さて今回はビーストウォーズアゲインシリーズ第6弾『逆心の対決』を紹介しようと思います。いつもはリデコ商品を抱き合わせで1体ずつ記事にしていたのですが、ダイノボットもタランスも同型商品は紹介済みなため、一気に記事にしちゃいたいと思います。それでは早速見ていくことにしましょう。
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2024 |
はじめに
【パッケージ】タカラトミーの気合いがビシビシ伝わる豪華パッケージ。ダンボールボックスの上のスリーブにはシブイ感じのダイノボットvsタランスのイラストが。
ダンボールのフタを開けるとまるで当時品のオモチャのような雰囲気のカバー台紙が。リバーシブル仕様になっていて、裏返すとちょっと大人な感じにできます。
紙の付属品としてカードも入っています。これもやはり裏表で懐かしい雰囲気の面と大人な雰囲気の面に。
ダイノボット(DINOBOT)
【ロボットモード】物語冒頭でデストロン(プレダコン)を裏切り、サイバトロン(マクシマル)に投降した孤高の戦士。他のメンバーと時には衝突し時には友情を交わしながら、最後は名誉の死を遂げた人気キャラクターです。
キングダム版の時点でかなりの完成度を誇っていた傑作アイテムですが、アゲインでは塗装をさらに強化。ロボ時の見た目はもう非の打ち所がありません。
【アップ】顔はメタリック塗装になってCG感がアップ。さらに恐竜のガワが少し淡い色合いになったのが目立った変更点です。
【可動】腕が長くてよく動きます。ヒザは90度くらいまで。異形体型ならではの独特のカッコ良さがあります。
【付属品】ビーストダイノボットといえばシッポソード&シールド!ビンテージトイのようなグルグルギミックこそありませんが、大きさも迫力も十分です。
剣部分を取り外して両手にソード&シールドもできます。
「ダー!!」
シールドの5ミリ穴を銃口に見立てても楽しいです。
ところでこの型はバックパックのちょうど良いところに5ミリ穴があって、ついついこのジェット噴射をやりたくなるんですよね。
このセットにはゴールデンディスクが付属。ビーストウォーズメタルス期の重要アイテムで、未来のことが記されていました。物語の展開のことを考えると、おそらくダイノボット用の付属品だと思います。
特にジョイントなどは無いただの板なんですが、ダイノボットの手だと結構持ちやすかったりします。
ちなみに先日紹介したテラーソアに付属のゴールデンディスクとは別物。今回のディスクはマスターピース版ダイノボットに付属したものを流用した模様です。
【ビーストモード】ヴェロキラプトルに変形。カラーも明るくなってかなり劇中の姿に近くなりました。一部ロボットパーツがはみ出ていますが、そんなことは気にならないくらい全体の出来が良いです。
口は開閉が可能。舌がちゃんと赤く塗られています。
ダイノボットのビーストモードは手足がかなり自由に動かせます。
【変形】ビンテージトイには一部無理矢理なところ(ロボ脚丸出し)があったのですが、それをなんとか解消しようと苦労した跡が感じられる大胆変形。初回は説明書必須かもしれませんが覚えてしまえば簡単という絶妙なバランスです。
KD版(向かって右)と比較。KDも文句なしの出来でしたが、こうして並べてみると全然違いますね。脚部を中心に大幅に塗装が強化されているのがわかります。そして何といっても歯の塗装!KDダイノボット型ってちゃんと歯ぎしり顔だったんですね。今回初めて気がつきました。
ラプトルでも。こちらも今まで良いと思っていたKD版をさらに上回る出来。瞳の形も微妙に違うんですよね。
ラプトル乱闘!
というわけでまずはダイノボットでした。アゲインで格段に重塗装が施されてパワーアップ!これはもうジェネレーション系の限界に近いと思います。余裕があればここは間違いなくアゲイン版がオススメです。
タランス(TARANTULAS)
【ロボットモード】デストロンのマッドサイエンティストでメガトロンとは別行動をとることが多いちょっと裏のあるキャラ。実はユニクロンの眷属で、メガトロンの配下に紛れ込みながらTFの歴史改変を狙っていました。声優のチョーさんの演技も相まって、捉えどころのないねちっこさが特徴です。
レガシーでリリースされたこの型は、今回が初めてのリカラー品。若干の色合い調整と塗装が追加されたマイナーチェンジ版となりました。
【アップ】ダイノボットに続き非常に出来の良いタランチュラス型なのですが、アゲイン版は胸にメタリック塗装が施されてさらにCG感が増しました。
【可動】下半身は変形の都合もあって優秀。ただヒジの位置が下すぎてポージングしずらいのと、クモ脚がワシャワシャして邪魔なことがあります。
【付属品】まずはアンカー付きのクロスボウ。ビンテージからのおなじみの武器です。全体が一体成形になっており、アンカー発射機能はありません。
次はバズソー。これはメタルス版のオマージュで、ノーマルタランスは使っていなかったハズ。
ズシャーッ!!
写真はちょっとわかりづらいですが、ふたつの武器は直列につなぐことが可能。ちなみにこれを持たせるとヒジが曲げられません。
これは説明書にはありませんが、ふたつの武器を上下につなげることもできます。
また、劇中のタランスの武器といえばこれ。それぞれのクモ脚がマシンガンになります。一応エフェクトを付けられますが、もしかしたら偶然かもしれません。
ウヒャヒャヒャ…アタチの研究室へようこそ…
【ビーストモード】タランチュラに変形。色こそ紫でオモチャっぽいですが、フォルムはかなり気持ち悪いです。脚の形状とか無駄にリアルw
顔。複眼がこれまた気持ち悪いです。
脚はそれぞれ1か所ずつボールジョイントになっており、ワシャワシャな感じを出すことができます。
クロスボウはお尻のところにセット。ビンテージトイだとアンカーにヒモが付いていて、本物のクモのようにぶら下げたりできたんですよね。
丸ノコはお腹の下に接続できます。
脚を全部たためば死骸モード。うぎゃー!!
【変形】概ねビンテージトイを踏襲した形ですが、一部クリアランスが少なめだったり、はめ込みが異常に固いところ(クモの胸パーツと腹パーツの接続部分)があります。レガシー版から特に調整はなかった模様。力を入れすぎて破損しないように注意してください。
レガシー版(向かって左)と比較。胸のメタリック塗装と太ももの模様追加が主な違いでしょうか。黄色の色合いも異なりますね。それ以外はほとんど同じ。レガシー版の完成度が高かったということでしょう。
クモだと違いがさらにわかりづらいです。黄色がよりビビッドになっているのがアゲイン版。
世にもおぞましいクモバトル!
タランスでした。ダイノボットと比べるとマイナーチェンジ感はぬぐえませんが、着実に完成度は高まっています。レガシー版未購入の方も是非この機会にお試しください。
まとめ
逆心の対決始まるよー!
ウヒャヒャヒャー!!
「はっし!」「うぐっ!?」
「ウワァァァア!気持ち悪い!!」
「気持ち悪い気持ち悪い!!」
「気持ち悪ーい!!」ドゴッ!!
「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!」
ボカボカ…!
「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪ーい!」
ベシベシベシベシ!!
「そ、そこまで嫌わんでも…」
最後はビシッとキメましょう!
ビーストウォーズアゲインから逆心の対決でした。どちらも型としての出来も良く、見た目のクオリティもそこそこあった良作でしたが、それをさらにバージョンアップさせた傑作です。未保有の方はもちろん、買い替えしても決して損はしないオススメ品ですよ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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