トランスフォーマーシージ SG-07 & WFCトリロジー WFC-08 ウルトラマグナス レビュー

TFジェネレーションズ系
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過去良品を振り返るシリーズ。SSコマンダークラスのウルトラマグナスを目前に控え、シージ版をおさらいです。同型のWFC版も一緒に紹介しちゃいます。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS SIEGE
WAR FOR CYBERTRON TRILOGY
TAKARATOMY / HASBRO
ULTRA MAGNUS
2019/2020

【ビークルモード】今回はビークルからいきたいと思います。サイバトロン星SFカーキャリーに変形するシージ版ウルトラマグナス。ウルトラマグナスなのに「カーロボット」のゴッドマグナスを彷彿とさせるキャブデザインなのが最大の特徴です。サイバトロン星での戦いを描いたシージの世界観なので、地球ビークルとの差別化という点では悪くないでしょうか。

【ビークルモード】続いてWFCトリロジー版のウルトラマグナス。シージ版のマイナーチェンジ商品で、海外では中身の見えないスポイラーパック(アニメのネタバレ情報が含まれた商品)として発売されましたが、国内では普通のパッケージなりました。ご覧のとおり成形色が一部異なるのと、かなりの広範囲ににグレーの汚し塗装が施されています(というか、グレーの成形色にカラーを乗せている箇所もあります)。

顔のアップ。シージ版(左)もWFC版(右)も汚し塗装有り。センスはいい方だと思いますが。窓のクリアパーツも含めて細かいディテールが巨大感を演出していますね。ちなみにシージ版はクリアパーツの裏にシルバー?が塗られているのに対して、WFC版はそのまま透き通っているという違いもあります。

2台並べて。シージ版がややアイボリーな白、WFC版はオフホワイトが使用されています。

リア。よく言われることですが、下についているつま先パーツが斜めに付いいるのが気になります。まっすぐにならないんですよね。

全体像。全く同じ型ですが、雰囲気はかなり異なります。

武器類を装備。5ミリ穴はいくつかあって付け方もいろいろ変えられますが、一応説明書どおりに付けるとこんな感じです。

武器はもちろんエフェクト対応。

WFC版はラングを付けることもできますね。なおラングについては後で詳述します。

マグナスといえばカーキャリーなので、載せてみました。デラックスクラス2台でギリギリかな。下の段にも空洞があるので入れられなくはないですが、後部の扉が開いたりしないためパーツを分解して入れる感じになります。

キャブだけにしてみました。ご覧のとおりロボの腕が(なんなら脚も)丸出しになっており、あまり見栄えは良くありません。これらはトレーラーで隠れる部分なので、どうやらキャブのみという状態は想定していないアイテムということのようです。

ここに謎の5ミリ穴があって、ついエフェクトを付けたくなっちゃいます。

いろいろ武器を付けても良し。

【変形】基本的には単純な変形なのですが、この型といえばこのガイドレールでしょう。上下・前後にパーツを動かすんですが、「なんでこんな動きができるの?」とだまされているような不思議な気分になります。

【ロボットモード】シージ版ウルトラマグナスの最大の魅力がこちら。ダイアクロンから続くG1ビンテージトイの特徴だった「中の人がアーマーを着込む」システムが採用されたのです。やや複雑な描写になってしまうためかG1アニメでは中の人は完全にスルーされており、その後のリメイクアイテムもこの「白いオプティマス」か「青いガワ」のどちらか一方だけが採用されるということが続いてきました。それが両方楽しめるというのは、ウルトラマグナスおもちゃ史上でもまさに画期的な出来事だったわけです。

【アップ】白いボディに水色の差し色がマグナスの中の人の特徴。頭部は普通にカッコいいオプティマス顔です。全体のバランスは少しだけズングリなドスコイ体形。アーマー装着ギミックのため仕方ないのですが、ギリギリカッコ良く見える本当に絶妙なバランスなんですよね。きっと試行錯誤したんだろうなぁ。

【可動】可動ポイントとしては他の商品にひけをとりません。ただアーマー装着後を想定された可動になっているため、ヒザの位置がやや高くて下半身のアクションは窮屈です。

【付属品】白マグナス用として説明書に紹介されているのはこのブラスターのみ。といってもやっぱり大きいですけどね。シージ商品の武器には中2病的な名前が付いており、これは「RT-15 Stethoscopic Detector」。

エフェクトを付けて。

その他の武器についても、もちろん中の人が使っても構いません。こちらは2丁の「C-30 Magnetic Inducer Launcher」。

こちらはマグナスの肩に付いていることでおなじみの「W-HV-1000 Simulacrum Blaster」。

WFC版はさらにラング先生を付けて遊ぶこともできます。

さてそろそろアーマー装着と行きますか。シージ版で詳しく見ていきましょう。

トレーラー部を7つのパーツに分離します。

中のロボットも軽く変形させ、準備完了。ちなみにその準備は頭部収納、腰パーツひっくり返し、バックパック下げ、かかと収納の4行程。

脚アーマー装着、腕アーマー装着。脚はすんなりスライドで入りますが、腕は固いかも(個体差?)。しかも僕のは固すぎてはずす時に一苦労したので注意しましょう。

肩アーマーを装着、最後にボディアーマーをかぶせて出来上がり。この2種類は簡単に着脱できます。

ウルトラマグナス・アーマーアップ!!

【ロボットモード】アーマーを着込むだけあって、めちゃくちゃゴツくて強そうです。まさにウルトラマグナス!G1マグナスを元にディテールマシマシなハードSFテイストなのも今となっては個性ですね。

【アップ】なんというか、イラストでカッコいい時のウルトラマグナスw。シュッとした正統派イケメンロボです。

【可動】基本的に中の人と同じ可動。そもそもアーマーがなるべく可動の邪魔をしないように設計されています。それでも下半身はお尻のパーツが干渉したりして厳しめ。まあこれだけゴツければ多少は仕方ないですね。

【付属品】W-HV-1000 Simulacrum Blasterは肩にセット。ウルトラマグナスのシルエットにとって重要なワンポイントです。

C-30 Magnetic Inducer Launchersは両脚にセット。この武器はシージ版の新要素ですね。

RT-15 Stethoscopic Detectorは手持ち武器に。アーマード状態を想定した武器なので、サイズ感はバッチリ。

ウルトラマグナスフルバースト!どの武器もちゃんとエフェクトに対応しております。

シージのアイテムなのでアクセサリ類の拡張性も高め。いろいろ組み合わせできますよ。

本体もあちこちにジョイントがあるので、好きなように武装しましょう。

【バトルフィールドラング】ここでWFC版に付属しているバトルフィールドラングを紹介します。シージのバトルマスタークラス・ラングのリカラーで、どぎついクリアピンクが特徴。回路スキャナーという謎の物体に変形します。

【可動】腕と脚の付け根がボールジョイント。腰も回ります。

クリアパーツなので後ろから光を当ててやるとギラギラに光ります。それにしてもすごい色…w

付属エフェクトはなんと今回のオリジナルで、放電ぽい形。

一緒に遊ぶとウルトラマグナスの巨体が際立ちます。

普通のラングと。しかしなんでまたクリアピンクなんでしょう。

もうひとつの付属品として、エネルゴンキューブが3個付いています。G1アニメにはよく登場するアイテムですが、公式からはなかなか立体されないんですよね。なのでちょっと嬉しい付属品です。

サイズ感はこんな。グミみたいですw

これってもしかしてエネルゴンキューブ精製機みたいなイメージだったりします?

アースライズ司令官と中の人。ひとまわり小さいですね。顔の造形は負けず劣らずです。

ウルトラマグナス状態でも。とてもちょうどいいサイズ感だと思います。

例のシューティングシーン。

こちらは例のジャンプキック。

テーレーテレレレレー♪

シージ&WFCウルトラマグナスでした。この後KD版という選択肢が増えるわけですが、アーマー着脱タイプのウルトラマグナスでしかもカッコいいという驚異のアイテムだったんですよね。今となってはゴッドマグナス要素も差別化ができて良い感じです。いろいろ選べますから、お好きなマグナスをどうぞ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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