トランスフォーマーDramatic Capture Series トリプルテイクオーバー レビュー

TFジェネレーションズ系
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2024年スタートの国内オリジナルシリーズ・ドラマチックキャプチャーシリーズ。第3弾はG1アニメの迷?エピソード「トリプルチェンジャーの反乱(原題:TRIPLE TAKEOVER)」がテーマのディセプティコン3パックです。

TRANSFORMERS DRAMATIC CAPTURE SERIES
TAKARATOMY / HASBRO
TRIPLE TAKEOVER
2025
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はじめに

【パッケージ】Dramatic Capture Series(以下DC)は、TF40周年記念としてスタートした新シリーズ。劇中での活躍を連想させる組み合わせと仕様でリリースするプレミアムフィニッシュの流れを組むアイテムです。
これまではあくまで劇中をイメージした架空の場面がテーマでしたが、第3弾となる「トリプルテイクオーバー」は、国内で言うところの第39話「トリプルチェンジャーの反乱」が元ネタ。物語序盤でメガトロン転覆を企む「裏切り者」3人をセットにした商品です。もっとも、3人が結託して反乱しているようなパッケージの場面は無かったんですけどねw

上記のイラスト付きパッケージはスリーブになっていて(しかもツヤ消し仕様で高級感あり)、それをはずすと中からボックスが出てきます。

さらに開封すると、中はこんな感じ。スタースクリームのボーナスパーツも1体分スペースをとっています。

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スタースクリーム(STARSCREAM)

【ロボットモード】型としてはSSの新破壊大帝バージョン。ER版がベースになっており、今のところスタースクリームとしては決定版となる型です。カラーは全体的に明るめの爽やかな雰囲気に変更。

右がSS版。今回のDC版のグレーは青みがかった色が使われていますね。好みによると思いますが、高級感はアップしてるかな?

【可動】この型は腰が回らないのだけ残念。なお手はボイジャークラス相当のアイテムとしては珍しく広げることができます。

【付属品】武器は両腕のナルレイキャノン。別売りエフェクト対応です。手に持たせてもOK。

さらにこちらはSS版で追加された「戴冠式」再現セット。王冠・肩アーマー・マントと、付け替え用ナルレイです。このためにわざわざナルレイを新規で用意したんですよね。

装備させるとこんな感じ。裏切り者スタースクリームがまさに絶頂を迎えた時の姿です。

マントはヒンジで広げることができます。そして、新たに手が開けるようにしたのはたぶんこのポーズをとらせるためw。こんなことにこだわってるのが面白いなぁ。

【ビークルモード】F15っぽい戦闘機に変形。ツライチ感、クリアパーツキャノピーなど非常に完成度の高いビークルです。

ジェネ系としては間違いない良作スタースクリーム。もう何体目かわからないくらい遊んできたこの型ですが、新規ユーザーにとって手に入りやすいのは良いことですね。

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ブリッツウイング(BLITZWING)

【ロボットモード】レガシー版ブリッツウイングのリカラー。全体的に淡い爽やかなカラーに変更されました。リーダークラスの潤沢なコストを使って中身がみっちりと詰まった贅沢な型で、まるでアニメから飛び出してきたようなレトロ箱ロボな雰囲気がたまりません。
なお「トリプルチェンジャーの反乱」ではアメフトのコーチを捕まえて作戦を聞いたりスタジアムに迷路を作ってオートボットを捻りつぶしたりとやりたい放題。実質的な主役回でした。

右がレガシー版。謎のハンドパーツが今回はオミットです。今回のDC版は爽やかないい色してますね。まるでセル画みたいです。

【可動】アクションは標準的。肩アーマーは固定なのですが、パネルを開いて可動を確保します。ついでに脚の付け根もパネル方式。

【付属品】まずはブラスターが2丁付属。同じものです。もちろん別売りエフェクトに対応。

もうひとつは剣。少しファンタジーなデザインが特徴です。

武器類は背面などに適当にマウントしておけます。

このブリッツウイングで唯一惜しいのは戦車の砲身がエフェクト未対応なこと。でっかいのを付けたかったのにw

【ビークルモード1】ひとつ目のビークルは戦車。デザートカラーがクールな良い戦車ですが、ジェット機のノズルやキャノピーの一部が丸出し。実はこれG1トイの特徴でもあり、アニメでもそのまま意匠が使われた由緒正しきデザインで、ブリッツウイング的には正解なんですよね。おそらくG1トイは技術的な理由でやむなくこのデザインになったと思うんですが、それがそのまま引き継がれているというのが面白い。

砲塔の回転、砲身の上下が可能。ほんとにエフェクト未対応だけが残念。

【ビークルモード2】2つ目のビークルはジェット機。タンクの厚みがほぼそのままなのでジェット機としてはずいぶんとボリュームがあるのですが、それがまた味があります。カラーが紫主体に変化するのも技アリ。

3形態とも申し分ない理想的なリメイク。カラーも日本人が好みそうな繊細なものに変更されて、これはもう決定版でしょう。オミットされた謎の手は…あれは無くてもいいわw

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アストロトレイン(ASTROTRAIN)

【ロボットモード】シージアストロトレインのリカラー。全体的に寒色強めのカラーに変更です。「トリプルチェンジャーの反乱」ではなんやかんやで街の脅威として暴れるブリッツウイングとは対照的に、コツコツエネルギーを集める地味な反乱を行なっていました。
なおシージのリーダークラスにはパワーアップ用ボーナスパーツが付いていましたが今回は丸ごとオミット。

右がシージ版。今回の色はかなり明るくなりましたね。あとは何かと言われていた汚しペイントが無くなったのも朗報。ただ、シージ期の特徴であるびっしりモールドが明るい色でむしろ目立ってしまっているのは気になるかも。

【可動】重そうな寸胴ボディですがちゃんと動きます。脚部のバランスでヒザの位置がやや上すぎるかな。

【付属品】まずは2丁のブラスター。別売りエフェクトにももちろん対応。

こちらはバズーカとまではいきませんがやや大きいキャノン砲みたいな武器。なおシージの時はもっと武器がありましたが今回はこれだけです。

【ビークルモード1】まずはスペースシャトル。機首の後方が四角くなっちゃってますが、これはG1の頃からの特徴です。トリプルチェンジャーとしては頑張ってるんじゃないでしょうか。

【ビークルモード2】アストロトレインといえばこの蒸気機関車。スペースシャトルとはカラーがガラリと変化するのも見どころです。

かなりの量のパワーアップパーツがオミットされているのですが、それでもボリュームたっぷりの良作。汚しが無いというだけでも嬉しい方はいるのではないでしょうか。

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まとめ&おまけ

さーて今日も(バレバレな)悪だくみといきますか!

ところでこのセット、トリプルチェンジャー3パックということでいいんですよね…?

「これはこれはメガトロン様!ずいぶんお待たせしてしまいましたねぇ」
「(別に待っとらんぞ…)」

えーい!!どいつもこいつも裏切り者ばっかりだー!!

DCトリプルテイクオーバーでした。これから集めたい方にもオススメな良作ぞろいですし、さわやかリカラーで買い替え需要もありそう。お値段も内容のわりにはお手頃でドラマチックキャプチャーますます期待が高まりますね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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