、ハンドルが付いているのでしっかりとフィギュアを固定することができます。

薄くて大きなタイヤは丸ノコっぽさもあってこのまま攻撃もできそうですね。

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まとめ&おまけ

ヒーマンVSスケルター!どちらもパワーをまとったスーパーモードで、見栄えが良いです。

ビークルでも対決だ!通常サイズのフィギュアだとビークルも巨大化して集めるのが大変ですが、このサイズなら気軽に遊べていいですね。

ヒーマンとマスターズオブユニバースからエターニアミニ2体の紹介でした。フィギュア本体はカプセルトイや食玩並みのアイテムですが、そのディフォルメ加減は結構日本人好みじゃないでしょうかね。ビークルもそれなりに存在感があるし、こういうシリーズはたくさん集めると楽しいだろうなぁ。とりあえず国内導入されたこの2体はお値段もお手頃になってるのでお試しにいかがでしょうか。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

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