過去良品を振り返るシリーズ。今回はブラントとその同型アイテムたちです。シージウェポナイザーの紹介はこれでラスト!長くなりそうですが早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS SIEGE TRANSFORMERS WAR FOR CYBERTRON TRILOGY |
TAKARATOMY / HASBRO |
BRUNT POWERDASHER ZETAR DELUXE CENTURION DRONE |
2019/2021 |
シージSG-25ブラント(BRUNT)(2019)
【ロボットモード】G1トリプティコン(和名:ダイナザウラー)に付属していた支援メカ。シージのウェポナイザーはタイタンクラスアイテムを補完するアイテムから選ばれていました。もともとはトリプティコンの基地モードの一部を構成するパーツがタンクにもなるというメカでしたが、シージ化にあたって新たにロボモードを取得しました。
【アップ】モブ感しかない無機質な頭部がクールなブラント。オートボットのコグ・シックスガンがヒロイックだったのと対称的で面白いです。
シージ パワーダッシャーゼータ(POWERDASHER ZETAR)(2019)
【ロボットモード】旧ダイアクロンのドリルダッシャーが元ネタ。ダッシャーはプルバック走行ギミックを搭載した変形ロボで、3タイプ存在します。国内では当時品ラインナップとして紹介されることは少ないですが、北米ではロボットポイントによるメールオーダーで購入できたようです。
なおシージ版は海外では複数店舗限定のジェネレーションセレクトでの発売。国内ではタカラトミーモールにて予告無しに突然数量限定ゲリラ販売されました。
【アップ】商品としてはブラントの頭部チェンジ&リカラー。当時品を丁寧にオマージュしたレトロダサい顔が最大の魅力です。造形がとにかく良くて、無駄に気合が入っていますねw
WFCトリロジー ER EX-22デラックスセンチュリオンドローン(DELUXE CENTURION DRONE)(2021)
【ロボットモード】センチュリオンドローンまたはセンチュリオンドロイド。元ネタはG1アニメでベクターシグマを守っていた自衛ロボです。大量に出てきてオプティマスやメガトロンを手こずらせました。火力はそんなに無さそうでしたが、とにかくカタい奴らです。
ちなみに海外ではWFCトリロジーのハズブロパルス限定品でしたが、国内でタカラトミーモール限定で発売されたときはなぜかアースライズ限定品のナンバーが付されました。大量のボーナスアクセサリ(後述します)とセットで発売された異色のアイテムだったりします。
【アップ】センチュリオンといえばアニメではグリーンでしたが、今回はシルバー基調。というのも、直接的な元ネタはIDWコミックに出てきたセンチュリオンなんですよね。そもそもブラントのロボデザインが、IDW版センチュリオンそのものだったりします。つまり最初から出るのが決まっていたようなキャラというわけです。
詳細レビュー
【可動】腕が短くて窮屈ですが、脚部は結構広い可動域を誇ります。四肢がバラバラになるウェポナイザーのため、いじっているといろんなところがすっぽ抜けてしまいがちなのはご愛嬌で。
3体の並び。ゼータの頭部が異なるだけで、あとは全く同じ型です。
ブラントで真っ先に気になるのは手ですよね。カニバサミ風になっていて、ちゃんとクローは開閉できます。
絶対にパワーファイターですよねコイツ。
ズドーン!!
デフォで背中につけているブラスターは、もちろん別売りのエフェクトに対応しています。
ゼータの頭のドリルは、実は5ミリジョイントでつながっていたりします。なのでこんなドリルミサイル!ができちゃいます。
ドリルを付けるのに良さそうな5ミリペグがなかなか無いんですよね。とりあえずお腹に付けるとこんな感じ。
【ビークルモード】ブラントとセンチュリオンドローンは全く同じタンクに変形。ビークルモードに関してはG1トイ(TFwikiより)を模したものとなります。無骨な雰囲気がいかにもディセプティコン!
【ビークルモード】ゼータはビークル前方にドリルが付きます。パワーダッシャー3兄弟の中では比較的オリジナル(TFwikiより)に近いかな?特に上部の砲塔を外してしまえばかなり似ますよ。
砲塔の下に実はちょこんとロボの顔がのぞいているのがおわかりでしょうか。ちょっとカワイイw
もちろんエフェクトでメイン砲発射!がアツい遊び方です。
砲塔はグルっと回転及び上下に角度調整ができます。
ゼータの砲塔をとっぱらってみました。…イイかも!?
3台並べてみました。いかにもドローンという形状が魅力。同じ色でたくさんそろえてみたいです。
ウェポナイザーなので、ご覧のとおりバラバラに分解することができます。変形も基本的にはパーツを外して組み替えしていく感じ。
説明書通りのウェポナイズその1。チェイスは背中の5ミリ穴がパーツ干渉で使いづらいため、本来のバックパックパーツを左肩に付けてます。この武装の魅力は何といっても右手の巨大なキャノン砲でしょうね。メガトロンにも負けないぞ!
説明書の例その2。これまた巨大なロボットアームを背中に背負う形となり、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!
あとは適当に。普通に砲塔を手に持たせるだけでも大迫力!
そしてこの型の魅力はやっぱりアームとクローラーなんですよね。これはクローラースケーティングスタイルです!
お互いに単純にパーツを交換するのも楽しいです。
ビークルでも。カラフルタンクになりました。
ヤケクソ全合体じゃー!!
ボーナスアクセサリ
ここでちょっと流れを変えて、センチュリオンドローンに付属しているボーナスアクセサリを紹介していきましょう。それまでに出ていたアイテムを補完するようなファンサービス満点のアクセサリ類で、トランスフォーマーでこういった類の商品展開は非常に珍しいです。これっきりになってしまったのが残念なところ。また企画してほしい!
こちらは豆粒みたいなサイズのオプティマスプライム。クラウドファンディングユニクロンに合わせたサイズらしいですが、はっきり言って小さすぎて持て余しますw。紛失注意です。
印象的すぎるアドリブ武器、オプティマスのエナジーアックスとメガトロンのエナジーメイス。アースライズ用です。
これもER司令官用のローラーとイオンブラスター。そういえばERオプにはローラーが付いてなかったんですね。
ERオプのコンテナとからめて遊びの幅がグンと広がります。
イオンブラスターはERオプについているのよりも大きいサイズ。やたらデカくてブラスターというよりバズーカ。
サイドスワイプ用のバックパック。国内3話でオプティマスに強引に奪われ、あの迷場面が生まれますw
TF七不思議であるトランスフォームして小さくなったメガトロン。サイレンサーパーツははずすことも可能。…もしかして公式の銃メガトロンはこれが最後かもしれません。
バンブルビーのピストル。バズーカしか無かったので、これは嬉しい!
アイアンハイドが国内3話で披露したドリルガン。岩を崩すのに使われました。先端が3ミリジョイント対応です。
クリフジャンパーのグラスガスブラスター。グラスガスはクリフジャンパーの得意技で、腕やブラスターなどいろんなところからアドリブ演出的に発射していました。ブラスターは「マスタービルダー」回でデバス(テー)ター相手に披露。ちなみに国内では「スノーフロストガス」と言っているので凍らせるガスだと思ってましたが、原語名からするとガラス状に結晶化させる効果なのかな?
「氷漬けにしてやる!!」
「フハハハハハ!!」
ショックウェーブが使っていたレーザーガン。自身と同じ形状をしているんですよね。なお他のキャラに持たせればショックウェーブ本人として見立てることも可能。
こちらは国内2話で通信傍受に使っていたレーダー。これも3ミリジョイントに対応してます。
国内3話でジャガー(ラヴィッジ)を閉じ込めていたオリ。シージラヴィッジ型にちょうどのサイズになっています。
小サイズのオルトモードサウンドウェーブ(一番左)。潜入中遊びなどに…。
小サイズのオルトモードリフレクター。やっぱりメガトロン様に持たせてアレをやりたくなりますw
なお普通は5ミリペグを使って手に持たせられます。
エネルゴンキューブ2個。なかなか良いサイズです。片方は中身が減っているという凝りようで、さらによく見ると気泡が入ってるんですよね。エネルゴンってやっぱり液体なんでしょうか?
とこんな感じで遊びの幅を広げてくれる小物の数々でした。コストの関係で「あのキャラにあれが付いていない」という事例はまだまだあるので、繰り返しになりますが是非また同じような企画をやってほしいものです。
まとめ
ダイノベース防衛隊!ブラントはレジェンズダイナザウラーと組み合わせてこそですよね。
ビークルでも。どちらも紫で統一感があります。
というかフルチルトをブラントで武装するというのが真の遊び方なのかもしれません…!
ひとつだけある5ミリ穴を最大限活用。逆に想像力が掻き立てられます。
警報!警報!直ちに迎撃せよ!!
ダッシャー軍団勢ぞろい!これがまたうまいこと3種のウェポナイザーにあてはめたもんですねー。
ラストは同型3体でキメポーズ!
トランスフォーマーシージブラント型でした。ほとんど同じ3体なのですが、それぞれに個性的な商品性があって記事も長くなってしまいました。ウェポナイザーとして見るとパワー系のパーツ構成が特徴的で、いつものTFに装備させれば良いアクセントになりますよ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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