マスターズオブユニバース・オリジンズ メカネック&グラウンドリッパー レビュー

MOTUオリジンズ
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マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。今回はビークルセットのメカネック&グラウンドリッパーを紹介します。オリジンズのメカネックは今回が初商品化で、手に入れるためにはこのセット版しかありません。ビークルも含めどんな出来になっているでしょうか。早速見ていきましょう。

MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
 米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。

・販売2023年
・英名MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS MEKANECK & GROUND RIPPER

【パッケージ】メカネックはヒーロー側のスパイ。オリジナルは絶頂期の1984年に発売されました。アニメにも数回登場した比較的メジャーなキャラクターです。そして今回セットになったグラウンドリッパーは、もともとは「ロードリッパー」という名称。やはり1984年に発売されましたがその時は単体商品で、特にメカネックとの深い関連はありませんでした。

中身を取り出してみました。パッケージはそれなりに凝っていますが、中はあっさりしたもんです。マテルもコストやプラ削減の波には逆らえないということでしょうかね。

【フロント&リア】スティンカーにも流用されたメカニカルなアーマーと、まるで星の形のような複雑な多面体で構成された頭部が特徴。「剣と魔法とSF」がごっちゃになったMOTU世界の中では、比較的SF寄りのデザインになっております。

【アップ】三角形の面が組み合わさってできたコンペイトウのような頭部にサングラスのようなゴーグルというなかなか忘れられない奇妙なデザインです。なおゴーグル部分はメッキ処理されています。

【可動】シンプルなボディなので、可動はシリーズ標準。

【付属品】黄色い棍棒のような武器が付属。オリジナルから続くおなじみの武器です。

どどぉ〜ん!!

これバットにしか見えないんですよね…w

「勝負だホルダック!!」

バシュゥゥ!!

かっ…

キーーーーーン!!
…なんかこのネタ前もやったな…

実はこの棍棒、望遠鏡がモチーフみたいです。ちゃんと覗き穴が開いてるんですよね。

覗きじゃないよスパイだよ。

バコ!

【ギミック】メカネックのギミックです。まずは、ボールジョイントでつながっている頭をとってしまいます。

このメカニカルな首パーツを付けて…

その上に頭部パーツを再び付ければ完成!メカネックの首長モードです!

オリジナルトイでは、この首はボディの中に内臓されており、「腰をひねると首が伸びる」というギミックが付いていました。今回のオリジンズ版もてっきり同じようなギミックが内臓されているものだと思っていたので、首が付け替えだったのはちょっとガッカリ。付け替え方式だと首の可動が確保できるというメリットはあるのですが、ギミックも含めて比較的原点に忠実なリメイクが多いオリジンズでここまで仕様変更をするのは珍しいかもしれません。

このモードは、メカネックのスパイモード。潜望鏡をイメージしているようで、遠くの様子を偵察することができるわけです。メカネックという名前はこの首から来ているのでしょうか。ただ、スペルが「MECHANECK」じゃなくて「MEKANECK」なのが謎なんですが…。

メカネックには、嵐に巻き込まれて息子を見失ったという悲しい過去があります。その時に首を痛め、マンアットアームズに改造してもらったそうな。ちなみに息子は悪い魔法使いに捕まっており、後に救出されました。

見ィ~つけた♪

家でゴロゴロする時に困るのよコレw

首パーツを使えばだれでもメカネックになれるぞ!

『ヒーマン:マスターズオブユニバース』より、”Search For a Son”。先述のメカネックの過去が語られる主役回です。首を伸ばすギミックがあんまり出てこないですが…。

次にセットのグラウンドリッパーを紹介します。ヒーローたちが搭乗する3輪ビークル。鳥のような頭や斜めの線を多用した全体的なフォルムにオリエンタルな雰囲気を感じさせますが、ディテールはメカメカしいというMOTUならではのデザインです。

「リッパー」の名を連想させる鋭利な前輪と、ぶっとくて存在感のある後輪の対比が面白い。ちなみに、かつての商品名は「ロードリッパー(ROAD RIPPER)」でしたが、グラウンドリッパーに改名したのは商標の関係かな?

各所にレトロデザインなシールが貼られていて、当時品の雰囲気を感じさせてくれます。

グラウンドリッパーは、ヘッドを交換することができます。犬やスフィンクスのような、よりオリエンタルな外観に早変わり。ただ、オリジナルトイもアニメに搭乗する姿もこれじゃなくて鳥バージョンなんですよね。どこから持ってきたデザインなんでしょうか。

メカネックを搭乗させるとこんな感じ。フィギュアを固定するためとはいえ、ちゃんとシートベルトをするのがお茶目でカワイイw

オリジナルトイでは、ベイブレードみたいにスティックを引き抜いてギア連動の後輪を回転させ、地面を勢いよく走らせるという楽しいギミックが付いていました。オリジンズ版ではそれがオミット。ただコロ走行ができるだけとなっております。

「道路を渡るときは左右をよく見て渡りましょう!!」

もちろんメカネック以外のフィギュアを乗せて楽しむこともできますよ。

ウェ~イ♪

こちらのエピソードは”The Time Wheel”。ヒーマンとオルコが度々グラウンドリッパーに乗って移動しています。ただの乗り物としての登場です。

MOTUオリジンズからメカネック&グラウンドリッパーでした。どちらも本来持っていたおバカな(誉め言葉)ギミックがパワーダウンしてしまっているのが寂しいところですが、MOTUの世界観には欠かせないキャラ達なので、是非とも仲間に入れてあげたいところです。どちらもこのセットでしか手に入りませんので注意しましょう。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

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